缶詰だけど、それが何か?

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DoaU416日目_Part4_悲観論者が瀬田までの246を空から眺める

2010-04-21 18:46:17 | 歩道橋
A pessimist is simply an informed optimist
悲観論者は単に情報に通じた楽観主義者である。

何もわからずに嘆き悲しむ人なんていない。
今の状態から未来を予測する、あれやこれやと悪い材料を片っ端から集めて。
結果、未来はこんなに悲惨だ、そう嘆く訳である。
ただ、いい材料だってあるハズなのだ、いつだって。

深沢歩道橋を下り車線側に下りて150m。



用賀歩道橋
明るくなってきたのは天気のせいだけではない。
両側を覆っていたビル群、上り車線側から無くなったせいである。
上空はまだ首都高が覆っているけれど。



用賀駅方面
歩道橋をとこどこ上って、上り車線側に移動すると
用賀駅のサンマイクロシステムズが見える。
片目が開いた、そんな感じにようやくなる。

上り車線側に下りて、進むこと300m。



用賀第一歩道橋
首都高の呪縛からようやく解放された・・・のはいいけれど、
代わりに雨脚が強くなる、ったく、どうなってんのよ。



渋谷方面
用賀歩道橋から250mぐらい、用賀上町通りとの交差点・用賀一丁目交差点上で、
首都高は大きく右にカーブ、環八歩道橋の上空を抜けて東名へとひた走る。
この用賀上町通りは家からOKストアに向かう時に通る道。
けっこうな渋滞ポイント。
そして、これまでガラガラだった246の上りにも渋滞が発生しつつある。



二子玉川駅方面
すぐ先、246に沿って描かれる横断歩道の真ん中を矢沢川が流れる。
右の上り車線側は暗渠化されているけれど、下りは川のまんま。
3週間ぐらい前だったら、サクラがキレイだったろうなあ。
で、矢沢川沿いを進むと等々力渓谷へ、そして多摩川へと流れて行く。

左の下り車線側に下りて、300m。



用賀第二歩道橋
片側3車線の玉川通りを跨ぎ、階段はそれぞれストレート型が1脚ずつ、
歩道も広いから、階段下部も狭められていないし、極めて単純な作り。
てか、大橋歩道橋を除けば、基本はすべて変わらない。
246の幅員で変わるぐらいでしかない。



渋谷方面
右の下り車線側にブリヂストンのタイヤ館、
上り車線側にはイエローハット、ちっちゃい自動車整備工場が多くなる。



二子玉川駅方面
この日の終着点としていた瀬田歩道橋がもう目の前にある。
246を直進するには真ん中2車線にいないと、瀬田陸橋をくぐれない。
ただ、路駐が多いのだ、この辺、下手に左車線にいると、
ウィンカーをカチカチ出さなければどうにもならなくなる、ったく。

右の上り車線側に下りようと階段へと進む。



マンションの間から、成長しきった二子玉川ライズが望める。
ああ、そういう位置関係か、ちょっと納得する。
そこで、携帯が震える。

はよ、帰ってこい
当たり前の文字が表示される。
はいはい、わかりましたよ。
瀬田歩道橋へと向かいながらグーグルマップを開く。
たぶん用賀駅が一番近いはず、そう思いながら。



瀬田歩道橋
この歩道橋、やっぱり好きなんだよなあ。
ただデカイだけじゃなくて、階段の湾曲具合が美しい。
ちょっとだけ上るか、この先、何をしでかすか、なんて予想もせずに。



用賀方面
サンマイクロシステムズの辺りに用賀駅。
そしてそこへ向かう通り、今では都道427号となっていて、
ココが起点となり、練馬までクルマで走って行けるけれど、
かつては玉電が走っていたし、さらに遡れば、この道が246の旧道。

さて帰るか、そう思って振り返る、よせばいいのに。



二子玉川駅方面
瀬田陸橋をくぐり抜けてきた246が顔を出す。
で、なんだよ、アレ。
目の前に歩道橋と同じ形状の橋が架かっている。
歩道橋じゃないよなあ、そう思い込もうとする。
でも、代田歩道橋の例もある。
橋の部分に瀬田二丁目の文字もある。

たぶん悲観論者なのだ、オレは・・・いえ、ウソです。

DoaU416日目_Part3_頭上すれすれに首都高な歩道橋列伝

2010-04-21 15:50:55 | 歩道橋
アイスランドの火山が噴火したのは数日前。
ようやく飛行機は飛びはじめて、よかったね、だけれど、
アイスランドの人々はまだまだ暗黒の中で生活している。
しかも、この先の生活だって暗黒だ、すべてが火山灰に覆われて。

散々な思いでらーめん むつみ屋を出て、ちょっと戻る



池尻歩道橋
これは上り車線側から横断して下り車線に移動してパチり。
片側3車線、駐輪場を兼ねた中央分離帯を跨ぐ。
階段はストレート型がそれぞれ1脚ずつ。
2本の鉄骨で支えるタイプである。

ここからはホントに首都高の下部と246しか見えない。
ホントに風景が見えない、両側はマンションやビルだし。

池尻歩道橋から500m。



三宿交差点
都道420号との交点。
左折して北上すれば、中野富士見町からちょっと進んで
都庁が見えた空き地の横を抜けて中野へと出る。
右折して南下すれば、世田谷公園はすぐそこ、
その向かいぐらいに志賀勝栄のシニフィアン・シニフィエ
さらに進めば第二京浜の戸越3丁目歩道橋の付近を通過して、
京急鮫洲駅の北、第一京浜との交点、南品川三丁目交差点へ向かう。
もちろん中野にも鮫洲にも用はないので、ずんずん進んで350mぐらい。



太子堂歩道橋
テレ朝の「題名のない音楽会」を収録している人見記念講堂がある
昭和女子大の辺りに建つ歩道橋。
ストレート型の階段が1脚ずつ、まあ、普通の歩道橋。



渋谷方面
首都高渋谷線の三軒茶屋インターが見える。
駆け上がるトラック、どこ走ってんだよ、あぶねえなあ、ホント。

左の上り車線側に下りて、約350m。



三軒茶屋交差点
世田谷通りとの交点であるこの交差点で、
南西に進んできた246は南南西へと向きを変える。
もちろん、オレも南南西に向きを変えて1km。



上馬歩道橋
中央分離帯がすっきりとした玉川通りを跨ぐ。
階段はストレート型が1脚ずつ。
これまで橋脚は鉄骨2本だったけれど、
ここから通常の円柱の鉄筋コンクリート製になっている。

下り車線側に下りて100m。



上馬交差点
都道318号、環状七号との交点になる。
もちろん高円寺にも行きたくないし、平和島にも行きたくない。

そのまま400mぐらい進む。



駒沢大学駅前交差点
自由通りの起点がココ。
南南東にひたすら走って、中原街道の雪谷大塚が終点になる。

すでに15時、16時過ぎには家に向かわなければならないけれど、
あと1時間ぐらいは進める所まで進もう。
てか、次の歩道橋はもう見えてるし。



駒沢歩道橋
駒大の学生がやたらと多くて、デジカメが凶器に思えてくる。
ホントに間隙をぬって、ぱちりとやらないといけない、めんどくせえ。

またも歩道に降り立つ階段が狭くなる構造、
さほど歩道は狭くないんだけれど。

歩道橋を渡って今度は上り車線側に下りる。
400mぐらい進むと新町一丁目交差点。
角には夏の必需品・稲川淳二の焼肉屋、まだやってたんだ、ちょっと驚く。

すぐに次の歩道橋が見える。



新町1丁目歩道橋
この辺りから首都高の補修が行われていて、橋脚の部分が撮影の邪魔をする。
上り車線側からだと得体の知れないことになるので、下り車線に移動して。
この南側に深沢小学校があるせいか、自転車との事故防止のためだろうなあ、
赤いパイプですぐに子供が飛び出さないようにしてある。

下り車線側を500mぐらい進む。



新町2丁目歩道橋
今度は深沢中学校の生徒のためかな、赤いパイプは。
目の前を中学生が駆け上がって行ったし。

中学生の後を追って、今度は上り車線側へと渡る。
すぐに呑川、反対の下り車線側はさらさらと流れているけれど、
上り車線側は暗渠化されて、呑川の上が遊歩道。
その先に、右手にサザエさん通り、246から右折すれば、
2本目の角で左に曲がれば長谷川町子美術館がある。
シズラーの斜向いにジョリーパスタ、ロイホとファミレスがある中、
デザインをする人には有名なTooの本社がある。

新町2丁目歩道橋から約500m。



深沢歩道橋
ここも南側に桜町小学校があるため、がきんちょがうろうろ。
はよ、行ってくれ、ホント。時間がないんだって。

歩道橋からの景色はまだまだ暗黒。
コンクリートと補修用の木材が目の前を覆い尽くす。
ただ、深沢歩道橋という名前だけれども、住所表示はもう用賀。
瀬田までもうわずか、さあ進みましょう。

DoaU416日目_Part2_らーめん むつみ屋(ラーメン/池尻大橋)

2010-04-21 13:28:29 | 食べ歩き
10年前、北海道に転勤した同僚SS。
そして札幌で会議をすることになって、みんなで行った。
1日目、普通に毛ガニを食べたりした。
翌日、飲んでシメでラーメンだ、そういう流れになった。
話題のラーメン屋に行こう、そういう話になった。
こっちだと思うんだけど
SSはそう言うけれど、いや、そっちじゃねえよ、とオレ。
北海道は3回目だったけれど、なぜか知っていた。
ただ、ヤツは誰よりも札幌のことは知っているはずだ、
年上の周囲はそう言う、だってそういう仕事だから。
で、迷子。
だからさあ、こっちだって、そう主張しても末っ子の立場は弱い。
結局、入ったのは味の時計台、バカだろ?
てめえ、歩けよ
長兄たちはそう罵るけれど、末っ子の言うことも聞けよ、ホント、
そうブーたれながら、やっちまった感てんこ盛りのラーメンをすすった。

大橋歩道橋から500m、池尻歩道橋にたどり着く。
まだ3つ目だけれど、まだ渋谷から2km弱。
だけれど、気付けば13時40分。
そう出発が遅かったことにようやく気付く。
歩道橋の手前に龍の子という、いかにも街の中華料理屋、いいかもしれない。
先に進むと明らかにチェーン店と思しき店。
どっちに賭けるか?
新世代・北海道ラーメンを買ってみることにする。



らーめん むつみ屋
この外観でヤバいと気付けよ、ホントに。
13時40分とはいえ、先客は1人だけだし、ああ、やっちまった。

最近の食券機ではなく、入って左にカウンター、右にテーブル席。
カウンターは、246を眺める席と、それに背を向ける席。
変なラーメン屋だな、そう思いながら見回すこと5分。



たっぷり野菜たんめん(690円)
いやはやどうにも
おざなりな感じの仕上げ。
キャベツの芯、ホントにごっつり芯だよ、噛むのもイヤになるぐらい、
いや、噛まないよ、食べるものではない、出汁にするぐらいだ、そこは。
葉の部分だって4枚ぐらい重なってる。
スープは何の味だかわからんし、麺はただ太いだけ。
690円という微妙な値段、文句を言っていいのか悪いのか・・・。

北海道はズルい、素材がウマ過ぎるのだ。
ただし、調理をした瞬間に2局化する、うまい!それはかなり稀だ。
時計台に陥る、その可能性が圧倒的な高さを誇る。
そして誇ろう、圧倒的な可能性の高さを引いたことを。