ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

脱アジア記念、とうとうワイハ~の旅!(その7)

2011-08-23 21:31:45 | おでかけ(海外)
*チップは人のためならず、きっといいことがありますよ・・・の巻!

 いわゆる『欧米か!』にはチップという習慣があるとガイドブックに、「荷物を持ってもらったら1ドルとか、枕銭に1ベッドあたり1ドルとか、駐車場で車を持って来てもらったら2ドルとか、レストランでは15~20%とか、サービスを受ける度にお札で渡すこと!」と。今まで上陸しているアジアの諸国でもチップの習慣はあったけれど、それほど厳格なものではなくてあくまでもお客さんの気持ち次第。しかし、『欧米か!』ではチップがその係の人の収入の大きな支えになっていることもあって、チップを渡さないとトラブルになることもあるという。レストランで前の客(日本人)がチップを渡さなかったために、後の客があからさまな嫌がらせをされたとか、勘定書に20%以上のチップが初めから上乗せされていたりと、気が重くなるエピソードが色々と。「サービスに対する評価をチップで表しましょう!」とは簡単に言うけれど、それがなかなか難しいんだよなぁ・・・

 まぁ、胸のポケットにいつも1ドル札や5ドル札を数枚入れておいて、「どうしよう?」と悩んだ時はとにかくチップを渡すことに決める。ぴらにあの感覚だと大人相手にたった1ドル(80円)って、駄賃にしても安すぎるような気もするけれど、これがチップを受け取った人の感謝の態度が予想以上に気持ちいい。「マハロ~!」って最大限の笑顔で答えてくれて、「あぁ、チップ渡してよかった!」とホントに毎度思うようになる。で、マウイ島のツアーバスのドライバーさんにも、ラハイナの自由行動の時に「これで冷たいモノでも飲んで!」と、ちょっと奮発して10ドル渡しておいた。一日頑張って運転してくれたし、5人分だからまぁいいかと。で、空港で別れて搭乗ゲートに入ったところで凍り付いた。「ジャーニーがいない!」、いや「デジカメがない!」と(アライグマのジャーニーはいつもデジカメに付いてる)。バスが空港に到着する直前までウトウトしていて、急いで下りた時にデジカメをカバンに入れた記憶がない。バスの中に忘れたのは間違いないのよ・・・

 どうする、あと30分でホノルル行きの飛行機は出てしまう。後から日本に送ってもらうことはできるだろうけど、旅行の残りの写真はどうやって撮る?。とにかく、一度ターミナルの外に出てツアー会社の人を探してみるけど、もう帰ってしまったようで誰も見つからない。しょうがなくセキュリティゲートで靴を脱いでX線を通って、また搭乗ゲートに戻る。「デジカメあった?」とちぴらに聞かれて、「あればジャーニーがいるでしょ!」とキレてもどうしようもない。ドライバーさんの名刺でも貰っておけばよかったけど後の祭り、マウイ島のツアー会社の連絡先なんかわかるはずもなく、とにかくツアーを申し込んだホノルルのJCBプラザに電話してみる。「ツアー会社の名前はわかりますか?」とJCBのお姉さんに聞かれて、「黄色いアロハの人です!」と答えたら、「あぁ、わかりました。ツアー会社に問い合わせて5分後にそちらに掛けます!」となんと心強いお言葉。長~い5分が過ぎて掛かってきた電話に出てみると、「今、ドライバーさんが搭乗ゲートに向かっていますので、そのまま待っていて下さい!」とマジですか?!。数分後、セキュリティゲートで靴を脱いでる黄色いアロハのお兄さん、手にはしっかりとジャーニー&デジカメが握られているのが見える。「バスの中を掃除してたら見つけました!」って、JCBから連絡が来る前にデジカメを持って空港へ向かってくれていたらしい。いや~ホント、ラハイナでの心付けが無かったらデジカメは届いたんだろうかと。飛行機搭乗まであと5分、無事にデジカメが戻ってきた記念でチップ20ドルなのねん・・・


【カフルイからラハイナまでは約30分のドライブ、ハワイ諸島(8島)では唯一無人島のカホオラウェ島が見える。大きさは伊豆大島とほぼ同じ・・・】


【ラハイナ駅へ入ってきたサトウキビ列車・・・】


【ラハイナとプウコリイの間を1日4往復・・・】


【往復で22.5ドル、1週間乗り放題で27.5ドル、1ヶ月だと40ドルってかなり不思議な料金形態・・・】


【ターンテーブルで回転中・・・】


【やっぱり入れ替えは連結が醍醐味、でもあまり見学者がいない・・・】


【バック・トゥ・ザ・フューチャー3で博士とマーティーが乗っ取っていたような機関車・・・】


【肘掛けのレリーフはクジラ、冬の子育て期だと海岸からもクジラの親子が見られるらしい・・・】


【約10Km/hで爆走するサトウキビ列車、どんどん車に抜かれる・・・】


【サトウキビ畑が残っているのはこの1ヶ所のみ、その向こうはウエスト・マウイの荒野が続く・・・】


【と、反対側は大リゾートホテル&ゴルフ場・・・】


【ガイドのおじさんのハナ笛・・・】


【プウコリイ駅を過ぎてしまったと思ったらいい感じの操車場、ディーゼルカーも止まってる・・・】


【プウコリイでの入れ替えはターンテーブルじゃなくて引き込み線を使う・・・】


【サービスのドレーン大噴射、みんなビショビショ、デジカメのレンズまでビショビショ・・・】


【さっきまでと前後逆になってプウコリイへ戻る・・・】


【何もないプウコリイ駅に到着・・・】


【ツアーバスはプウコリイに先回りしてくれた・・・】


【カメハメハ王朝時代(1,819~1,845年)にハワイの首都だったラハイナに戻る。「ラハイナというのは『暑い所』という意味なんですよ」とドライバーさん、まずは4ドルの激甘シェーブアイス(シロップかけ過ぎ)を・・・】


【確かに暑いけどいい感じのラハイナの町、ホノルルよりもこっちの方がぴらにあは好き。さて、エハガキを出したいんだけど郵便局はどこでしょう・・・】


【海の向こうにラナイ島・・・】


【地図だと郵便局はこの辺なんだけどなかなか見つからず、「あった~!」ってヤツが見つけるとビルの裏側にひっそりと看板も無く。ポストは青色、ゴミ箱ではありません・・・】


【この写真を撮ろうと思ってジャーニー先生が行方不明なのに気が付いた。「もうデジカメ戻ってきたの?」と驚いてるぴら奥さん、「成せばなる、成さねばならぬ何事もよ!」と戻ってきた喜びで意味不明なぴらにあ・・・】


【安全のしおりマニアのヤツが喜んで読んでいるB717-200の緊急脱出方法、ちゃんと日本語で書いてあるのね・・・】
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消えた漁サン・・・

2011-08-22 22:06:45 | 伊豆大島の暮らし

 小雨降る肌寒い日曜日の午後、ヨーカドーもジャスコも見当たらないので町の温泉に行く。うわ、みんな同じ考えか、休憩所が足の踏み場がないほどの満員御礼。なんとか下駄箱にサンダルを突っ込んで脱衣所へ、こんな時でも意外とお風呂場は空いているから不思議。観光客の皆さんは午後のジェットフォイルが出るまでの時間調整でお休みしているだけか。で、お風呂から上がってなんとか空いたテーブルに滑り込み、アイス食ってさぁ帰ろうと。「サンダルがない~!」とちぴら、また自分が置いた場所を忘れちゃったんでしょう。「ちがう~!」ってホントに無くなってるみたい。誰かが間違えて履いたのかと思って同じような漁サンを探してみたけど見つからず、あの薄汚い漁サンをわざわざ盗んだ人がいるとは思えず・・・

 「あの、何か履き物をお貸ししますから」と受付のお姉さん、「いや、このままおんぶで車に乗せちゃいますから大丈夫ですよ」とぴらにあがヤツをおんぶして駐車場へ歩き始めたものの27Kgは重いし苦しいし、「ちぴ子みたいに肩車して~!」とかよくほざいてるけど、真に受けてやったら首の骨折れるよ。しかし、あの漁サンを履けるとなると子供か女性か、新品ならまだしも謎は深まるばかり。どなたか8月21日(日)の午後2時過ぎ、温泉でブルーの漁サンを間違えて履いていった方がいらっしゃいましたら、このブログまでお知らせ下さい・・・
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写真館を「No.482 波浮港現代美術展」に更新しました!

2011-08-21 22:14:42 | まいぺーじ写真館
 旧波浮小学校で美術展をやっているというので行ってみる。名のある芸術家の方が参加して腕を競っているというけれど、絵心のないぴらにあにはよくわかりましぇ~ん、ゴメンなさい・・・

《波浮港現代美術展》
○2011年8月13日(土)~28日(日)
○旧波浮小学校、旧甚の丸邸、波浮港1番地にて


【玄関のスリッパもいきなりアート・・・】


【警備員室は妖精の間と・・・】


【落書きなのかゲージツなのか・・・】


【物置に謎のプロジェクター・・・】


【こうなると美術展というより肝試し大会(真っ昼間なのにかなり暗い)、ちぴ子は怖がって付いてこない・・・】


【プールにはクモヒトデさんが・・・】


【楽譜?】


【階段を上ると男の子、地震が来たらどうしよう・・・】


【女子トイレの花子さん?】


【音楽室は赤外線センサー・・・】


【ぴらにあが一番気に入った『ら』の部屋・・・】


【給食室は花びらでいっぱい・・・】


【芸術の内容はともかく、廃○マニアとしては廃校をこんなに自由に使えるのは羨ましい・・・】


【来週の日曜日までやっていますので、興味のある方はぜひどうぞ。この写真の他にもたくさん展示があります・・・】
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脱アジア記念、とうとうワイハ~の旅!(その6)

2011-08-20 21:11:52 | おでかけ(海外)
*あぁ、やっぱり島々がオイラを呼んでいる・・・の巻!

 せっかく8時間も飛行機に乗ってきたんだから、オアフ島だけじゃなくて他の島にも行ってみたい。ネットでオプショナルツアー情報を調べてみると、カウアイ島、マウイ島、ハワイ島なら簡単に行けるみたい。どの島もオアフ島~各島往復の航空券込みで300ドル程度、さてどの島にしようかな。カウアイ島はハワイ諸島で一番古い島で、シダの洞窟とかワイメア渓谷とか箱庭のような自然を楽しめるらしい。ハワイ島は有名なコーヒー園とドロドロの溶岩ハイキングも捨てがたいな。しかし、火山マニアとしてはマウイ島のハレアカラ火山に惹かれる。空港のあるカフルイから一気に標高3,000mまで登るドライブコース、カメハメハ大王時代の首都だったというラハイナ、サトウキビ生産全盛の頃から走っている汽車ポッポにも乗れるらしい。こりゃマウイ島にキマリ~!

 と、ハワイに到着してすぐ、お得意のJCBプラザに申し込みに行く。ツアーは日本でも予約できるけど、たいてい現地で手配した方が安いから。しかし、各島ツアーは意外と人気があるらしく、明日や明後日の予約は今からじゃ押さえられないというJCBプラザのお姉さん、「帰国前日のコースなら空いてるんですけど・・・」とこうなりゃいつでもいいからお願いします。しかし、よく考えたら朝5時出発で夜8時解散って、帰りの荷造りは大丈夫なのかしらん・・・


【眠い眠いさんをなだめすかして早朝のホテルロビーでお迎えの人を待つ。しかし、待ち合わせの時間を過ぎても誰も現れず連絡もなし、「大丈夫なのかな?」とツアー会社に電話をかけようとしたら、向こうから日系人のおじいさん(推定80才以上)がトコトコ歩いてきた。「○○サン?、ハヤクイキマショ!」と英語ナマリで。空港に向かうバスに乗ると意外と大勢乗ってる、「デハ、コレカラクウコウヘムカイマス。キョウイチニチ、タノシンデキナサイ!」と思いっきり上から目線で、気だるい車内に思わずわき上がる笑い声。遅れても全く謝りもしないおじいさんへのモヤモヤとした気持ちが一気に吹き飛んだ・・・】


【本日のご搭乗機はハワイアン航空のB717-200、すかさず「JALのMD-90に似てる!」と飛行機マニアさん。そう、マクダネルダグラスからボーイングに売却されて機種名が変わっただけで、実はMD-95(MD-90の短縮型)なのよね・・・】


【ホノルル空港からカフルイ空港へは飛行時間約30分、羽田~大島とほぼ同じだけどちゃんとドリンクサービスがある。しかし、同行者は全員爆睡中でそれを知っているのはぴらにあのみ・・・】


【トイレへ行く間もなくカフルイ空港への着陸態勢に入る、眼下にはカパルア空港(マウイ島の西端)の滑走路が見える。この空港のすぐ南の海岸線にサトウキビ列車が走っているはず・・・】


【カフルイ空港に迎えに来てくれたツアーのおじさん(やはり日系人)が、「今日は忙しいですよ、お客さんたち5人で貸し切りですから!」ってマジメな顔で。意味がわからず「へぇ、そうなんですか・・・」とテキトーに答えてから、軽~いジョークだったことに気が付いてゴメンなさい。ギンケンソウ(キク科)はハレアカラ火山の高山植物で、花が咲いているのはとても珍しいという・・・】


【空港から約1時間で標高2,300m地点のビジターセンターへ、これからまだまだ登って3,050m山頂まで。ツアーの行程表には「心臓や呼吸器系の疾患、高血圧の方には参加をお勧めしません」との説明が・・・】


【標高1,000mにあった最後の茶店で買ったポテチの袋がどんどん膨らんでいく。ちなみに、その茶店で食料品を買い込んでいかないと、国立公園エリアに入るとレストランどころかお水一本売っている店も無いのでご注意を・・・】


【ものすごい風が吹いているハレアカラ火山の山頂小屋(標高3,050m)、空気が薄いというより風圧で呼吸が苦しい。肺に直接チューブを突っ込まれて冷気を流し込まれてるような感じ・・・】


【山頂にはNASAの天文台も、夜に来ると素晴らしい星空が見えるらしい・・・】


【世界最大のハレアカラ火山噴火口、2001年宇宙の旅のロケ地でも使われたとか・・・】


【下りは高低差3,000mを1時間で。「気圧が高くなると眠くなるのみんな寝てしまいますが、いつも一人だけドライバーさんは眠りません」とやっぱり笑いもせずジョークを飛ばすドライバーさん、「ならオイラも絶対に寝ない!」と挑戦してみたけどいつの間にかウトウト。目が覚めるとハレアカラ火山の麓にサトウキビ畑が広がる・・・】


【イアオ渓谷のニードル・マウンテン、針山というよりほ乳瓶という感じ。ハワイ諸島の中でもマウイ島は特に晴れの日が多いというけれど、イアオ渓谷は毎日のように雨が降るらしい。実際、ここだけは今にも降り出しそうだった・・・】


【カフルイの町から車で10分程度のイアオ渓谷はかなり涼しいので、地元の皆さんがたくさん来てただ座っている・・・】


【ラハイナに向かう途中、「イヨちゃんの結婚式をやった教会です!」とドライバーさん。あ、松本伊代ちゃんのことね。「ミーちゃんの教会もあります!」って、今度はピンクレディーですね。なかなか面白いよねドライバーさん。ゴルフ場のレストランでランチ、やっぱりマカロニサラダは山盛り・・・】


【中腹から上は雲に隠れてるけど、ハレアカラ火山が真っ正面に見えるゴルフ場。レストランはゴルフに全く関係がなさそうなパーティーなんかやっていて、なかなか人気があるみたい。シラザギがいっぱいコースを歩いていて、「ゴルファーより多いですよ」とドライバーさんの談・・・】
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脱アジア記念、とうとうワイハ~の旅!(その5)

2011-08-19 22:47:43 | おでかけ(海外)
*ハワイ移民の歴史、プランテーション・ビレッジを訪ねて・・・の巻!

 ホノルルの市井ではホントによく日系人と会う。ファミレスでもスーパーでも、「あら~、久しぶり~!」なんてフツーに日本語が飛び交ってるから不思議な感じ、ちょっとイントネーションが違うのも面白い。この人たちは明治時代からハワイに移り住んだ日本人の子孫なんだろうな。その移住の話を知りたいとガイドブックをめくっていると、パールハーバーの方に『ハワイ・プランテーション・ビレッジ』という移民の人たちが働いていたサトウキビ農場の博物館があると・・・

 プランテーション・ビレッジは日本でいえば明治村のような場所で、観光地というよりも地元のお子ちゃまたちが社会科見学に来るような所らしい。実際、でっかいスクールバスが2台止まっていて、小学校のサマースクールの真っ最中だった。観光客はぴら家のみ、受付の建物に入っていくと地元のおばちゃん(受付の人)が「何の用?、見るの?」みたいな感じでしかめっ面。とにかく入場料を払おうとすったもんだしていると、奥から日系人のおばちゃんが出てきた。「あら、日本人なんて珍しい!」と。「あのね、勝手に見てもいいんだけど、せっかくだからアタシが案内してあげるから。1時間半よ、1時間半だけど大丈夫でしょ!」とグイグイ引っ張っていく。「え、皆さん伊豆大島から来たの?、ワタシも50年前に行ったのよ。あの時はねぇ、大きな船で夜出て朝着いたのよ。え、今でもそうなの?」と懐かしそう。う~ん、まさかハワイまで来て伊豆大島ネタで盛り上がれるとは・・・

 さて、おばちゃんの説明によると、キャプテン・クックがハワイに到着した当時(18世紀後半)のハワイの人口は40万人程度だったけど、西洋人が持ち込んだ病原菌によって疫病が蔓延して約半世紀で8万人まで激減したという(なんと死亡率80%?!)。で、産業革命後、ハワイでもクジラ捕りの後方支援やら農産物の生産やら産業を興そうと思ったけれど、ハワイの原住民だけでは圧倒的に労働力が足りない。それで明治初期から日本、沖縄(当時は日本と沖縄は別扱いだったらしい)、韓国、フィリピン、プエルトリコ、ポルトガルなどから移民を受け入れたんだとか。しかし、持ち前の勤勉さで薄給でも働きに働いて月に数日しかない休日までバイトで働いて故郷に錦を飾るのを夢見ていた日本人たちは、「こいつら、きっとこんなに働いて何か企んでやがるな!」と雇用主にあらぬ疑いを掛けられて排斥運動が起こり、とうとう大正時代には日本人の移民は一時禁止になってしまったんだとか。「でもね、その一世、二世の努力が実って、今のハワイの重要なポストに就いている人たちはほとんど日系人なのよ!」と笑顔のおばちゃん、弁護士、医師、教師は日系人の割合が特に多んだとか。ハワイなら初めての海外旅行でも安心して行ける、そんな雰囲気は何となく作られたものではなくて、それを一生懸命に守ってくれている人たちがいると言う事をプランテーション・ビレッジで知った・・・


【プランテーション・ビレッジの道すがら、パールハーバーのアリゾナ記念館を見学しようと思ったら渡し船に乗るのに4時間待ち、せっかくもらった入場チケットを受付のお兄さんに返して駐車場へ。と、「車で来たの?」と自動車で追いかけてくるお姉さん、よくわからないけど、ず~っと、ず~っと、ず~っとノロノロついてくる。「何か、新手の誘拐?」とか思ったら、ぴらにあが出庫した後に止めたいだけだった・・・】


【館内で30分みっちり移民の勉強を、「さぁ、さぁ、おチビちゃんたちお腹空いたでしょう!」とおばちゃん。「これね、ハワイで昔から採れてた果物、好きなだけお食べ!」と名前も聞いたことがない果物が並ぶ。ぴらにあは半生干し柿みたいな果物が気に入ったけど、名前を覚えてない・・・】


【園内を見学に行く前にマカデミアンナッツ(ヤマモガシ科)を発見・・・】


【ブドウみたいになってる・・・】


【「生でもおいしいから石で割ってお食べ!」とおばちゃん、狂喜乱舞の若旦那(マカデミアンナッツ命)。自由研究にも「ハワイで一番うれしかったのはマカデミアンナッツを食べたことです」と書いていた・・・】


100年ほど前に移民の人たちが暮らしていた家が残っている、どの建物の内部も自由に見学可能・・・】


【日本人が営業していたお豆腐屋さん・・・】


【お風呂屋さんもあり(ちゃんと男湯と女湯に分かれている)、お隣は床屋さん・・・】


【うどん屋さん。当時のお給料(最初の頃は日給4ドル)は、集落内でのみ使えるチケットで支払われていたという。必ず親方が取り返すのと、逃亡防止のためだったらしい・・・】


【ハワイの人たちが暮らしていた家(右の小さい方)、入り口は他の部族が襲ってきた時に防げるように小さくしてあるんだとか(首だけ入れた時に中からボコボコにする)。左の三角屋根は学校・・・】


【モスラの幼虫の頭みたいなヤエヤマアオキ(アカネ科)の実、ハワイ語では『ノニ』というヤツ・・・】


【タロイモ畑・・・】


【ちょっとだけ残っていたサトウキビ、沖縄のに比べると節が詰まっていて葉っぱが多い。収穫する時はどんなに暑くても長袖長ズボンでやらないとキズだらけになってしまったという・・・】


「実際に使われていたサトウキビ運搬列車、線路もオリジナルで隣の製糖工場跡地に続いている・・・】


【プランテーション・ビレッジ近くのショッピングセンターでお昼、ハンバーガーかと思ったらローストビーフサンドだった。ハンバーグより脂っこくないので、ぴらにあはこっちのが好き・・・】


【ファストフードのドリンクは容器をもらって自分で入れるシステム。「カップでかいよ!」とお会計をしてきたぴら奥さんに言うと、「これでもSサイズだよ!」だって。ちぴらのはキッズサイズらしい・・・】


【アラモアナショッピングセンターで買ってもらったムームーがお気に入りのお嬢さま・・・】


【そのムームーを来てハワイ料理のレストランに行ってみる。「予約は?」と英語で聞かれて、「ノーリザヴェィションです!」と英日チャンポンで答えて通じる。意外と人気店らしくダメかと思ったら・・・】


【じゃぁどうぞ、と通されたのが水上テラスのいい感じのお席。「この池の水道代って高くないのかな?」ってヘンな事を心配しているヤツ、お料理はデザートのバター餅が一番うまかったんだとか・・・】


【お会計はビュッフェ形式なので人数分、ところが請求は大人6人分でビックリ!。「オ~、ソーリー!」と再び持って来たのが大人4名+子供1人、「違うよ!」と突き返すと今度は大人3名+シニア1名+子供1名、どうしてもちぴらを大人として数えたいのか。「ち、が、う!」と全員の年齢を説明してやっと大人2名+シニア1名(65才以上)+子供1名(4~12才)+無料1名(3才以下)になった。でもうまかったからチップは弾んでおきましたとさ・・・】


【食後、ガイドブックに載っていたタンタラスの丘という夜景スポットに行ってみる。小雨降るグネグネの山道を迷いながら上がっていくと、見物の車が20台くらい止まっていてビックリ!。ホテルに戻ってからもう一度ガイドブックを見ると、「道路が狭くて坂もきついので、危ないからレンタカーでは行かないように!」と・・・】


【ホテルの廊下からタンタラスの丘方面を眺めてみる。街路灯がオレンジ色なので溶岩が流れているように見えてキレイ・・・】
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眠れない人…

2011-08-17 20:51:58 | プチ写真館
「暑くて眠れない~!」と毎晩のヤツ、いやエアコンのドライかけてるんだからそりゃないでしょ、それより学校が休みであんまり疲れてないのよね。「どうせなら漢字の書き取りでもやれば?」と言えば寝ると思ったら、「じゃぁ、やる!」って12時近くまで頑張るねぇアンタ。で、今朝は「眠い~!」と泣いてるし。さて、今夜はスッピリ寝られるのかな…
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脱アジア記念、とうとうワイハ~の旅!(その4)

2011-08-16 22:24:57 | おでかけ(海外)
*3日目はオアフ島半周フライト反時計回りコース・・・の巻!

 ハワイに行く前からちぴらと小型機に乗ろうと考えていた。日本語可能なフライトスクールで操縦体験が出来るオプショナルツアーがあると、ホノルル空港から離陸してオアフ島の上空散歩なんて素敵じゃあ~りませんか。「オイラたちは飛行機に乗ってくるからさ、ママさんと母子水入らずでショッピングにでも行ってくれば」とぴら奥さんに言うと、「アタシも飛行機に乗るわよ!」とママさん。「ガイドブックにさ、操縦体験ツアーのことが書いてあったから、アンタたち絶対に行くと思って楽しみにしてたのよ!」だって。意外と勇気あるのねママさん・・・


【朝、ラナイからビーチを見るとホテルの影が伸びている。日差しは強いけど湿度が低いのでけっこう涼しい・・・】


【操縦席のパネル写真を見ながら5分間の訓練(と言えるか?)の後、「さぁ乗って下さい!」とカタコト日本語の先生。チェックも何もせず、「じゃぁ、エンジン掛けて!」ってドアも閉めないまま滑走路へ向かう・・・】


【本日のご搭乗機はパイパー・アーチャーⅡ、機体番号はN6912D(アメリカなのでJAじゃない)。「黄色い線に沿って走って下さいね!」とインチキ機長にタキシングを任せたまま、先生はiPodでBGMの選曲に夢中・・・】


【FedexのMD-11を待機させてRWY04Rから離陸、「80ノット、右旋回でダイヤモンドヘッドに向かって1,500フィートまで上昇してね!」ってそれだけ指示して先生はiPodと鼻歌・・・】


【ダイヤモンドヘッドに沿って左旋回、窓の外にはワイキキのホテル。飛行中の写真は全てちぴらカメラマンの撮影、あんまりパチパチやり過ぎてバッテリーが切れた・・・】


【昨日のノースショア一周とほぼ逆のコースで飛んでいるので現在地がよくわかる。ハワイカイ別荘地の裏側にあるハナウマ・ベイはダイビングで人気らしい・・・】


【ハワイカイの裏山、ココ・クレーターにどんどん近づいても全く気にしていない先生。時々、方位計の指針を無言でクリクリ回しているのが、「こっちへ行って!」という指示らしい・・・】


【シーライフ・パーク上空でだんだん天気が怪しくなる。1,500フィートを保持していると雲に入ってしまうけれど、「上がれ」とも「下がれ」とも言わない先生。どうやら、よほどのことをやらなければホントに勝手に飛んでいいみたい・・・】


【カネオヘ・ベイ上空、白いビニールのゴミ袋がたくさん浮いてるのかと思ったら珊瑚礁でした・・・】


【クアロア付近でとうとうスコールが降ってきた、勝手に2,000フィートまで上昇してみる。先ほどから先行機の動きが気になる先生、と思ったら見失ってるみたい。あの、急降下してすぐ下を飛んでますけど・・・】


【最近完成したというノースショアの風力発電所も雲の中、やはり島の風上側は天気が悪いみたい。ホノルルにしろ伊豆大島の元町にしろ、大きな町がある場所はどの島でも天気が安定してる風下側に作られるということ・・・】


【エビ養殖池が広がるカフクまで来ると晴れてきた、左旋回でパールハーバーへ向かう・・・】


【オアフ島の中央部は濃緑の森と黄緑色の台地が広がってとてもキレイ。赤城から飛び立った九七艦上攻撃機のパイロットも同じ景色を見たはず・・・】


【昨日、パインアイスを食ったドールプランテーション上空・・・】


【アリゾナ記念館と、写真の右下に半分だけミズーリが。写真の中心に泊まっている給油艦をミズーリと勘違いして何枚も撮ってるヤツ・・・】


【ホノルル空港に近づいても、「800フィートね!」と言ったまま旋回指示をしない先生。そのまま滑走路の上を飛び越えて、右急旋回でRWY04Lにアプローチしていく。「フラップ、1ノッチ引いて!」ってまたいきなりの先生・・・】


【結局、スロットルの調整と着陸時のほんの一時だけ先生の操縦で、あとはぴらにあに任せっきりだった先生。日本だったら師匠に怒られちゃうような山ギリギリのコースで飛んでも高度なんかテキトーでも、「落ちなきゃいいのよ!」みたいな感じで。1時間の飛行証明書いただきました・・・】


【午後からはアラモアナショッピングセンターへ疲れに行く。結局、買ったのはレゴショップでちぴらのトレーラーと、お船好きの3ちゃい児さんにはモーターボートを。彼女曰く、「どうしてワタシのはこんなに小さいの!」と・・・】


【せっかくフルキッチンのコンドミニアムを借りたんだから、食材を買ってきてディナーでも作っちゃいましょうか。このお肉1パックで12ドルで激安、でも他の材料(特に野菜)が高いので全体としては安くない・・・】


【バーベキューソースで焼いたステーキ、スーパーのデリコーナーのアヒポケ(マグロぶつの味付け)、マッシュルーム入りガーリックシュリンプ(ソースはABCストアで)で、なかなかハワイっぽい感じでどうでしょ~!】
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脱アジア記念、とうとうワイハ~の旅!(その3)

2011-08-15 20:37:03 | おでかけ(海外)
*まずはオアフ島半周ドライブ時計回りコース・・・の巻!

 今回の旅は5泊6日のスケジュール、2日目はオアフ島の情報収集も兼ねて郊外まで足を伸ばしてみよう。昨日のホノルル空港からワイキキのホテルまでのドライブでだいぶ右側通行にも慣れてきたし、なんといっても想像していた以上にハワイの道路は走りやすいからいいなぁ、やっぱ世界の観光地はこうでなくっちゃ。交差点には左折車線が必ず設けられているし、路上駐車は全然ないし(違法駐車は5分くらいでレッカーされるらしい)、案内表示はしつこいくらいに分かりやすいし、合流や一時停止の交差点では必ず譲ってくれるし、駐車場から出る時は見知らぬお兄さん(グラサン&モンモン付きでだいたい見た目は怖い)が誘導してくれるし、ハワイの人ってどうしてこんなに親切なんだろうと・・・

 あと、ハワイの道路で気に入ったのが法定速度の設定。市内は25マイル(40Km)制限だけど、市街地を抜けるとすぐに35マイル(約60Km)に変わる。そのうちビュンビュン流れ始めて、「一般道なのに大丈夫かな?」と心配になると45マイル(約70Km)の表示が、ちなみにハイウェイは50マイル(約80Km)だから意外とゆっくりめ。ガイドブックには「スピード違反に注意しましょう!」とか書いてあったけど、一般道で45マイル制限ならよほど飛ばさない限り大丈夫じゃん。うりゃ~、コチとら大排気量のアメ車のバンじゃ~、どけどけ~!、なんて調子に乗って飛ばしてトンネルを抜けると、レーザーガンをこちらに向けている白バイ野郎ジョン&パンチが・・・


【モアナルア・ガーデンからノースショアに向かう途中のドール・プランテーションで一休み。名物のパインアイスを買おうと列に並んでいると、後ろのお姉さん(日本人)がメニューの料金ピッタリに小銭をジャラジャラと用意している・・・】


【「あの、外税ですよ」と伝えると、「前の人、何か言ってるけど英語ムリ~!」みたいな感じで固まってるお姉さんたち。「ハワイは税別表示なんですよ、ピッタリだとたりませんよ」ってまだ通じてないらしいけど、ぴらにあの国籍は何人に見えるのかしらん・・・】


【プランテーションの奥の方は赤土のパイン畑がどこまでも続く。「これだけの畑の水はどうするんだろう?」と考えていると広大なため池が出現、このお水をどこまでもパイプラインで引いてスプリンクラーでブン撒く・・・】


【パイナップル・エキスプレスは8ドルで約20分の旅、コニシキかアケボノ級の地元系お姉さんもちゃんと乗れるように一部広めの席も・・・】


【もっとパインがど~んと植わっている所が見たかったんだけど、畑は定植前の時期だったらしく見本園にのみ株の状態のパインが。ちなみに『パインアップル』というのはキャプテン・クックの命名なんだと、エキスプレスのスピーカーから流れていた説明・・・】


【ちぴらが気に入ってしまった『1セント玉ぐりぐり』、25セント玉×2と1セント玉×1を入れてハンドルを回すと、1セント玉が潰されてご当地にちなんだ刻印(たいてい4種類から選べる)がされる仕組み・・・】


【『1セント玉ぐりぐり』は観光地の売店やショッピングセンターによく置いてあるので、発見する度に「51セントくれ~!」とヤツ。しかし、ホンモノのお金をブリ・ド・ゲロンチョリ~して違法じゃないんだろうか・・・】


【ノースショアはエビの養殖が盛んだとガイドブックに、客引きのお兄さん(ブルーTシャツの人)はあまりに日本語が上手で逆にアヤシイ。このトレーラー式エビ料理店はニセモノが出るほど人気があるらしい・・・】


【名物のガーリックシュリンプ・ランチプレートは12ドル、ドリンクはお隣のセブンイレブンでご自由にどうぞ。味は6種類くらいあって、オリジナル(ガーリック)、レモンバター、フライ(チリソース付き)を注文してみる。ぴらにあはオリジナル、ちぴらとぴら奥さんはレモン、ちぴ子はゴハン(タイ米)が気に入ったみたい・・・】


【オアフ島北端に行く手前のラニアケアビーチにはウミガメが来るとガイドブックに、「運がよければ見られるのかな?」と思っていたらフツーにウジャウジャと。でもこの海岸、波打ち際のサンゴがよく滑るのでビーサンだとかなりキケン・・・】


【オアフ島の北東海岸、ジュラシックパークのロケ地にもなったクアロア・ランチ(大農場の意味)にも寄ってみる。「なんかさ、筆島の崖みたいなんだけど」って確かに似てますけど・・・】
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写真館を「No.481 モンハン特急(長野電鉄1000系・ゆけむり号)」に更新しました!

2011-08-14 20:44:47 | まいぺーじ写真館
 天気の悪い山の温泉から下りて長野へ買い物へ、せっかくだから成田エキスプレス(JR東日本253系)を改造した2100系スノーモンキー号に乗ってみよう。須坂駅の駐車場に入ると、「モンハンだ~!」と喜んでるちぴら。車庫に停まっている1000系(旧ロマンスカー10000形車両)のラッピングがモンスターハンターのキャラクターなんだそうな。長野駅の発車ベルも「モンハンだ~!」とよく知ってるね。「キッズステーションでモンハン日記見てるから」だって、キミの情報源はほとんどスカパーなのね・・・


【反対側の車庫には3両編成の旧N’EXのスノーモンキー号(やはりモンハン仕様)が、こうなると鉄道模型の中に自分が入ってるような錯覚が・・・】


【行きは善光寺下駅まで東急8500系で、こちらは田園都市線で使われていた車両で塗装もそのまま、まるで渋谷駅の地下ホームにN’EXが入ってきたのかと。8500系は伊豆急行の普通列車でも走っているけど、海側の座席だけボックスシートに改造されている・・・】


【2100系にはスノーモンキーの由来となっている地獄谷温泉のサルがラッピング、このお猿は旅館の露天風呂に入っていると勝手に混浴してくることが・・・】


【行き先表示板とスノーモンキーのロゴ。トイレはあるけど使用禁止、長電にメンテナンス設備がないため閉鎖されているという・・・】


【長野駅から約20分で須坂駅に到着、屋代線の接続のため3分停車。帰ってきてから知ったけど、屋代線は来年の春には廃線になるらしい。う~ん、あの今時非冷房のレア電車に乗っておけばよかったと後の祭り・・・】
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夏祭り…

2011-08-13 19:31:08 | プチ写真館
ヤキソバ食って、すり身揚げ食って、アシタバグリーンカレーも食って、Angeさんのかき氷(みかんトッピング)でシメ。さて、だいぶ混雑してきたし花火が始まるまで温泉でも行こうか。「ありゃ、ぴらさん?」とその声は、元同僚のSくんじゃありませんか~!
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