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【映画】ゴジラ-1.0…話題作ですが、私は結局日本のゴジラよりギャレゴジの方が好きでした

2024-05-10 23:59:19 | 映画・DVD
本日は、2024年5月10日(金曜日)です。
先程まで「Prime Video」で、モノクロ版の「ゴジラ-1.0/C」を観ていました。



以下は、カラーの方の「ゴジラ-1.0」の映画鑑賞記録です



「ゴジラ-1.0」🚃🚃
監督 :山崎貴
出演 :神木隆之介、浜辺美波、佐々木蔵之介
制作年:2023年
制作国:日本🇯🇵



2024年5月4日(土曜日)の早朝から、8:00頃までにかけて「Prime Video」で鑑賞しました。



概要
第二次世界大戦直後の日本を舞台にした「ゴジラ」作品。国産かつ実写映画としては30作目で、ゴジラ生誕70周年記念作品。過去作品との繋がりはありません。
第二次世界大戦末期の1945年=昭和20年、特攻隊員の敷島浩一(神木隆之介)は、乗機の故障を理由に小笠原諸島 大戸島守備隊基地に着陸する。整備兵の橘宗作(青木崇高)らは、機に故障がないと知るが敷島の嘘を見逃す。その夜、島の伝説にある全長15メートルほどの恐竜のような怪物、“呉爾羅=ゴジラ”が基地を襲撃、橘は敷島に、戦闘機に装着されている20ミリ砲でゴジラを撃つように依頼するが、敷島は恐怖から撃てず、その間に島にいた整備兵たちは、橘を除き全員が命を落としてしまう。戦争が終わり復員した敷島は、東京の実家に戻るが、東京は焼け野原であり、隣家の太田澄子(安藤サクラ)から、空襲により敷島の両親や、澄子の子供たちも死んでしまった事を知らされる。闇市で買い物中、泥棒をして逃げていた女性から赤ん坊を託された敷島は、その後成り行きで女性=大石典子(浜辺美波)と、典子が空襲の最中、見知らぬ他人から託された赤ん坊=明子と一緒に生活するようになる。生活のため、機雷の撤去作業の仕事に就いた敷島は、特設掃海艇新生丸艇長 秋津淸治(佐々木蔵之介)、乗組員 水島四郎(山田裕貴)、元技術士官 野田健治(吉岡秀隆)らと出会う。
1946年、ビキニ環礁で行われた核実験により、近海にいたゴジラは被曝、ゴジラの細胞に変異が発生し、元々の15メートル程度の全長だったゴジラは、50メートルを越えるまでに巨大化していく。
1947年、典子は自立するために、明子を澄子に預け、銀座で働き始めるが、その頃ゴジラは日本本土までに活動範囲を広げようとしていた。



感想
戦後間も無く、ゼロから復興をスタートしたばかりの日本に、戦争中主人公が仕留め損ね、かつアメリカの核事件で生まれたゴジラ(悪モン)が襲うという話。

ストーリーに破綻はなく、一応ちゃんとした脚本。
「ゴジラ」シリーズは、本邦版、米国版に関わらず、特撮部分で尺を保たせない場合、人間ドラマ側に厚みが増していく仕組みなと思っています。
これは、特撮を最小限にドラマ部分に厚みを持たせた方の「ゴジラ」
つっても、大したドラマじゃなかった気がするけど💦
思っていた通りに展開していくゆえに、特に展開を楽しむといったものではないです。

…あー、どうせ脱出装置なんや

…あー、どうせ助けに来るんだろ山田裕貴

…あー浜辺美波、当然生きてるんや

…子役、若干下手じゃない(まぁかなり小さな子やから仕方ないが)、伝説の子役的な連中に囲まれてプレッシャーでもあったのでしょうか(かなり小さな子なので、そんなことはない)

…まぁゴジラも当然生きてそうやけど、このシーンいらないのでは

雰囲気は、明るくない「ALWAYS 三丁目の夕日」な映画。
吉岡秀隆は、同じキャラだったしな(彼は実に芸がない

あとは

木造船とゴジラの戦い…善戦しすぎて嘘くさい、いや、逆に昭和の映画っぽいのかも

作戦会議の集まりの時とか…物分かりが良いやつは多いわ、激昂するようなやつがいるわけでもないわ…他のシーンでも、話が通じる人ばかりで、戦後の時期を描いた感じではないんじゃない…

とかが、お話を観ながら思ったことです。


ドラマ中心風味だけど、逆に、アメリカのアカデミー賞ではお見事、視覚効果賞を受賞した映画
いやもっと凄い映像の映画がハリウッドにはあっただろうに…とは思うんだけどね…他の映画には、たまたま訴えるほどのものが無かったんかな
(個人的には「ザ・クリエイター/創造者」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」の特撮の方が上位と思うんだけどね。)
確かに、アメリカのゴジラに比べ低予算にも関わらず、ちゃんと鑑賞に耐えうる特撮映像になっていたのは凄いことかもしれません

ゴジラという、アメリカ人にも観やすい素材。「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」と比べると、確かに凄いのかも。

低予算に驚き「えー、こんな予算でここまでのものが作れるのって驚きも大きかったのかも知れません

あと、穿った見方をせずとも、本当はこれが大きいんだろうけど、
アジア人に何らかの賞をあげないといけないという、妙なポリコレ配分配慮なんだろうな。

…まぁ、確かに、最初の方の島で、人間を食わずに放って遊ぶ、進化前ゴジラは「ジュラシック・パーク」シリーズみたいだったし、戦艦とかがちゃんとしているのも凄かったし、初代の「ゴジラ」へのオマージュ的なものも感じて、良かったけどね


出演者は、

いつもの感じの、神木隆之介

いつもの感じの、佐々木蔵之介

(“之介”が多いな)

いつもの感じすぎる、吉岡秀隆

私は、特に上手くもなく下手でもない無個性女優だと思っている、浜辺美波

こちらも特に上手くもなく下手でもない、ミッツ・マングローブに似ていると以前から私が思っている、ゴーカイブルー俳優、山田裕貴

悪いけど、この役は誰でもよかったんじゃないか、青木崇高

あと、面白い女優さんなのに、力を生かさせてもらえなかった、目立つだけの脇役、安藤サクラ

残りは知らない方々が多々。
(どんどん知っている俳優が出続ける「シン・ゴジラ」とはコンセプトが違うようです)

…と、なんとも面白くない配役、もしくは勿体無い使い方。

一番よかったのは、エキストラでノンクレジットの橋爪功かなぁ
(あれ、どういうことなんでしょうかね


ということで、点数は…うーん4点(5点満点中)でもかなぁ…出来が悪いわけではないし…
しかし私としては、ギャレス・エドワーズ「GODZILLA ゴジラ」が、やっぱり最上位…あれは、いろいろ面白くてテンションが上がりました
今回も、あれには及んで無いと思います。

この「ゴジラ-1.0」は、ただちゃんとプロットを並べて、映像も手を抜かなかっただけの、そんなに魅力の無い映画って感じでしょうかね。



(当ブログ内の関連記事)
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2019年06月30日 【映画】ゴジラ キング・オブ・モンスターズ…ヘタレなラドン推し
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2022年11月01日 【映画】ゴジラvsコング…割と良かったし、小栗旬はセリフの少ない脇役だった

【ドラマまとめ】モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ



では、このあたりで



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2 コメント

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Unknown (over-the-magic)
2024-05-11 09:28:46
確かにゴジラを人間ドラマを作るための道具にしてる感は否めませんでしたね(^^;
「低予算でスゲー!」って話もゴジラの登場シーンがそもそも少ないってとこですし。

自分としてはベターに作品を仕上げ切った山崎監督の仕事人としての手腕を褒めたいとこですが。
続編への期待も。マイナスと付けたのはいずれゴジラの存在がプラスに変わる時が来るという意味なんだと。

諸々の評価は続編次第の作品なのかなとも思います。
Unknown (piro-ek0324)
2024-05-12 00:48:11
@over-the-magic コメントありがとうございます😊

〉マイナスと付けたのはいずれゴジラの存在がプラスに変わる時が来るという意味なんだと。

よくわかりません💦
なんにしても、山崎監督が日本映画界の制約の中で頑張った事は伝わっております。

この人、ハリウッドで作らせてもらったりするといい方向に化けたりするんですかね。
もしくは畑が違うので全然ダメってパターンもありそう。

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