物がなかなか揃わなかった時代には、構造物を作るとき、コンクリートと鉄筋の組合せではなく、鉄筋の代わりに竹を入れていたそうです。・・・というのを、型枠と鉄筋を組んでいる最中の現場のナナフシを見て思い出しました。そのままずっと居座られると、自動的に永久モニュメントに。別の現場では、コンクリート打設中に型枠から必死に逃げていったネズミや、コンクリートに埋め込まれたカブトムシを抜き出したら飛んでいった話など、命を掛けて記念を残したい生き物が後をたちません。そういった僕も、ちょっとした工具や大事なデータが入ったUSBメモリなどを埋め込んだ一人。鉄筋コンクリート造といえど、それだけが入っているとは限りません。