ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】容疑者Xの献身…隣人が松雪泰子のような美人じゃない場合、同じ展開だったかどうか湯川准教授に検証していただきたい

2022-09-24 23:58:05 | 映画・DVD
本日は2022年9月24日(土曜日)です。

本日は、孫が予防接種💉に行ってギャン泣きしたのと、
「Netflix」「真夏の方程式」を鑑賞。
夕食は、庭で焼き肉🥩をしたという日です。
本日のため、新しいバーベキューコンロも購入しました。



以下は映画鑑賞記録です
もうちょいだけ邦画縛りで更新していきます💦
(ちなみに「◯◯◯◯◯けんしん」というタイトルの邦画アップ率がお高めで、今回もそうです)



「容疑者Xの献身」🍱
監督 :西谷弘
出演 :福山雅治、柴咲コウ、堤真一
制作年:2008年
制作国:日本🇯🇵

2022年9月19日(月曜日・敬老の日)の午後(15:00頃)までにかけて「Netflix」で鑑賞しました。



概要
東野圭吾の小説で、ガリレオシリーズ第3弾「容疑者Xの献身」の映画化。かつガリレオシリーズの実写テレビドラマ「ガリレオ」の劇場版第1弾。
高校で教師を勤める冴えない中年男性の石神哲哉(堤真一)は、アパートの隣に住む、花岡靖子(松雪泰子)が経営する弁当店で毎日、弁当を買って仕事に向かうという日々を過ごしており、また隣に住む靖子と娘の花岡美里(金澤美穂)のことを表には出さないが気にかけていた。
ある日、靖子の家に別れた2度目の夫 富樫慎二(長塚圭史)が無理やり押し入り、今後も靖子ら親子を食い物にしようとする発言や、暴力行為を行ったことから、起こった美里が富樫の後頭部をスノーボールで殴り、その後3人は揉み合いになる。富樫を止めようとした靖子は、こたつの電気ケーブルで富樫の首を絞め、美里も富樫がケーブルを外せないように腕お押さえ込み、富樫を殺害する。隣室で物音を聞き事態を察した石神は、靖子宅を訪ねる。
後日、川岸で指紋を焼かれ顔を潰された全裸死体が発見され、この事件の捜査には警視庁の草薙俊平(北村一輝)や内海薫(柴咲コウ)が関わることになり、容疑者として靖子が浮かび上がるが、靖子ら親子には死亡推定時刻のアリバイが完全にあり、靖子の部屋からも事件につながるようなものは出てこなかった。
草薙と内海は、事件の協力依頼に帝都大学理工学部物理学科准教授 湯川学(福山雅治)を訪ねるが、湯川は最初全く興味を持たなかったが、容疑者が美人だと知ると話を聞き始め、また事件の参考人に、旧友でかつて天才数学者と湯川が認めた石神の名を聞き、この事件に関わり始める。



感想
原作小説📖は、家にあったけど未読。
テレビドラマシリーズ📺も、ちょびっと見たことがある程度で追っかけてはおらず…湯川准教授の設定ぐらいは理解しているかな。
「ガリレオ」のテレビドラマも、この映画も、再放送含め、何回もテレビ放送されているんだけど、なんとなく今まで観る選択に至らなかったものです。

で、観た結果ですが、
原作付きということもあるのでしょうが、まずしっかりした脚本のドラマで面白かったです。
各キャラクターも立っており、その中で(多分)破綻のないトリックと、それに対する推理、で事件を暴いた上での切ない結末
良く出来ております

犯人には同情すべき、かつ止むを得ない事情があって…というプロット自体は、昨今は探偵漫画でも多用されるベタなものですが、この「容疑者Xの献身」が「名探偵コナン」と一線を画す点は、犯人がトリックのために無実の人を巻き込んでいて、非情で、ともすればサイコパスな風味を匂わす部分。
この点は、欲を言えばもうちょい上手く描けた部分なのかも知れません
前述のように原作は未読で、そちらとの比較はできないので、この描き方が原作どおりか、映画の解釈かは知りませんが、少なくとも映画は、堤真一に感情移入させるばかりで、この薄ら怖い部分が良く描けていないのかも知れないです

テンポも、退屈させないバランスで成り立っており、退屈しませんでした

全体的に重めの話ですが、福山雅治演じる主人公のキャラクターは、シニカルコメディ風のキャラで面白く、アクセントとして利いております(ここは言わずもがななんでしょうけど)


あと、冒頭の磁石🧲の実験はやってみたいので、そのうちアイテムを揃えてやろうかとも考え中です。ネオジム磁石と、あの鉄球のやつ。
で、この大掛かり版の船の事故の検証装置(もはや兵器)のアレは、本当にある装置なんでしょうかね
で、その実験の目的である事件、船が沈んだ事件の方が大事件だと思うのですが、そっちは解決しないんでしょうか(もしかしたらドラマ版で解決したんかな


そりゃあ、松雪泰子のシングルマザーは助けたくなりますよね。
ダンカンこのやろー💢
で、もしも、隣人親子の母親が美人じゃなかったら堤真一演じる石神哲哉は、事件に気がついたとて、隠蔽には加担せず、
「正当防衛認められますよ、私証言するんで」ぐらいの対応だったかもしれません😓
あーその場合、その前の段階で堤真一が死んじゃうんかな💦


点数は5点弱(5点満点中)です。



蛇足
この映画、自らは“ミュージシャン”だと言い張るけど世間の評価は“俳優”な二人が主演でした。



では、このあたりで



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うん。 (cametan_42)
2022-09-25 00:24:19
原作通り、です。
ただし、本当に「原作通りのイメージ」だとすると、むしろ「石神哲哉」がダンカンで、松雪泰子の結婚可能性が高い相手の男性が堤真一、って印象かなぁ。
この二人が逆の方が、もっと原作に近かったでしょうね。

余談ですが、噂によると、フジが元々この映画をやりたくて、その説得の為に原作者に提示したのが、ドラマ化権を合わせて購入、と言うような話があります。
「先に映画ありき」でドラマを作った、と言う噂ですね。
返信する
Unknown (piro-ek0324)
2022-09-25 08:39:47
@cametan_42 cametan_42さんへ

コメントありがとうございます😊
原作通りなのですね。
雰囲気を再現できたり、原作を改変せず丁寧に作られているのであれば、やはり秀作ということなんでしょうね。
ダンカンと堤真一は、そっちの方がしっくりきろうな気も。
原作を読んだ妻に聞いたところ、たしかに逆の方がピッタリと言っていました。
堤真一はカッコ良すぎなんでは無いかと。

では、また来てくださいね。
今後とも宜しくお願いします😄
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