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ポチの犬小屋

Macユーザーのポチによる、Vodafone702NK使用日記

留守電応答メッセージ作成

2005年05月13日 | 2.各種測定、自作物
OSXのスピーチ機能を使って喋らせた音声を、ファイルとして出力するText Readerをゲット。
せっかくなので、バージョン2になったAdvanced Call Manager(以下、ACM)用に
応答メッセージを作ってみよう。
OSXに入っているデフォルトの声の中には、ポエヤマさんのゴノレゴシリーズでお馴染みの
「Whisper」がある。ゴノレゴファンとして、これを使わない手はない。



ローマ字の組み合わせで試行錯誤を繰り返し、喋った内容がギリギリ分かる
と思われるレベルに到達。ACMで使えるように、QT ProでAMRに変換。
(完成品はこちらに公開中)



そのAMRファイルを702NKに送り、System/apps/acm/clips/の中に入れる。
ゴノレゴを知らない人には、ワケの分からない応答メッセージなので
分かる人達をグループ化し、この人達から電話があった場合のみ、このメッセージが
流れるようにACMの設定をする。ACMはver.2になってすごく安定したように思う。



ついでに吉野家Flashを702NKに入れておけば、酒の席の肴にもなるだろう。

ところで、ACMの新しいバージョンは、もう誰にでもおすすめ出来る、ていうか
本体留守録機能を付加する安定したソフトとして、かなりイイ線にきたと思うけど
相手の声を確認してから電話に出る、というような用途には使えないのが残念だ。
とはいえ、ソフトの進化と共に着実に実用性が増してきてる702NKは本当に
今までに無かった不思議な端末だ。スゴい。

H2Hのサントラを作る

2005年04月16日 | 2.各種測定、自作物
イマイチ面白くないDarxunの「Head 2 Head」(以下、H2H)
作り込みの甘さもさることながら、「7」がアクセルで「*」がバックギア
「9」がブレーキという変更不可のキー操作がまずありえない。(*1)



せめて音楽が良ければ救いになるかもしれないのに、レース中の音楽が一切無い。
ところがこのH2H、702NK上では余裕で動作してるせいか、裏でRealPlayerの
音楽を流しながらでもプレイ出来る。(ただし、終了時に再起動が必要)
ふーむ、サウンドトラックを付けてあげれば、もう少し盛り上がれるかも。



ループするようにしといて、再生後すぐにレースを始めよう。
しかし、RealPlayerを裏で動かしていると、ゲームのほうの効果音が鳴らなくなる。
レース中にエキゾーストが聴こえないのはさすがに寂しい。



そこでH2Hのsisを展開して、構成ファイルに入っているエンジン音やブレーキ音の
wavファイルを抜き出し、dpで並べてレースっぽい雰囲気をでっちあげる。
また、音楽は今回もReasonで作る。3.0になって、激しい曲を作り易くなったので
まさに今回のような用途にはうってつけ。コンプもキッツいのをかけられる。
効果音と音楽をミックスしたら、3g2に変換して702NKに送る。
(上の画面クリックでH2Hサントラ試聴ページへ)



とりあえず、このディアブロもどきみたいなマシンでテストラン。
各種設定時にはもう裏で、RealPlayerが今作ったサントラを鳴らしている。
なんとかエンジン音が入る前にレース画面まで進めたい。(本末転倒)
走り始めると、ストレートなのにタイヤが鳴いたり、激突してるのにエンジン音が
鳴り続けたりと違和感があるものの、そんなものは最初から想定の範囲内だ。

さて、H2Hは面白くなっただろうか?
残念ながら答えはノーだ。

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(*1)4/18追記
作者に「操作し辛い」とメールしといたら、キー操作を左右対称にモディファイした
バージョンのsisファイルが送られてきた。かなりイイ具合になった。
お礼に上記のサントラをもう少し作りこんで、最後に「Head to Head」という
タイトルコールを入れたmp3を送ってあげた(笑)
それに対する返事によると、作者はプロのサックスプレイヤーだったらしい。
音楽にはこだわりたいので次のソフトはmodフォーマットをサポートしたいのだそう。

Syntraxにしろ、このH2Hにしろ、S60のソフトは個人ベースで開発してるソフトが
多いせいか、フィードバックに対するレスポンスがとてもダイレクトだ。
何十通、フィードバックを送ったか分からない某iSyncは・・・。

Syntrax記録ムービー

2005年03月10日 | 2.各種測定、自作物
Syntraxの記録ムービーを作ってみた。

基本的にあまり凝ったことはしないで(ていうか出来ない…)、再生中の
Syntraxをそのまま撮っただけ。後ろでiTunesのビジュアライザを動かして
見た目ぐらいはちょっと賑やかにしてみたけど。それでもまだ殺風景だから
iMovieで適当なテロップも入れたり・・・。ああ、なんだかアップルの思うツボ。
曲はもちろんSyntraxで作ったものを素で録った。



↑スクリーンショットはこんな感じ。mp4と3gppでここに公開中。
うーん、やっぱり音がライン録りじゃないと鮮明さに欠けるな。
次回の課題にしておこう。

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追記:
KLAARの新作、上海ですか、そうですか・・・_| ̄|○

702NK用に着メロを作ってみよう

2005年02月19日 | 2.各種測定、自作物
702NK用に着メロを作ってみようと思う。
せっかくなのでバイブとシンクロするような曲にしよう。
まずはReasonで作って、その後にAIFF→AAC変換し、Bluetoothで送ることにする。

で、作り始めたわけだけど702NKの内蔵スピーカーで鳴らす上で
いくつか注意しなければいけない点がある事に気づいた。 

・音数は多くしない。多くするとグチャグチャになる。歪む。
・低音は出ない。キックやベースを前に出すためには無理にでもキツい音を使う。
・シームレスなループは諦める。どうやっても隙間があく。
・6630のイメージを壊さない。イケテる男女が運命の出会いをして
 浜辺で戯れてる時に鳴っても失礼の無い曲にする。→出典

また、バイブとシンクロするのは2・4拍目にする。
1・3にするとバイブが先行してしまうので頭にいらない音を入れて
1拍弱休んでからスタートする曲にする。(bpm118.16で32分音符ほどズレる)
それでも、702NKを手で持ってる時と机などの上に置いてる時などでは
バイブのタイミングが違って感じるので、厳密なシンクロは難しい。

で、試作品はここのページに公開中。
キックとベースが必要以上に立ってるのは702NKの内蔵スピーカーから出る事を
想定してるため。普通に聴くとかなり下品な音。

・・・作ってみて・・・
内蔵スピーカーで鳴らすと鬼のノーマライズがかかる。
三角波などのやわらかい音はそのまま再生されやすい。
キック、ベース、ハットなど低い音&高い音はマジで出ないか潰れる。

以上を踏まえて、気が向いたらまた作ってみようと思う。

702NKは音質もクリア

2005年01月19日 | 2.各種測定、自作物
先日は702NKの音量がデカい事を目で確かめてみたわけだが
今度は「音質」の部分を実際の周波数分布を見て、確かめてみようと思う。
オリジナルの波形と形が近ければ近いほど、音質はいい事になる。

まず、ソースになるのは「安定して持続する、人の声」がいいと思ったのだが
そんな都合のいいものは、なかなか無かった。
そこで、人の声に近い音を出せるAudionerdz社のVST Instrument「Delay Lama」を使う事にした。
VST Wrapper経由で、dpに彼等を3人立ち上げて、せーので、C2、C3、C4を発声してもらう。
さあ、みなさんご一緒に、、、


「ィェア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
う~ん、相変わらずイイ表情(笑)


そして、この合唱の周波数分布をdpのMasterWorksEQで見たところがコレ。
あまり滑らかでないね。ま、いっか。

次にこれが鳴っているモニタースピーカーの前に、固定電話の受話器を置き
T51および702NKに電話し、それぞれから聞こえる僧侶達の合唱を、先日の要領で録る。


結果・・・

 こっちがT51

 で、これが702NK

ほほお、両者とも700Hz以下がバッサリ切られてる。
どうやら800Hz~900Hzの再生能力はT51のほうが優れているようだ。
しかし、クリアに感じるのに必要な1kHz~2kHzまでの再現力は702NKがオリジナルに近い。
また、3kHz前後になるとT51はもはや再生すら出来ていない。
ここに702NKの通話品質の良さを確認出来る。

以上、かなりテキトーな測定だったかもしれないが、自分なりに納得のいく材料が出来た。
ていうか、夜中になんでこんなバカバカしい事をやっているのだろう。
早く寝よう・・・