音のしっぽ

音楽のこと、娘のこと、日々のつれづれ♪

あたらしいいのちに

2007-04-04 | 本 マンガ
二人の娘達は、もう成人もとっくに過ぎ、
孫が出来てもいい年になった。
誤解なきよう・・・
できちゃったということではありません。
知り合いが、もうすぐご出産なので書いてみたくなりました。

痛いことは大の苦手。
痛い話を聞くことも読むことも見るのもイヤな私が
当然、出産を迎えるにあたって、喜びと同時に痛さに対する不安がありました。

そんな不安を救ってくれたのが
毛利子来さんの「赤ちゃんのいる暮らし」という本でした。
その中にのっていた詩。

あたらしいいのちに

作 吉原幸子

おまへにあげよう
ゆるしておくれ こんなに痛いいのちを
それでも おまへにあげたい
いのちの すばらしい痛さを

 ~略~


わたしは耐へよう おまへの痛さを うむため
おまへも耐へておくれ わたしの痛さに 免じて



他にも、この本には救われる文がたくさん載ってました。
だから、20年以上たった今も大切に置いてます。

痛みに耐えようと思った私は
巨大児でかなりの難産だった長女でしたが
出産した、その日に
「これだったら、もう一人産んでいい」と思ったのでした。


無事に元気な赤ちゃんが誕生しますように