今年最後のロケは久方ぶりの熊本だ。
長年の付き合いで、熊本スタッフはいつも同じ面体。
今回は空撮ができる秘密兵器ラジコンヘリの
「マルチコプター」を持って、5名が熊本空港に集結してくれた。
本当にありがとう。
私のような監督に、よくぞそこまでしてくれたと感謝しかない。
マルチコプターは、比較的安価で電気式なので、
四枚羽根だがカメラへの振動がない。しかもジャイロも付いている。
スマホで状況を見ながら、撮影ポジションを遠隔操作できる優れモノだ。
ハイビジョンカメラの小型軽量省電力化が、
マルチコプターを産んだともいえる。
最近は撮影プロダクションの必須アイテムになっている。
農業分野では農薬散布用に開発された
GPS付きの六枚羽根も出ている。
先月四国の展示会で実物を見たが、
5リットルの液剤を積んでも安定した力強い飛びを実現していた。
しかもGPS付きなので位置情報を入力すれば
畑の畝にそって正確に散布してくれる。
農薬散布専用機
新兵器の登場に「ええい、ままよ」と居直り、空撮から始めた。
従来は空撮といえばヘリコプターで飛んで撮影する
1時間30万円コースだったが、
いまやマルチコプターでヘリコプターよりも多彩な映像が撮れる。
もちろんオペレーターの腕にもよるが、
マルチコプターのワンカットは作品に非常に厚みを増してくれる。
約1時間かけて8カット程を撮ったら、
それを柱にして他のカットを撮る。
ちなみにヘリコプターの空撮は作品に高級感を与えるが、
マルチコプターは作品に理解度と厚みを持たせる。
従ってマルチコプターで撮影した素材を柱にして
構成することも可能になる。
1分程度のイメージ映像ならマルチコプターで撮った
映像だけで十分構成できる。
演出構成面からも、費用対効果からみても、
ヘリコプターよりもマルチコプターの方が遥かに魅力的である。
街中では風にあおられやすく機体をコントロールしにくいので
多少危険性はあるが、外ロケでは移動車やクレーンよりも
機動力があり低価格。必需品だ。
今日は晴天にも恵まれ、撮影は快調に進む。
普段から助監督よりも走る監督だがこの日は天気もよく、
撮影している間を縫って次の段取りに走りまくった甲斐があり、
午後13時半には撮れ高120%!
加えて私の十八番であるインタビューも撮れ、撮れ高150%。
編集は撮ったものでしか仕上げられない。
しかし今回は撮れ高150%。
これで駄作になるなら監督失格である。
あとは仕上げをごろうじろ!任せなさい!!
間違いなく商品PR作品としては、
A級作品(☆☆☆)に仕上がることだろう。
熊本スタッフには感謝を残し、
満足感のみをボンバルディア機に載せて、熊本空港を後にした。
長年の付き合いで、熊本スタッフはいつも同じ面体。
今回は空撮ができる秘密兵器ラジコンヘリの
「マルチコプター」を持って、5名が熊本空港に集結してくれた。
本当にありがとう。
私のような監督に、よくぞそこまでしてくれたと感謝しかない。
マルチコプターは、比較的安価で電気式なので、
四枚羽根だがカメラへの振動がない。しかもジャイロも付いている。
スマホで状況を見ながら、撮影ポジションを遠隔操作できる優れモノだ。
ハイビジョンカメラの小型軽量省電力化が、
マルチコプターを産んだともいえる。
最近は撮影プロダクションの必須アイテムになっている。
農業分野では農薬散布用に開発された
GPS付きの六枚羽根も出ている。
先月四国の展示会で実物を見たが、
5リットルの液剤を積んでも安定した力強い飛びを実現していた。
しかもGPS付きなので位置情報を入力すれば
畑の畝にそって正確に散布してくれる。
農薬散布専用機
新兵器の登場に「ええい、ままよ」と居直り、空撮から始めた。
従来は空撮といえばヘリコプターで飛んで撮影する
1時間30万円コースだったが、
いまやマルチコプターでヘリコプターよりも多彩な映像が撮れる。
もちろんオペレーターの腕にもよるが、
マルチコプターのワンカットは作品に非常に厚みを増してくれる。
約1時間かけて8カット程を撮ったら、
それを柱にして他のカットを撮る。
ちなみにヘリコプターの空撮は作品に高級感を与えるが、
マルチコプターは作品に理解度と厚みを持たせる。
従ってマルチコプターで撮影した素材を柱にして
構成することも可能になる。
1分程度のイメージ映像ならマルチコプターで撮った
映像だけで十分構成できる。
演出構成面からも、費用対効果からみても、
ヘリコプターよりもマルチコプターの方が遥かに魅力的である。
街中では風にあおられやすく機体をコントロールしにくいので
多少危険性はあるが、外ロケでは移動車やクレーンよりも
機動力があり低価格。必需品だ。
今日は晴天にも恵まれ、撮影は快調に進む。
普段から助監督よりも走る監督だがこの日は天気もよく、
撮影している間を縫って次の段取りに走りまくった甲斐があり、
午後13時半には撮れ高120%!
加えて私の十八番であるインタビューも撮れ、撮れ高150%。
編集は撮ったものでしか仕上げられない。
しかし今回は撮れ高150%。
これで駄作になるなら監督失格である。
あとは仕上げをごろうじろ!任せなさい!!
間違いなく商品PR作品としては、
A級作品(☆☆☆)に仕上がることだろう。
熊本スタッフには感謝を残し、
満足感のみをボンバルディア機に載せて、熊本空港を後にした。
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