ORANGE★ペコリ

天童さ帰てきたんだず

新作登場、べんべこ太郎

2005年11月24日 | 趣味
今日の読み聞かせは、叔母の紙芝居。
いや紙芝居は読み聞かせではない。
ちゃんと舞台があるのだ。
叔母の紙芝居を見ていると確信する。
だから、紙芝居の方が字を読みやすいからと言って
気軽に「じゃ紙芝居。」と変更できるものではない。

新作「べんべこ太郎」は田麦野に伝わる狸退治のお話。
現地取材に私も同行したが、こりゃ楽しい。
何かを探し求めるたー、わくわくするね。
そして作品となり、子どもたちの前に登場する。

昔語りは怖くて残酷な内容も多い。
親の言うことを聞かないとそういう目に会うんだな、
と昔の子なら納得もしようが、今は・・?
物の豊かな時代に生きる子どもの育て方を
私たちは手探りで試している。

昔語りを排除するつもりはない、
存在の意義?ポジションか?それがわからなくなった。
叔母の投げかけた問いは深い。

子どもたちには想像力が足りない、という意見も出た。
昔語りは、現代では悪になったとは言えない。
まして現役の親たちよりも年長、という世代の立場からいっても
叔母は語り伝える適任者ではないだろうか。

では何を恐れる?