Neroliの日記

Neroliは好きな香り。大好きなフィギュアスケーター羽生くん、エンタメ(歌舞伎・映画)、初孫のことを日記に書いてます。

テレビ東京 羽生結弦プロ転向表明後独占インタビュー#2  書き起こしと感想

2022年09月03日 | フィギュアスケート

 

書き起こし

 

インタビュアー:会見で平昌が終わってから毎試合プロになるかどうしようか

 

羽生くん:ふふ、そうですね

 

インタビュアー:悩んでたとおっしゃっていましたけれど、悩んでここまで戦うっていうことを選んできた理由ってなにかありましたか?



羽生くん:まあやっぱり4A降りたいなぁっていう気持ちは強くありました。

あの、競技会で4回転半というものをしっかり成功させて、まあそれで終わるんだぁって自分の中では思ってて。

まぁ実際そうしようとずっと思いながら、ああ跳べなかったなぁとかって思ってあー、じゃあまた頑張ろうみたいな感じだったりとか。

逆にその、競技会でその、自分が努力してきたことのその、なんだろ評価値だったり、またなんかその過去の自分と比べてみてどれだけ上手くなったかとかいろんなことを、自分の、自分自身の評価と、あとは結果としてのスコアとしての評価といろいろ並べながらいろいろ考えてて、まぁ正直キス&クライですごくなんか、昔みたいに無邪気にやったーって喜べる機会がなくなってたっていうのは正直あって、いろいろ苦しかったことは苦しかったですね。

でもなんか、そういう中でなんか言葉は悪いですけど、自分って必要されてないのかなぁって思った時も正直あって、あぁもう羽生結弦早く引退しろって言われてんのかなみたいなぐらいの時もあって、辛いなーって思ったことはもちろんあったんですけど。

でもなんか自分の中では4回転半を降りてやめるんだって思ってましたし、でも現実こうやって開いてみたらなんか、あぁ引退じゃないじゃんって思って、なんかすごい考えたんですね、現役って何だろうとか、引退って何だろうとか。

その、フィギュアスケートにおけるアマチュアとプロって何だろうっていうのを考えながらずっと過ごしていく中で、あ、これは引退じゃないなあって思って。

すごく、なんか第一線から退くとかそういうことではなくて、あの、これからさらにうまくなるためのスタートをきれたんだなってなんかすごく自分の中では思えてて、なんかそれの中には4Aが存在してて、それをまた皆さんに見て頂きたいなって、そこに向かって夢がまだ続いているところを皆さんとともに追いかけていきたいなって思ってます。

 

インタビュアー:これからは点数とかを超えた自分の4回転アクセルも含め自分のスケートみたいなところを追い求めていくみたいな?



羽生くん:そうですね、うん。

あの、別に点数でもらわなくてもいいやって正直思いました。

あの、今まで頑張ってきたことって本当にいっぱいあって。

僕自身、まあこのジャッジングシステムになってから、あのぉ、例えばあのぉPCSの方で10点台をいっぱいもらったこととか、あとは例えば、えっとバルセロナのえーグランプリファイナルの時にショートプログラムでほぼもうこれ以上出せないっていうような点数を、点数をっていうかほぼ満点みたいな点数をもらったりとか、そういったことをした中で、そのなんか自分がまたさらに上手くなって努力して、で、次の試合でたときにそれよりも点数が一向に上がらないみたいなことが、正直なんでやってるんだろうなって思うことはちょっとあったんですね。

なんで上手くなってるのに点数は下がるんだろうっていうのはちょっとあって。うん、なんかでもそれでもその応援してくださる方とか、見てくださった方に、いや、やっぱり羽生くん上手になったよねとか、ここ、こういう風に上手になったねとか、進化したねとかって言われるときに、あぁなんか点数じゃなくてもいいのかなぁって。

ちゃんと見てくださる方は見てくださってるし、ちゃんと、なんか自分が努力したことはちゃんと目に見えて報われているんだぁって思って、だったらちゃんと目に見えるところで頑張りたいなぁって思いました。

 

インタビュアー:以前競技を続けるうえですごいいろんなものを削ってやってるって言うことをスケートカナダのときにおっしゃってたのが今まで聞いた言葉で印象的だったんですけど

 

羽生くん:ありがとうございます

 

インタビュアー:いろいろ削ってきた中で、逆に現役生活これを得られたっていう一番のものってなにかありますか?

 

羽生くん:えっと信じられないくらいたくさんの人に応援してもらえるということですかね。

もう本当にまあ自分で言うのもなんなんですけど。

かなりその本当に心も削って、もうなんか自分の意思とかも削っていろんなことをやってきましたし、なんか時にはもうレールを敷かれてて、で、そのレールの上をただひたすら走らされている人形なんじゃないかぐらいのイメージがあるときもあったんですね、自分の中では。

なんでやってるんだろうって。

それくらい辛い気持ちになったことはありましたし、でもその上でやっぱり、その、そのレールだったかもしれないんですけど、その上で一生懸命頑張ってきて、で、皆さんの期待に応えたいっていう気持ちを常に持ちながら努力した結果としてこれだけたくさんの方に応援してもらえる存在になったんだなっていうのが、やっぱり一番の大きな得たものかなって思います。

やっぱりこんなに応援していただける人間、選手とかアスリートとかそういうんじゃなくてスケーターとしてとかじゃなくて、そもそもこんなにたくさんの方に注目していただいて、こんなに応援してもらえる人間ってなかなかいないと思うんで、なんかその応援とか気持ちとかを、また、うん、自分の幸せとか何か生きる活力にして、これからもスケート頑張っていきたいなって思ってます。

 

 

 

 

 

4Aを試合で成功させたいという羽生くんの強い想いのおかげで

平昌オリンピック後も試合に出続けてくれたことに、ファンはほんとうに幸せしかなかったけれど

 

羽生くんにとって、大きな足かせと胸に重しを乗せられたような状況が続いて(涙)

真綿で首を絞めるようなやり方(涙)

わかってはいたけれど

当事者の羽生くんにとって、想像以上にほんとにほんとに苦しかったことを知りました(涙)

 

 

それでも諦めずに羽生結弦のフィギュアスケートを必死に追い求めて

競技でこれまで見たことがないような素晴らしい演技を披露して

今が一番上手いと自らを鼓舞しながら

北京オリンピックまで戦い抜いてくれたことに

何度でも言います!心底、尊敬と感謝しかありません(涙)

 

 

世界中のファンはそんな羽生くんを心から愛して応援しています!!

 

 

相手が誰であれ、愛する羽生くんが正当な理由もなく傷つけられる姿を目にして

心を痛めないファンはいないと思う(涙)

そもそも

羽生くんほどの傑出した史上最高のフィギュアスケーターが世界一、金メダルじゃない競技なんて

ド素人にはまったく理解できません!※一個人の意見です!

 

 

 

羽生くんがテレ東さんのインタビューに答えて

これまで口にすることがなかった複雑な胸の内を言葉にすることで

(ものすごい葛藤を経てやっと言えたと思うから)

心がほんの少しでも軽くなってくれていたら・・・

おこがましいけど、そんな風に感じました(涙)

 

 

 

今日は配信を見た後に

録画したフィギュペディアで2017年世界選手権の「Hope & Legacy」の演技を見ましたが

非の打ち所がない美しい演技で見ている人をあれほどまでに魅了して熱狂させるフィギュアスケーター✨

カリスマ✨✨

後にも先にも羽生くんしかいません(涙)

 

 

コロナ禍さえなければ(涙)

 

 

一日も早く

プロアスリート羽生くんの演技に大歓声と熱狂が戻ってくることを心から願っています✨