
ヤバいです
…といっても朝鮮半島の話
では無くてゲームの話
久しぶりにシミュレーションゲーム、しかも何時でも何処でも寝床でも出来るPSPのソフトなどを購入してしまったため、寝る間もブログを書く間も惜しんで遊んでおります


先日の土曜日から日曜日にかけてなどは徹夜までしてしまいました
…もう若く無いのに

購入したソフトは「タクティクスオウガ 運命の輪」
行き詰ってはやり直し
…途中絶対クリアできない部分が出てきて
最初からやりなおしたり
…の繰り返しで
…現在は殺害数
やら、カオスフレーム
は気になれどレベルアップの最中(※レベルアップのために敵を倒しまくると、評価が下がるような仕組みだとおもう
…たしか昔はそうでした。今回も健在だと思う
)…なんか味方同士で殴りあえば良いらしいのですが、それはかったるく
…楽しいのやら辛いのやら…というゲームです。
ゲームの話は追々するとして
…以下は映画観賞記録
「運命のボタン」
(監督:リチャード・ケリー、出演:キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、2009年アメリカ)
TSUTAYA DISCASさんから「アーマード 武装地帯」と一緒に届いた作品。2010年10月23日(土曜日)の24時前ごろから日付が変わって10月24日(日曜日)の1:45頃までにかけて鑑賞しました(DVD)。
ストーリー
リチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム」の映画化。
火星に探査船を送るバイキング計画が行われていた頃の1976年。アメリカ航空宇宙局=NASAに勤務するアーサー・ルイス(ジェームズ・マースデン)とその妻で高校教師のノーマ(キャメロン・ディアス)の夫婦の元に、中に赤いボタンが入った謎の箱が届けられる。その日の夕方、夫婦の前に酷い傷のある老人スチュワート(フランク・ランジェラ)が現れ箱の説明を始める。それは、箱のボタンを押せば100万ドルを貰えると同時に、知らない誰かが死ぬ事になるという奇妙で恐ろしい内容だった。
詳しくは…http://www.unmeino.jp/pc.html

ピロEK的感想&点数
原作
は未読ですが…この話が割と原作に忠実なのだとすれば、もしかしてXファイルの元ネタはこの話なんじゃないだろうか
という感じのお話。
お話の中で善良な市民が、より高度な何かに…不当に…試されている訳ですが
、
その不当さゆえに何の教訓にもなっていないお話という気が
…
登場人物のスチュワート氏が語るように
「押さなければ良い。人類が自分のことだけを考えないようになれば良い」
という感じの教訓
を伝えたいのだとすれば…なんか違う
ように思えます
私なら自分のことだけを考えた結果押さないと思うんだよね
というか、まず玄関の前の箱には警戒して、場合によっては警察を呼ぶかもしれない。
訪ねてきた老人は門前払いだと思う…もちろん箱は持って帰ってもらいます。
百歩譲って話を聞いたとしても、そんな内容なら気持ち悪くて押す訳が無い…話の真偽が分からない状態に置かれてるとして、話が本当なら他人が死ぬなんて気分が悪いし、話が嘘なら押す価値も無いわけで…(嘘だと思っているなら押したかどうかも判別不能だろ
とか思うはずだしね…信じない限り押す価値はないわけで
)
と、自分の心理を優先した結果、自分のことだけを考えた結果に押さないと
1970年代のアメリカ人がどうだったかはしれませんが、2010年の日本人ならほとんどの方が同じ感覚なんじゃない
でしょうか。
…で、この人類を試している高位だと自分では思っている存在

試しているのか何かは知りませんが
、人間を殺してる張本人はそいつらな訳だし。
他の人に言うな等のルールを強要するくせに、押したら押したでルール説明に無かったしっぺ返しがあるだと
…すごくずるいジャン


利他的、利己的で人類を裁く前に、コレを実行してる存在が先に裁かれにゃぁイカン立場なんじゃないの
何様だよ
…とか思うのは普通の感覚だよね

これは、この映画のテーマが利他的・利己的を見極め裁くというものだった場合の私なりの回答なんですけど
…個人的には人間は、人間性よりも何を成したかの方が重要な事もあるとも思っています。
以下のように言っちゃうと極論なんですが…
この映画でボタンを押さないような心は立派な人間が、貧乏で自分が食べていくのがやっと…自分以外を助ける余裕なんて全く無し。
なのと、
仮に貧乏だったらとっととボタンを押すんだけど、幸いにもお金持ちで押す必要も無い人物。このかたは自分の財産のほんの一部をチャリティーに回してて、お陰でアフリカやらアジアの子供が何百人単位で命を救われている。
…と二者を比較して、このどっちが立派な人間なんて言いきれませんよね

このあたり、そこを批判しても、それはマシスン風味自体への批判になっちゃって
…じゃあ観るなよ
…という事になるので、私のモヤモヤは我慢するしかないんでしょうけど
…。
とまぁ“不毛な”押す押さない&宇宙人(?)のモラルなんかの論議はさておき
、以下はやっとこの映画の映画としての感想。
全体的にはまぁまぁ
(上記
ストーリー的なモヤモヤはあるにせよ
)普通程度に引き込まれて鑑賞できました
キャスティングは、夢
を求めて金儲けが出来ない感じのアマチャン夫役が実にマッチなジェームズ・マースデン
にしても、ヘタリ具合が今回の配役に合っていたキャメロン・ディアス
にしてもピッタリで高評価

古い映像風の処理や、なんとなく古臭い間
…実は少し退屈に思う部分も無いでは無かったですが、雰囲気作りに一役を買っていたという感じでしょうか。
ストーリーの細かな事は批判的に書いちゃいましたが…
最近の「世にも奇妙な物語」なんかと違って、この当時書かれたSF小説というのは何らかの具体説明をなそうとしている…結論は分からずとも、少なくともそういう姿勢があるように思える…のは好感ですね

という事で点数は4点チョイ(5点満点中)。
で、またストーリーの細部に話を戻すんですけど…
主人公の夫は三択の扉で(多分)正解。で、死後には良い感じの来世があると認識…で、比較的ビビらないで済む。事後も心の平穏が得られるぐらいの利点をゲット。それがこの話の救いになっている
という事なんでしょうけど…
それで、嫁さんを殺せるって言うのなら
…それってイ○ラム系テロリストと同じ判断基準なのではないでしょうかねぇ


補足・蛇足
【またまたまた藤子】
で、今回古典風SF作品を観たので…記憶の中の藤子不二雄を検索
(※何故、藤子不二雄かは「月に囚われた男」の記事を参照ください
)
藤子・F・不二雄先生ならこの原作は多分
読んでいるでしょうし、如何にもAとFの個性を合わせたような内容の「運命のボタン」だったわけですが、確実に合致するものは記憶の中にはちょっと見当たりません
…藤子不二雄Ⓐの「黒いせえるすまん」あたりは雰囲気が近いですが、SF設定として近い訳ではないですしね。
押してはいけないボタンという事でドラえもんの“独裁スイッチ”あたりは影響をうけているかも知れないなぁ
…ってだけの話です
ありそうで、記憶には無い
…ということで少しモヤモヤ
…なので御意見お待ちしております
【赤いボタンを知ってるか?】
…ボタン繋がりで「戦国魔神ゴーショーグン」のオープニング曲について蛇足を書こうと思ったけど、藤子の話よりも更に上手く広がりそうにませんでしたので…書かない
【ボタンへの誘惑】
でこの記事のサブタイトルの話…
昔「キカイダー01」の中で、志穂美悦子さんの上着の第三ボタンをはずすと核爆弾が爆発
…というのがあったなぁ。
毎週
苦しむ女性(志穂美悦子=ビジンダー)の上着をはずしてあげようとするんだが、上手い事寸止め
。観ている子供もハラハラ
あれは誰宛の誘惑だったんだろう
…子供相手に性的
な誘惑を持ち込む大人
…悔い改めてぇ奴は十字をきりやがれ

…あと、現在の志穂美悦子さんに色目
を使うとチンピラ風のミュージシャンに絡まれるかもしれません

とりあえずこのあたりで
★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★
goo 映画




久しぶりにシミュレーションゲーム、しかも何時でも何処でも寝床でも出来るPSPのソフトなどを購入してしまったため、寝る間もブログを書く間も惜しんで遊んでおります



先日の土曜日から日曜日にかけてなどは徹夜までしてしまいました



購入したソフトは「タクティクスオウガ 運命の輪」
行き詰ってはやり直し










ゲームの話は追々するとして


「運命のボタン」
(監督:リチャード・ケリー、出演:キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、2009年アメリカ)
TSUTAYA DISCASさんから「アーマード 武装地帯」と一緒に届いた作品。2010年10月23日(土曜日)の24時前ごろから日付が変わって10月24日(日曜日)の1:45頃までにかけて鑑賞しました(DVD)。
ストーリー
リチャード・マシスンの短編小説「死を招くボタン・ゲーム」の映画化。
火星に探査船を送るバイキング計画が行われていた頃の1976年。アメリカ航空宇宙局=NASAに勤務するアーサー・ルイス(ジェームズ・マースデン)とその妻で高校教師のノーマ(キャメロン・ディアス)の夫婦の元に、中に赤いボタンが入った謎の箱が届けられる。その日の夕方、夫婦の前に酷い傷のある老人スチュワート(フランク・ランジェラ)が現れ箱の説明を始める。それは、箱のボタンを押せば100万ドルを貰えると同時に、知らない誰かが死ぬ事になるという奇妙で恐ろしい内容だった。
詳しくは…http://www.unmeino.jp/pc.html

ピロEK的感想&点数
原作



お話の中で善良な市民が、より高度な何かに…不当に…試されている訳ですが

その不当さゆえに何の教訓にもなっていないお話という気が

登場人物のスチュワート氏が語るように
「押さなければ良い。人類が自分のことだけを考えないようになれば良い」
という感じの教訓




私なら自分のことだけを考えた結果押さないと思うんだよね

というか、まず玄関の前の箱には警戒して、場合によっては警察を呼ぶかもしれない。
訪ねてきた老人は門前払いだと思う…もちろん箱は持って帰ってもらいます。
百歩譲って話を聞いたとしても、そんな内容なら気持ち悪くて押す訳が無い…話の真偽が分からない状態に置かれてるとして、話が本当なら他人が死ぬなんて気分が悪いし、話が嘘なら押す価値も無いわけで…(嘘だと思っているなら押したかどうかも判別不能だろ


と、自分の心理を優先した結果、自分のことだけを考えた結果に押さないと

1970年代のアメリカ人がどうだったかはしれませんが、2010年の日本人ならほとんどの方が同じ感覚なんじゃない

…で、この人類を試している高位だと自分では思っている存在


試しているのか何かは知りませんが

他の人に言うな等のルールを強要するくせに、押したら押したでルール説明に無かったしっぺ返しがあるだと




利他的、利己的で人類を裁く前に、コレを実行してる存在が先に裁かれにゃぁイカン立場なんじゃないの





これは、この映画のテーマが利他的・利己的を見極め裁くというものだった場合の私なりの回答なんですけど

以下のように言っちゃうと極論なんですが…
この映画でボタンを押さないような心は立派な人間が、貧乏で自分が食べていくのがやっと…自分以外を助ける余裕なんて全く無し。
なのと、
仮に貧乏だったらとっととボタンを押すんだけど、幸いにもお金持ちで押す必要も無い人物。このかたは自分の財産のほんの一部をチャリティーに回してて、お陰でアフリカやらアジアの子供が何百人単位で命を救われている。
…と二者を比較して、このどっちが立派な人間なんて言いきれませんよね


このあたり、そこを批判しても、それはマシスン風味自体への批判になっちゃって




とまぁ“不毛な”押す押さない&宇宙人(?)のモラルなんかの論議はさておき


全体的にはまぁまぁ




キャスティングは、夢





古い映像風の処理や、なんとなく古臭い間

ストーリーの細かな事は批判的に書いちゃいましたが…
最近の「世にも奇妙な物語」なんかと違って、この当時書かれたSF小説というのは何らかの具体説明をなそうとしている…結論は分からずとも、少なくともそういう姿勢があるように思える…のは好感ですね


という事で点数は4点チョイ(5点満点中)。
で、またストーリーの細部に話を戻すんですけど…
主人公の夫は三択の扉で(多分)正解。で、死後には良い感じの来世があると認識…で、比較的ビビらないで済む。事後も心の平穏が得られるぐらいの利点をゲット。それがこの話の救いになっている

それで、嫁さんを殺せるって言うのなら




補足・蛇足
【またまたまた藤子】
で、今回古典風SF作品を観たので…記憶の中の藤子不二雄を検索

(※何故、藤子不二雄かは「月に囚われた男」の記事を参照ください

藤子・F・不二雄先生ならこの原作は多分



押してはいけないボタンという事でドラえもんの“独裁スイッチ”あたりは影響をうけているかも知れないなぁ



ありそうで、記憶には無い



【赤いボタンを知ってるか?】
…ボタン繋がりで「戦国魔神ゴーショーグン」のオープニング曲について蛇足を書こうと思ったけど、藤子の話よりも更に上手く広がりそうにませんでしたので…書かない

【ボタンへの誘惑】
でこの記事のサブタイトルの話…
昔「キカイダー01」の中で、志穂美悦子さんの上着の第三ボタンをはずすと核爆弾が爆発

毎週




あれは誰宛の誘惑だったんだろう






…あと、現在の志穂美悦子さんに色目



とりあえずこのあたりで


最近どこぞの大学教授だか何かが「正義」について語るのが流行っていますが、あれとはちょっと違いますけど、自分勝手な正義感と言うか倫理観で詭弁の類の気がします。
甘言で惑わしといて、後からとんでもない条件を出してくるなんて後出しじゃんけんそのもの。
可愛い子にビラをもらってのこのこついていったら、店の奥に連れて行かれて、ベラ高い絵かなんかをローンで買わされる、そんな映画でした。
ずいぶんと大仰なお話になってましたが、地球人のことをまじめに真摯に考えていてくださる方々がいるんですよ!!って、アメリカ人、こういうのが好きなんでしょうね。
他力本願・・。
いや~、ワタクシも押せませんね、1億じゃ(^^ゞ
10億だったら問答無用で押します!
てか、押しまくりますw
とまぁ、そのこと以外の感想がないくらい、映画としては面白くなかったです><
てか、戦国魔神のOPなんて「がぁ~しんごぉー♪がぁ~しんごぉー!」のとこしか思い出せませんw
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
前半はボタンを押す、押さないと
見応えがあったのですが後半はトンでもない
展開となってしまい、一瞬、
ジュリアン・ムーア出演の「フォーガットン」を
思い出しちゃいました。
自己の徳のために誰かを犠牲に出来るのか…
それが第三者なら…。第三者って家族も
含まれる可能性もありますよね。
今度訪れた際には、ブログ記事の冒頭に、
【評価ポイント】☆をクリックしてこの
映画の評価をお願いします(5段階評価)とあって、
☆が5つ並んでいますが、その☆の1つ目~5つ目の
どこかをぽちっとお願いします!!
いつもコメントありがとうございます
>可愛い子にビラをもらってのこのこついていったら、店の奥に連れて行かれて、ベラ高い絵かなんかをローンで買わされる、そんな映画でした。
その例えの場合、騙される側の見識の無さというのが多分にありそうですし相手は悪人ですけど、この映画のは試している側があくまでも正しい立場を崩しておらず、納得いかんです。
みんながドンドンボタンを押していった結果に人類が滅びかかるなんて展開なら、勝手に試されたとしても納得なんですけどねぇ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★sakuraiさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>とりあえず押さないとおもうなあ。
ですよねぇ…ってもそれは私ら現代人の感覚で、1970年代とかだったら唐突に置かれてる箱への警戒感とか、他人が死ぬなんていう言葉に対する重みもちょびっと違うのかも知れませんねぇ。
>地球人のことをまじめに真摯に考えていてくださる方々がいるんですよ!!
良い方向に導いてくれているのだとして…
その方向と違う人を篩いにかけてこういう目にあわせるのと、ダイレクトに洗脳しちゃうのと、どう違うっていうんですかねぇ?
これだけの力がある何者かなら、地球人全員を良い人に洗脳とか出来ないものなんですかねぇ?
…って話になりませんか??
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★Aki.さんへ★
いつもコメントありがとうございます
>いや~、ワタクシも押せませんね、1億じゃ(^^ゞ
>10億だったら問答無用で押します!
私は金額に関わらず押しませんよ(と善人づら)。
…っていうか、10億のボタンが配られているのだとすると、すげえインフレになって10億の価値は既に10億じゃなくなっちゃうかも知れないです。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★シムウナさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>ジュリアン・ムーア出演の「フォーガットン」を
>思い出しちゃいました。
「フォーガットン」は元々、心理スリラー風に思わせておきながら実は…という感じで、観客のテンションと展開が完全に乖離してしまう作品。逆に「運命のボタン」は元々SF作品として観ていたので「フォーガットン」の時のような騙された感は無かったですね個人的には。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
私もボタンは押さないなあ。
今年も宜しくお願いいたします。
いつもコメントありがとうございます
>いつものように補足・蛇足の記事も面白いので最後まで一気に読ませていただきました。
お褒めの言葉ありがとうございます。
しかし、最近は蛇足がスランプで困っております。
>私もボタンは押さないなあ。
私も押さない派ですけど、それは利己的じゃないから…って訳でも無いんですけどねぇ。
>今年も宜しくお願いいたします。
では、また来てくださいね。こちらこそ、本年も宜しくお願いいたします。