観音めぐみのひとりごと

観音めぐみの感じたこと、あれやこれや・・イベントの裏話も・・?

心の介護

2009-07-15 19:59:17 | ひとりごと
 先日テレビでインドネシアから介護師として日本に来た女の子の半年を追ったドキュメンタリー番組を見ました。
 大変な介護という仕事をしに海外からやってきた彼女達。言葉の問題も当然ですが、施設に入居されている人生の先輩方もさまざまな家庭の事情等によって入居せざるを得ない事情があり、、、仕方のないことなんですよね。

 自宅で介護していても介護疲れで介護される側も介護する方も追い詰められてしまったり・・・悲しいことが起きてしまっているのも事実で。

 私の母も祖母の介護で大変でしたから亡くなった後もしばらくは母の体調の方も大変でした。病院へ行っても何処も悪くないと言われ、でも本人は胸が苦しいとか様々な症状が出ましたから。。。

 
 インドネシアから来た女の子は最初、彼女に冷たく当たってしまうAさんに戸惑っていました。Aさんは自分で歌詞カードを作っているくらいの歌が好きなおばあさんでしたが、自分の現状と向き合い、「私には夢も希望も無い!」「大好きな歌も歌いたくないくらい凹んでいる」と。。。


 毎日会話を重ねて触れ合っているうちにインドネシアから来た彼女を10歳で奉公に出されて苦労した自分と重ね合わせて「彼女が一番可愛い」と次第に心を開き一緒に歌を唄うくらいまでになりました。「あんたの辛さは私がよくわかっている。だから辛いことがあっても泣いちゃいけんよ!」と。

 「おしん」がヒットした時代がありましたが、昔は口減らしの為にみんな小さいときから奉公に出て家族を助けたんですよね、またそういう時代が来るのでしょうか?日本ではそこまでは無いとしても、本当に大変な時代ですね。頑張れば頑張っただけ報われる。お給料も上がって・・・夢がいっぱいそんな将来になってほしいですね

 「介護」と一口に言うけれど体のお世話は当然ですが、「心の介護」の方が本当に大変なんだと思います。

 私も今月21日は「ふれあいディサービス」でひとときの心の癒しを感じていただけるように懐メロなどを歌い、おじいちゃん・おばあちゃんと触れあって来たいと思います