ORANGE★ペコリ

天童さ帰てきたんだず

川西町の土礼味庵へ-その参-

2013年07月01日 | いろいろ
江戸時代からの民家、「土礼味庵」


その囲炉裏端に萱森直子さんが現れました。



なんと着物の似合う人・・


ペコリはどんな音を聴くことになるんだろう




萱森さんがご挨拶なさっている間
時おり津軽三味線の糸がかすれる

そっか、これも瞽女さんが来たんだなって感じる
その季節になったのかと感じるものの一つなんだろうね

瞽女さんの旅のスケジュールは
決まっているもんなんですって。




最初に唄う「かどづけ唄」

いかにも「やって来ましたよ皆さん」と
聴く人の耳にしっかりと音を入れてくれた印象。


瞽女の人生、歴史、唄の種類など話しを合間に入れつつ
そして「八百屋お七」

話を盛り上げるでなく唄われる瞽女唄だけど

お七が裸馬に乗せられた娘に駆け寄る母の叫び
母をやってるペコリには染みましたー
涙つつー


まぁその。想像力をかき立てるという点においては
藤の木の絡む様子がモニャモニャ・・
ここは、えーゴホゴホ、ごほ

大変モニャモニャでした。


おしまいの唄は、瞽女宿を去る時の唄

虫の名前をサラリと唄うだけなのに
粋な感じの
三下りだったのかなぁ



瞽女宿だった民家の子どもの中には
瞽女さんの風呂のために
川から水をくみにやらされたそうな。

この唄を聞いて
やれ、これで終わりだ~
ホッとしたんじゃないのかしら



毎年、瞽女さんの唄を土礼味庵に聞きにくる方の気持ちが
なんだがわかります

蛍の季節になれば瞽女さんに会える
この川西町に足を運べば瞽女さんのあの唄が・・



いいねぇ





いや良くない、忘れてた!

瞽女さんの唄のあとは蛍の鑑賞会
そして着いた時から気になってた「帰り道」だ

うっかり忘れてたぁ




ぁ覚えてても変わりないか(笑)