ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】キャラクター…長崎尚志全部乗せで、松田洋治もなんか凄い

2023-08-12 22:08:44 | 映画・DVD
本日、2023年8月12日(土曜日)2度目のブログ投稿です。
(1度目はこちら

本日は、前の記事にも書いたように朝から妻が発熱した孫娘👶のためにヘルプで娘宅に行って帰ってきた後…
(孫娘は救急外来に娘家族が連れて行って、結局はずっと前から患っている中耳炎が原因で発熱したみたいね。)
休みの間、妻と二人で動けそうな日が今日ぐらいだったので、妻と一緒に青の洞門までドライブに行ってきました

着いたのが1時前ぐらいだったので、とりあえず「農家レストラン 洞門パティオ」というお店で、ランチバイキング。



その後、洞門の方に行こうと思ったのですが、青の洞門自体は(水害の影響なのか通行止めでした。
そんなこんなもあったのか、暑かったからなのか、人は少なかったです。



帰り道では行橋の「JA福岡京築 京築恵みの郷 ゆくはし店」に寄って買い物して帰った日です

帰宅後は、買い物に行きたいという娘夫婦のために孫👶を1時間ぐらい預かりました。
やっぱり、若干元気がなかったですね。


2023年8月16日 20:48追記:この日、2023年8月12日は、この前の記事アップ後→午前中までに「Netflix」「トロール」を観終えました。)



以下は、映画鑑賞記録です



「キャラクター」🔪🖋
監督 :永井聡
出演 :菅田将暉、Fukase、高畑充希
制作年:2021年
制作国:日本🇯🇵



本日は、2023年7月31日(月曜日)の深夜から日付変わってAM0:50頃までにかけて「Netflix」で鑑賞しました。



概要
漫画家 本庄勇人(宮崎吐夢)のアシスタントをしながら漫画家を目指している青年 山城圭吾(菅田将暉)は、同棲中の恋人 川瀬夏美(高畑充希)に応援されながら、これで最後にしようと自分の力を注いだ犯罪の漫画を描き上げ、出版社に持ち込むが、編集者の大村誠(中尾明慶)から「絵は上手いが、リアリティーがない。殺人をしたことはないし人現場も見ていないのでリアリティーがないのは仕方が、せめてリアリティーのあるキャラクターが欲しい。」と評価されてしまう。山城は漫画家への道を諦め、本庄のもとで最後のアシスタント業務を行うが、本庄の「誰が見ても幸せそうな家をスケッチしてくれ」というオーダーを引き受け、夜の住宅街にスケッチに出かけ、ある家を見つける。スケッチを数枚書いた山城だったが、大音量で音楽が流れているその家の住人と隣人から勘違いされ、家に声をかけるが、応答はなく、やむを得ず開いていた玄関に入っていると、そこには滅多刺しにして殺され食卓に固定された4人の遺体を発見し、そこで犯人らしき男を目撃する。警察に通報した後、神奈川県の真壁孝太警部補(中村獅童)と清田俊介巡査部長(小栗旬)から事情徴収を受ける山城だったが、犯人の事は語らず、清田は山城が何かを隠していると疑う。
山城は帰宅後、目撃した事件と犯人をモデルにした漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。



感想
(ネタバレ注意)
面白いストーリーでずっと引き込まれる映画でした

殺人描写は容赦なくて怖かったし💦…

主人公が本当の事件をモデルにして漫画を書くと、今度は続きのエピソード通りの事件が起こり始めるというストーリー。
それは犯人が、漫画を模倣していただけなんだけど、この犯人がサイコで正体のわからない男で、4人家族だけを…子供だろうと容赦なく…襲っていくというもの。
犯人は、そのうち主人公にも接触してきて、
結局警察にも相談して、感の鋭い警官…小栗旬と協力して犯人像に迫るも、警官は思いもよらぬ方向から殺されてしまい。

事件の根本にあるカルト宗教は結局深く語られなかったですが、なんか閉鎖的で得体の知れないコミュニティが要因という不気味さには一役以上を買っています

というお話全般的に、何か既視感があると思って調べたら…
浦沢直樹漫画の原作者、長崎尚志が原案の映画と分かりました。

漫画のストーリー通りに事件が起こっていく展開は「BILLY BAT」
何を考えているかもわからない犯人雑は…「MONSTER」のヨハンの劣化版。
…「511キンダーハイム」の代わりに、謎のカルト宗教があるという感じ。
カルト宗教を扱っているのは「20世紀少年」
無理やりこじつければ、主人公の一角と思っていた小栗旬演じる警官が途中退場してしまうのは、「PLUTO」のゲジヒト的扱いという感じで、長崎尚志作品のテイストを集めたものです。
寄せ集めストーリーとはいえ、話がしっかりしているし、浦沢直樹漫画と違って、ちゃんとオチがつくのも良い感じです


出演者は…
いつも通りの、菅田将暉高畑充希小栗旬中村獅童が、いつもどおりとはいえ正しい位置に配役されていて上手い配役

映画出演は、初めてらしいFukaseは…
ヨハンのような恐ろしくサイコパスすぎるキャラクターを演じさせたというのなら若干の役不足。
ただし、結局何かの被害者でしかない、それ故に捻くれた、芯のない、実は小さい人間だというのなら、実に上手く演じています
(どっちなんでしょうね…多分後者だと思うのだけど…最後の裁判でもそんな風な発言するし)

と、主人公クラスの配役はさておき…
スタッフロールを観ていて驚いたのが松田洋治
あのついでの殺人犯、実にしょぼくれて…この俳優、この世間から捨てられた感じのヤバい人演技すげぇなぁ…誰だよ…とか思っていたら松田洋治でした。
松田洋治と気がつかなかったし、
私と同い年の彼なのですが、凄い初老感役作りがすごいです


ということで点数は5点(5点満点中)
怖い殺人描写も多く、誰にでもオススメできるわけではありませんが…面白い映画でした
昨今の日本映画はこの手のテーマのものが面白いようですね。



では、このあたりで



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