

最近「楽市楽座」のコマーシャルにスザンヌが出演しているのを発見

実は今日の「つぐない」の記事、随分前に9割方書き終えていたのですが(「ハンコック」よりも前に)、鑑賞順でまず「ハンコック」の記事をアップ。で、その後は…この前に書く文章が特に無くて

…っていうのが、当ブログは映画レビューブログではなくて、あくまでも“日記”だと思っている私の勝手な拘り故(最近思い始めた拘りだけどね


…な、なんだけどね





なわけで映画鑑賞記録です

「つぐない」
(監督:ジョー・ライト、出演:キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、シアーシャ・ローナン、2007年イギリス)
嫁様がレンタルしてきた作品。
2008年11月3日(月曜日)にDVDにて鑑賞しました。
ストーリー
イアン・マキューアンの小説「贖罪」の映画化。
1935年、夏の英国。政府官僚の末娘のブライオニー(シアーシャ・ローナン)は、ふと覗いた窓から使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)の目の前で噴水に飛び込む姉のセシーリア(キーラ・ナイトレイ)を見かけるブライオニー。この事はロビーと口論しながら噴水に落した花瓶をセシリアが拾いに行った場面だった。セシーリアに惹かれていたロビーは花瓶の件を反省しセシーリアへの反省文を作成。その手紙をブライオニーに託すが、それは間違って渡した卑猥な内容の手紙だった。手紙を盗み見たブライオニーは動揺する。間違った手紙を渡したことに気がついたロビーが釈明にセシーリアのもとに…惹かれあっていた二人は結ばれるが、その光景をブライオニーが目撃してしまい、ブライオニーは更に動揺してしまう。その後、女性が何者かに襲われ、現場に居合わせたブライオニーがロビーが事件の犯人だと証言。ロビーは性的犯罪者として収監され、やがて起こる第二次世界大戦前夜に兵士として戦地に送られてしまう。

ピロEK的感想&点数
我々の世代で「つぐない」と聞かされて一番に思い出すのは(?)テレサ・テン。
テレサ・テンといえば、彼女が台湾側のスパイ活動をやっていたという噂は本当なのですかねぇ



テレサ・テンといえば、ジャッキー・チェンと付き合っていたってのはホントなのでしょうか

ジャッキー・チェンといえば、河合奈保子と付き合っていたってのはホントなのでしょうか


…なんて、鑑賞前はこんな風に(内容の無い




原作未読の私が、この映画の鑑賞前に思い描いていた映画の内容は…
「プライドと偏見」のジョー・ライト監督とスタッフの作った映画だから美術的には実にきれいなんだろうなぁ





…ってな感じで期待半分ぐらいだったのですが。
…ただの昼メロ風映画だなんて、とんでもない誤解

…随分と重厚なお話でしたねコレ

前半はヤッパリ「愛の嵐」じゃんコレ

なんて感想を抱きつつ




この後も…戦争で悲惨な体験をするロビー



そんな、そんな(先入観

タイプライターから始まる冒頭のシーンは引き込まれるし

庭でも室内でも、映像は凝ってて実に綺麗だわ

…上手く説明できませんが、なんか光

絵にあわせて音響もすごい感じがしたし

…上手く説明できませんが、タイプの音とかミツバチの羽音とかね。
子役まで含めて俳優全員の演技は上手いし

…戦場のエキストラまで上等過ぎる演技

で、キーラ・ナイトレイは綺麗だしね


…彼女はコスプレ劇だと特に映えますねぇ

更には、恋愛部分の付け足しだと予想してた戦場

本格的な戦闘こそありませんが、銃弾が飛び交わないだけで本格的戦争映画顔負けの戦場が描かれているではありませんか




…で、このシーン以降の戦場パート、多少変な夢みたいな感じの描き方が続くなぁなんて思ってたら…(以下の部分、完全にネタバレ)…ロビーの走馬灯に続くシーンだったんですね

で、その後成長したブライオニーのパートに映って…あれ







最後のオチ部分は、いい意味で期待を裏切られました

…人の命のかかった重大な事だといえ、13歳の子供のしたことをそこまで責めるものかねぇ



このオチで作品が引き締まった感じかな

素晴らしい映像、音響、演技等々と同じく脚本も絶品


ということで点数は5点(5点満点中)。満点です

メロドラマの正確な定義は分かりませんが、私の思う昼メロとは根っこから違う作品でありました

補足・蛇足
ここまで満足&感動していて、さらに(盛り下げるであろう)蛇足を書くのは恐縮なんだけどねぇ…

この映画鑑賞中に気になったポイントをいくつか…
【露骨なエロメールは有効か?】
冒頭部分、セシーリアとロビーが相思相愛になる部分ですが…
これって、好意を寄せている女性に「やらせろ」って言ったら恋が成就したみたいな展開ですね



【見られるかもしれない状況で!】
そもそも書斎で部屋の鍵もかけずに行為


真犯人なヒゲのチョコレート屋にしても、双子が居なくなって皆さんが捜索してる最中にお外でって

(あ、チョコレート屋が犯人だったってのもブライオニーの想像力の賜物かも



…ってことで、この映画の登場人物は基本、変態入っていませんか(?)
【エロい所有物には気をつけろという教訓】
事件のキッカケのひとつであるエロ手紙

痴漢行為を疑われた男性の家を家宅捜査したら隠してたAVとか、パソコンのHDのエロ画像とエロムービーが大量に

「それでもボクはやってない」(※記事にしてないですねぇそういえば…)の中でも、主人公の所有物で痴漢モノのAVがあった云々なくだりがありましたけど

個人的にはそういうの見てる人の方が見ないで悶々としてる人よりも安全だと思うんだけどナァ



…ま、まぁこの話題とは関係ないんですけど


では、今日はこのあたりで


ピロEKさんのパソコンのHDが見てみたいです♪
男性だったらみんなヤバい画像を隠し持ってるんでしょうね。
キーラって貧乳だけどコスプレが似合うんですよね。
ん?
貧乳だからかしら?
なはは。
「愛の嵐」はシャーロット・ランブリングのあれ!ですよね。
違う?
うーん、少々違ったイメージも抱いてみると、かなり違ったショックを受けそうですね。
まあ、何にしろ、あれはつぐないではなかったなあというのが私も持ってる印象です。
コメントありがとうございました。(*^-^*
”つぐない”という邦題はセンスなさすぎですよね。。。
テレサ・テンを知らない若者は多分、ピンとこないんじゃないかな?
キーラ・ナイトレイは鮮やかな華がありますね☆
「ハンコック」の裏切りは、ありゃりゃ~でしたが、こちらはそうだったのか・・・やられた~でした。
キーラはショートカットでアクション系でしょと思っていたんですが、胸がぺったんこでもドレスもなかなか似合いますね~。
あのエロメールは如何なもんでしょう?男性の本音ですか?私はひいちゃうなぁ。
いつもコメントありがとうございます
>ピロEKさんのパソコンのHDが見てみたいです♪
私のHD内は普通だと思うんだけど…まぁ普通の定義によります。
ヤバイかどうか…ヤバイの定義によります。
残念ながら、公開することが法に触れるものもあるかもしれない(?)のでミチさんにお見せすることは出来ないのですが…
>貧乳だからかしら?
確かに爆乳な上流家庭の令嬢ってのは雰囲気が出ないかもしれないですねぇ。
あの貧乳度合いが清楚さとか、高貴さとかの演出に一役買ってる気もします。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★sakuraiさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>ミチさん、さらっと結構すごいこと言ってますねえ♪
はい。女性相手にどのレベルまでのエロ話をしていいのかも分からず、反応には少しだけ困ります。
>「愛の嵐」はシャーロット・ランブリングのあれ!ですよね。
>違う?
違います。説明不足でした。
昔、昼のオビドラマでやってた田中美佐子と渡辺裕之のヤツです
シャーロット・ランプリングの有名映画は観たこと無いです。
>まあ、何にしろ、あれはつぐないではなかったなあというのが私も持ってる印象です。
本来の償いは早急に行わなければならなかったのでしょうが、彼女がナースになって、小説の草稿を始めた頃にはもう遅かったのかも知れないですね。後世になって告白じみた小説を書いても、自分の心に少しの平穏がってだけで、死んじゃった人たちへの償いにはならないですねぇ(って、そういう話ですか?)。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★BCさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>”つぐない”という邦題はセンスなさすぎですよね。。。
>テレサ・テンを知らない若者は多分、ピンとこないんじゃないかな?
小説の方の日本タイトルは“贖罪”ですから、映画もそれでいいんじゃないの?なんて思っちゃいますが…映画の邦題って何となくお馬鹿向けな感じのモノって多くないですか(?)…なるべく単純かつダサい言葉を選んでいるような…このあたりが興行成績に影響したりするんじゃないかなぁ…などと何となく思うのですが、どうなんだろう(?)
テレサ・テンを知ってる世代だと、余計なイメージが追加されて困る部分もありますけどね。窓に西日があたる部屋にいるキーラとか
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
★ryokoさんへ★
いつもコメントありがとうございます
>あのエロメールは如何なもんでしょう?男性の本音ですか?私はひいちゃうなぁ。
好きな女性に対して…まぁ最終的にはそういった行為にも至りたいと、なってくるとは思われますが…まずああいう想像から入るってことは少ないと思います。彼も冗談半分でタイプ打ってみただけだとおもいますよ。
で、ひくのは当然。あれで上手くいくなんて本人も思っていないはず。…なのであの展開はないだろうって感想でした。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
初めてコメントさせていただきます。
この作品、先に原作を読んでいたのですが、
映画化されるというのをきいて
まっさきに思い浮かんだのは、
単なる昼メロになるのではないかということでした。
しかししかし、
そんな思いを払拭させてくれる
見事な映画化だったので、大満足の1本に。
「昼メロ」のキーワードに思わず共感してしまい
初コメントさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。
はじめましてコメント&トラックバックありがとうございました。
>単なる昼メロになるのではないかということでした。
原作読んでてもそのあたりを懸念されるものだったのですね(というよりも原作を読んでいる故の心配もあるんでしょうね)。
テーマ的に昼メロに転びやすい内容を…確かに見事な映画化だと思います。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。