Neroliの日記

Neroliは好きな香り。大好きなフィギュアスケーター羽生くん、エンタメ(歌舞伎・映画)、初孫のことを日記に書いてます。

松竹チャンネルで期間限定配信 スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』

2020年04月18日 | エンタメ(歌舞伎etc.)
【期間限定配信】スーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』中村隼人 ハイライトエディション @京都南座Super Kabuki II SHINPAN OGURI Highlights Edition



京都南座で収録のスーパー歌舞伎Ⅱ『新版 オグリ』

市川猿之助フルバージョンと

中村隼人ハイライトエディションを期間限定配信中です!



早くからチケットをとって

舞台を楽しみにしていた猿之助さんと隼人さんのオグリ


公演中止になってガッカリしていたら

松竹チャンネルで期間限定配信!


舞台の熱気を直接肌で感じることは叶いませんでしたが

おうち時間にじっくり堪能しています

何度も見ることができるのは嬉しい♪



どちらのバージョンも素晴らしかったです

主人公の成長の物語でハッピーエンド


ストーリーと演出の面白さに

役者さんたちの魅力で

あっという間に終わってしまう感じ


オグリの心の葛藤が丁寧に描かれているから

納得のラストでした


猿之助さんと隼人さんを楽しみにしていて

まったく異なる二人のオグリに魅了されましたが

途中から

新吾さんの照手から目が離せなくなってしまいました




実際に生で観たら

泣きすぎて、えらいことになってたと思う・・・

それほど、心掴まれました


すらっと背が高く

面長のお顔はパッと見まんま女の子らしい女形というわけではないのですが

見れば見るほど

心根も姿かたちも

なにからなにまで

これが本物の照手なんだろうなと思えてきます


姿かたちの美しさだけではなく

純粋な心根の美しさが透けて見えるよう


よく通る美しい声

表情から仕草から

なにからなにまでほんとうに可愛らしくて

虜になってしまいました


新吾さんと

照手のキャラクターがぴったり重なって

演技に見えなくて

本物の照手にしか見えなくて

とても魅力的で

説得力がありました





自信に満ち溢れ強かったオグリが

自らの過ちのせいで

なにもかも失って

餓鬼病みの姿で娑婆に戻され


ひとの情けにすがるしかなく

生きる意味を失いかけたとき

再び照手と巡り合って

真心にふれて

真の生きる意味を知る



真っすぐでたおやかな照手と出会わなければ

大事なものに気づくことはできなかっただろうし

再生の物語にならなかったはず・・・



やっぱりハッピーエンドはいい♪


大好きな「オグリ」でした









#新版オグリ#市川猿之助♯中村隼人#坂東新吾

いまスポーツにできること JOCから羽生くんの肉声メッセージ

2020年04月18日 | フィギュアスケート
日本オリンピック委員会から

羽生くんの肉声メッセージが届きました



フィギュアスケートの羽生結弦選手からのメッセージです✨⛸#いまスポーツにできること #SportsAssistYou #Staystrong #Stayhome pic.twitter.com/ASplkSQW7V





飾らない素顔の羽生くん

髪が短くなってて可愛いい(笑)


優しい眼差し

穏やかな口調


どんなときも寄り添う姿勢を忘れない羽生くんだからこその

温かくて思慮深くて

まっすぐなメッセージが

心に沁みる(涙)

めちゃくちゃ元気をもらいました!!




わが家は

仕事上感染リスクを避けられない家族に加えて

妊婦さんがいるので

なにかと不安になりますが

免疫力アップのためにも!

羽生くんの映像、画像、記事は心のオアシス♪

ほんとうにありがたいです






神番組「羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~」

地上波放送が決定したようです

BSで見ることができなかった母に早速伝えたところ

大喜びしていました



フィギュアスケート羽生結弦選手の特集番組についてお知らせいたします。
「羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~」がNHK総合でも放送されることになりました。
4/29(水)22:00-23:20 NHK総合
再 5/4(月)8:00-8:50、9:00-9:49 NHK BS1 #フィギュアスケート pic.twitter.com/jNXDBDbtIZ




そして

眼光鋭い羽生くんが表紙のこちら!

Ice Jewelz vol.12 



延期になっていた世界選手権年内開催の中止が正式決定して

練習拠点が閉鎖になっている現状に

手ばなしで喜ぶのははばかられますが・・・


羽生くんインタビュー記事の

「新しいプログラム」という文字に

心躍りました!!




羽生くんらしい、羽生くんならではの

思い入れたっぷりのプログラムの完成を

心待ちにしています





衛星劇場ステージアワー特選歌舞伎  新春浅草歌舞伎平成30年1月 双蝶々曲輪日記~引窓

2020年04月03日 | エンタメ(歌舞伎etc.)
猛威をふるうコロナウイルスに

社会全体が長期戦を強いられるなか

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?



家族の仕事に深刻な影響がでて

個人的には

ここ数日、眠りがとても浅いです(涙)




専門家の方がおっしゃるように

■3つの密(①密接場面②密閉空間③密集場所)を避けて

■「その行動は今やるべきことですか?」と自問自答しながら

不要不急の外出を控えなければなりませんね



さすがに

この状況下では

春ものを買うという物欲もわきません↴



京都南座3月公演「オグリ」

後半の公演中止発表がぎりぎりだったので気を揉み

この状況では仕方なかったかもしれませんが

ほんとうに残念でした(T_T)




こんなときでも

月曜日から金曜日までの4時から6時に

家で毎日楽しめるのが

衛星劇場ステージアワーの特選歌舞伎♪




先日放送された

新春浅草歌舞伎平成30年1月の

「双蝶々曲輪日記~引窓」
(たつちょうちょうくるわにっき~ひきまど~)


出演:中村歌昇 中村米吉 坂東巳之助 中村隼人 中村歌女之丞
   尾上松也

八幡の里にある南与兵衛の家に、濡髪長五郎が人目を忍んで訪ねてきた。長五郎は実は与兵衛の義理の母であるお幸の実子なのだった。お幸は長五郎に与兵衛を紹介したいと話すが、これから長崎へ下るので暇乞いに来ただけだと対面を断る。そこへ与兵衛が帰宅し…。郷代官として南方十次兵衛の名を継いだ与兵衛は殺人の罪を犯した長五郎を召し捕るよう命じられるが、長五郎がお幸の子であることを覚り見逃す。

与兵衛の母を想う温情、実子と義理の息子との間で苦悩する母、夫と姑の間に挟まれる女房。それぞれの家族の苦悩と葛藤が義太夫で見事に描かれており、皆が互いに思いやる情愛に溢れた世話物の名作。
  【衛星劇HPより】




自分のような初心者には

難解な台詞、言い回しで

ストーリーがわかり辛かったりもするのですが



「引窓」は

登場人物それぞれの心のひだを丁寧に見せてくれるので

最初から、物語にすーっと入ることができました



前半の

お幸とお早の、放生会を前に浮き立つ嫁姑のやりとりや

突然実の息子濡髪長五郎が現れると

どこか浮かないそぶりが気になりながらも

大喜びで涙するお幸の様子


出世が決まって帰宅した与兵衛の照れながらも誇らしげな様子に

与兵衛にそっくりだったと亡き夫を懐かしむお幸と

若いふたりの仲睦まじい様子に

微笑ましくて幸せになりますが



後半

濡髪から真実が告げられると

空気が一変・・・

4人の心の葛藤が始まります



実の母親を慕い

義理の弟を想い

松也さん演じる濡髪の苦しい胸の内

優しい真心に涙(涙)




歌女之丞さん演じるお幸の

実の息子と義理の息子、両方の幸せを願って葛藤し

人の道を踏みはずすことを思いとどまって

実のわが子に縄をかける苦しさ、切なさが

痛いほど伝わって

涙、涙・・・



ひとがよさそうで可愛げはあるものの

すこし頼りなさそうにも見えた与兵衛が

お幸の心情をしっかりくみ取って

最後

濡髪を逃がしたのは

胸が熱くなりました(涙)



引窓を使ったスリリングな演出と

投げたお金が当たってホクロがとれる場面は拍手喝采!


このご時世

ハッピーエンドはホッとします


後味のよい素敵なお話でした






去年の今頃

ステージアワーで「引窓」を初めて見たときに

あまりの美しさに目を奪われたお早さん!


もと遊女らしい艶っぽさに

気立てがよくて

ちゃめっけのある可愛らしさ

どこかおおらかさを感じさせる女方に一目ぼれでした



歌舞伎の女方(女形)は

男性からみた理想の女性像がデフォルメされているので

物腰も口調も

本物の女性よりもはるかに女性らしいのですが

米吉さんは、生まれ持ったお顔立ちと雰囲気が

女方になるべくして生まれたような美しい方!



数少ない歌舞伎観劇でも

舞台上の役者さんたちの

画面を通した比ではないくらいのオーラと美しさに感動しまくっているので

生のお姿を拝見できるのを

楽しみに待ちたいと思います(^.^)




中村米吉オフィシャルブログから一時お写真をお借りしました

※後ほど削除させていただきます




羽生くんシニアデビュー初戦2010グランプリシリーズNHK杯SP「ホワイト・レジェンド」

2020年04月01日 | フィギュアスケート
羽生結弦 10年間の軌跡~NHK杯フィギュア~



2010年NHK杯

羽生くんの記念すべきシニアデビュー初戦の演技

SP「ホワイト・レジェンド」



会場の客席がガラガラなのは隔世の感がありますが


まだあどけなさが残る初々しい15歳でも

羽生くんは「羽生結弦」!

しみじみ感じ入ってしまいました




当時の阿部奈々美コーチが

優雅さと強さをあわせもつ羽生くんのために選んだプログラム



ヴァイオリニスト川井郁子さんが

「白鳥の湖」を和にアレンジした「ホワイト・レジェンド」は

哀愁と激しさを帯びていて

太鼓と二十五弦筝の音色が幻想的で


透明感のある羽生くんの

情感あふれる演技ととても合う!




川井さんはヴァイオリンを弾いていると

音に誘われて気持ちが飛翔したり

満たされたり、あるいは昔の切ない思いが蘇ってきたり

音楽は別世界へといざなってくれる大切な存在だと

おっしゃっていましたが


羽生くんの演技は

「ホワイト・レジェンド」の世界観を存分に表現して

異次元の世界にいざなっていました



磨き抜かれて風格を増した25歳の演技と比べると

粗削りな部分はあるかもしれませんが

内に秘めたものを伝えようとする気迫

情熱がほとばしっていて

魂ごと吸い寄せられるようでした



このときはまだSPの4回転はありませんが

ジャンプの美しいこと!!



コンビネーションの3回転ルッツの着氷がすこし乱れたものの

成功した最初のトリプルアクセルと最後の3回転フリップは

何度見てもスカッと気持ちがいい!!



高さと幅があって

踏切りも空中姿勢も着氷も流れも

なにもかもが素晴らしく美しかったです



若い選手はダイヤモンドの原石に例えられるけれど

透明度の高いカラーレスなダイヤモンドでも

丁寧にカットして磨かなければ輝きません・・・




15歳の羽生くんは

まぎれもなく天性の光りを放っていたけれど

シニアで10年!

競技の世界で

さらに輝きを増した演技を見せ続けてくれていることが

ほんとうに嬉しくて幸せで

しょっぱなから

涙、涙・・・




最高の時間をありがとうございました




※動画はお借りしました