場所は宮古島のとある海岸。雑草で先が見えない階段につられて浜辺へと下りて行くと、階段の終着点にはジャンプ不可能な大きさの水たまり。「実は立ち入り禁止なんです。」と言わんばかりのそれは「北京に行ける陸上跳躍選手」か、「長靴を履いた絶対観光客じゃない人」しか通しません。仕事と飛行機の合間の時間で見つけた「珍スポット」。どうしても海岸に下りたい人は、裸足でどうぞ。
去った2月7日（旧暦1月1日）に、ばあちゃんのカジマヤーのお祝いがありました。数え年で97歳になった人のお祝いで、風車を飾ってご馳走や踊りでお祝いをし、記念品贈呈が役所からあるなどなかなか難関の素晴らしいお祝いなのです。子や孫を数えると、30名以上になり、お祝いにあやかった人達もカジマヤーをするとなると、あと数年の人から90年以上頑張らないといけないひ孫たちまで様々です。メタボがどうとか色々ニュースとかで聞きますが、こうやって楽しく過ごしているうちに、あっという間にみんなカジマヤーが来たりして、とか思ったりするお祝いでした。
16日祭のことです。みんなでお墓に集まって、お酒を飲んだりご馳走を食べたりしてご先祖様の話をしたりする行事のことで、もちろんこの日は打合せとか、仕事とかは「16日祭だから」の一言で別の日にしたりする事が出来る、とってもいい沖縄の行事のひとつです。（ちなみに、プラントプランは沖縄行事日は全てお休みです。あしからず。）そういうわけで、新聞の広告欄は「16日祭のオードブル」の文字でいっぱいです。飛行機に乗る人は、窓から「全島的なお墓での酒盛り」を見るのも楽しいかもしれません。