初泳ぎ…

浮き輪につかまってフツーに泳いでるちぴ子、口ばっかりのお兄ちゃんも同じレベル。８月の終わりでやっと夏らしくなったなぁ…

行き当たりばったり韓国の旅！（その２）

＊ソウル～江陵、夜船気分？・・・の巻！

　ソウルに到着して、まずは済州島の情報収集（できれば飛行機のチケットを入手したい）と思ったら、本日は日曜日でカード会社の案内所が休みだと。う～ん、このまま明日までホテルの近くをほっつき歩いて時間を潰すのも勿体ないし、こうなりゃ今夜、夜行列車に乗りに行っちゃう？

　韓国はＫＴＸが出来てから夜行列車が減ったらしいけど、ローカルな路線はまだ夜行が走ってるみたい。で、ソウルから東へ山を越えた江陵（カンヌン）という海辺の町まで６時間くらいで行けるそうな。と言っても、そんな情報はガイドブックにも詳しく載っておらず。とりあえず、地図で見ると直線では１００Ｋｍほどだけど、線路は南にグルッと回って、しかも途中はかなりの峠で時間がかかるらしい。高速バスならソウルから江陵まで３時間ほどで、今から行っても日暮れには着いてしまう。もうこうなりゃ江陵のホテルで１泊しようかとも考えたけど、やっぱり初心貫徹で夜行列車だよな。江陵から２つ手前の正東津駅（チョンドンジン）は日の出の名所で、夜汽車で目覚めたら朝日ってのもいいじゃん。でもな～、「今夜はホテルで寝ないよ」って言ったらヤツが嫌がるかも。「夜１０時にソウルを出て５時に江陵へ到着の予定でどうよ！」と正直にヤツに聞いてみると、「夜船と同じだねぇ！」って意外と喜んでる若旦那。そうなんですけど、せっかく海外旅行なんだからあんまり日常と比較するなよ・・・


【中央線・嶺東線方面が発着する清涼里駅へキップを買いに行く、東京ならさしずめ新宿駅かな。駅の入り口も１０年ほど前の新宿駅南口という感じ・・・】


【まずは駅の売店で時刻表（５，０００ウォン）をゲット、お次は券売所のお姉さんと筆談でムグンファ号のチケットを。駅名くらいなら漢字（ぴらにあの殴り書き）でも通じるみたい・・・】


【乗りたかった２２：４０発は満席で「立ち席券ならあります！（たぶん）」と韓国語でお姉さん、いくらなんでも外国で２等席無しは怖いから１つ前の２１：５０発で・・・】


【６時間も急行列車に乗って２２，２００ウォン（１，７００円）は激安、平日だと２１，３００ウォンになるらしい。高速バスだともっと安いとか・・・】


【ひとまずホテルへ戻って夜まで一休み。２人で予約したのにダブルベッド、シングルベッドと、な～んでかエキストラベッドの４人用で広すぎ。「落ちるからソファで寝る！」と窓際が気に入ってるヤツ・・・】


【晩ご飯はホテル近くの冷麺屋へ、この店はいつも地元民で大混雑だったけど夕立で誰もいなくなった時に入ってみる。水冷麺、ビビン冷麺とも７，０００ウォン（５００円）。味はまぁまぁ、ビビン冷麺はクチビルが腫れるほど辛い・・・】


【再び地下鉄で夜の清涼里駅へ、さんざん歩き回ったおかげでまだ初日なのに何日もソウルに居るみたいな感じ。駅前のセブンイレブンで夜食を買い込んで出発を待つ・・・】


【２１：５０発の急行ムグンファ号（←韓国の国花ムクゲの意味）は電気機関車が牽引する６両編成。１５年ほど前に乗った時はほとんどディーゼル機関車だったけど、ここ数年で韓国国鉄はずいぶん電化されたらしい・・・】


【新幹線と同じゲージに４列シートなので座席の横幅はかなりゆったりめ、リクライニングは後席が窮屈にならない程度で足置きもあって寝るのには充分。しかし、テーブルがない（最前列だけはある）のは飲み物が置けずに困った・・・】

とうとう家事放棄…

うわ～、ビミョ～に蒸し暑くてゴハン作るのめんどくせ～！。と、片道２０Ｋｍも走って海辺のレストランへ。「爆辛生姜焼き定食をプチ辛で出来ます？」と意味不明な注文をしてみたり…

夜も眠れない宿題・・・

　国語と算数のドリルも終わった、アサガオの観察日記も終わった、自由研究（韓国の旅のまとめ）も終わった。最後に残ったのは読書感想文、これが一番面倒臭いのかも。ちぴらは本を読むのは好きだけど、感想文はあんまり気が乗らないらしく全然手を付けないんですけど、さっさと書かないと夏休みが終わっちゃうよ。サザ○さん家みたいに８月３１日に徹夜で宿題なんてやらないからね、おとん・・・

　な～んて、ぴらにあもキライだったなぁ読書感想文。そもそも「作者はナニを考えていたんでしょう？」系の質問って困るんだよ。だって、本の感想なんて人それぞれでいいと思うし、そもそも作者じゃないんだもんオイラ。で、ちぴらには「本を読んで自分で気が付いた事を３つ書いてみたら？」と。ヤツが選んだのは「地下鉄のできるまで」というマニアックな絵本、かこさとしさんの細かい描写が面白いんだけど、感想文を書くとなると難しいよなぁ。３０分ほど絵本と格闘して、「あたまがあつい～！」とひねり出したヤツが気が付いた事とは・・・

１．シールドカッターは穴を掘りながら同時に壁も作る。
２．地下鉄のトンネルは色々な形がある。
３．地下鉄でも車庫や修理工場は地上にある。

　の３つ。ふ～ん、確かに地下鉄の車両基地ってわざわざ地上にあるのは不思議かも。技術的に言えば地下に作れない事もないと思うし、都会なら地下に作った方が土地代とか安いんじゃない？。じゃぁ、なぜ地上に車両基地があるのかと言えば答えは簡単、電車をトンネルに入れる時の入り口なんだって。そういや昔、「地下鉄をどこから入れるのか考えると、夜も眠れなくなっちゃいますね～！」という漫才がありましたっけねぇ・・・

行き当たりばったり韓国の旅！（その１）

＊さて、ソウルには着いたけれど・・・の巻！

　「韓国に行こう！」と思ったのは空前のウォン安だからのみ。３年前の夏にちぴらとＫＴＸの旅に行った時は１円＝８ウォンくらいのレートだった、それが今なら１２～１３ウォンだと。レートが最もよかった時は１６ウォンだったらしいけど、その頃は両替目的に韓国へ旅行する人がいたらしい。なんでも２，０００万円くらい持って行ってウォンに替えたとか替えないとか・・・

　で、マイレージの特典航空券で羽田～金浦のチケットはゲットして、ホテルは得意の楽○トラベルで予約して、これで準備ＯＫ～！。いや～、インターネットとクレジットカードって便利なのねん。しかし、韓国内でドコに行くんだろう私たち？。夜行列車も興味あるし、済州島も行ってみたいんだけど、ソウルのホテルに６日間ステイって以外はな～んも決まってないのよ。若旦那のハングル語学力（ＤＳで独学）が頼りなんだから頑張ってネ。と、いつもながら無計画な男の旅が始まる・・・


【本日のご搭乗機はＢ７４７－４００（ＪＡ８９１２）、いつも小型機ばかりだからたまにデッカイ飛行機に乗るとコーフンする若旦那。せっかくのジャンボなのに２階席は閉鎖だった・・・】


【ご搭乗機の翼の上をピンク色のカラフルな船が南へ通り過ぎていく。な～んか気になっちゃうのよね、今日は関係ないんだけど・・・】


【２時間のフライトなので機内食はお弁当、ちぴらのチャイルドミールはサンドイッチ。ジェットフォイルで大島に行くのと同じだから寝るヒマもなく・・・】


【金浦空港から地下鉄５号線でホテルへ向かう、この地下鉄の小一時間が遠いんだよなぁ。もう少しすると仁川～金浦～ソウル駅の高速新線が開通するらしい・・・】


【まずは韓国内旅行用の手提げカバンと、夜行列車で毛布代わりにするバスタオルを買いに東大門市場へ。しかし、靴靴靴靴サンダル靴靴・・・と洋品類はいずこ？】


【歩き疲れて本場のロッテリアで休憩中。巨大サンデー３，０００ウォン（２３０円）、アイスコーヒー２，０００ウォン（１５０円）なり。食べ物が安い割に全般的に飲み物は高いような・・・】


【市場の入り口でおばあちゃんが売っていたトウモロコシは３本で２，０００ウォン（１５０円）、このトウモロコシの食感がとっても面白い。ちぴら曰く、「固いモチを小さく丸めて食ってるような感じ」と・・・】


【地下鉄の駅からホテル（後ろの白いビル）へは乾物市場を抜けていくと近い。市場の周りは家具問屋、バイク屋、印刷工場、冷麺屋などなど。下町ワールド全開の立地がなんとも男の旅向きかも・・・】

否が応でも似るモノ・・・

　久しぶりにこももちゃんから電話が掛かってきた。「１１月に王子の七五三をやるので来ませんか？」というお誘いだけど、「そんな先の話はわからないのよ～」とツレない返事でゴメンなさいね。でも、正直１ヶ月以上先の予定はあまりアテにならない島暮らしなのよ。で、その七五三ってば会場を借りて盛大に祝う予定なんだとか。いや～、ぴら家と違って思いっきり根性入ってるじじ＆ばばさんの顔が目に浮かぶなぁ・・・

　と、七五三の話はさておき（ぴら家ではどうなってるの？というご質問は事務所を通してください）、こももちゃんの話し方が若い頃のこもも母の口調によく似てきたなぁ。「○○なんだぁ」みたいなフレーズの最後の「ぁ」とも「ゎ」とも聞こえる発声なんかソックリだぞ。な～んて考えてたら、自分もジジィの話し方に似てきてるんだろうかと。あぁ、もしそうなら身の毛がよだつけど、ぴら奥さんは両親ともと口調は似てないんだよな。というより、彼女の喋り方の特徴ってどんなんだろう。１０年一緒に暮らしていてもヨウワカラン・・・

ちぴ子落ち着く・・・

　手足口病で都会に足止めになっていた頃、な～んでかちぴ子は暴れていた。ぴら奥さんに抱っこされていても「ウギャ～！」と泣いてばかり、夜も泣いて泣いて泣いてそれでも眠れず、よほど熱が辛いのかと思ったけど、平熱に下がっても「ウギャピ～！」のままじゃん・・・

　どうやら、「ここはどこなのよ～！」とばかりに東京の家が落ち着かないみたい。で、島に帰ってきて海を見たとたんに驚くほど静かになったちぴ子。近所の港でボーッと波を眺めて、「ワタシが欲しかったのはこれなのよ～」という感じでマッタリしてる。１０日ほどご無沙汰だった保育園も、ママと離れる時だけちょっと泣いたけど、あとはすんなり遊んでたそうな。３週間ぶりに学童保育へ行った若旦那の方も、「今日は疲れたから早く寝る！」って静かに布団に潜り込んでるし。青い海と白い雲と緑の山と、３拍子揃ってないと落ち着かない田舎モンの兄妹らしい。あぁ、ヤツらは都会の暮らしに耐えられるんだろうか・・・

写真館を「Ｎｏ．３７７ コマクサ２００９」に更新しました！

　毎日雨ばかりの山を眺めて、とうとう今年はコマクサが見られないのか・・・とボヤく。しかし、最後の日になって雨は上がって青空に、「足元がグチャグチャだろうが行く！」と決めて山を登る。あぁ、細かい葉っぱに露がたくさんついてキレイだ、な～んて見とれていたらまた雨が降ってきた。う～ん、もう少し見ていたいけど、一目会えただけでもＯＫとするべきか。「早く下りて五平餅が食いたい～！」と同行の方が急かすしなぁ・・・

命の糧…

「口が痛いからお粥しか食えない」とか言いながら、「でも缶詰のトウモロコシは入れてね！」って矛盾してませんか。ラッキョウとキュウリの漬け物とよっちゃんイカとカリカリのビスケットも痛くないらしいし。ちぴ子もそろそろ魚肉ソーセージが飽きてきたみたい…

都会へ足止め・・・

　台風が通り過ぎた島へ帰ろうと思ったらそうもいかなくなった。１週間ほど前からちぴ子が謎の発熱、病院で診てもらったところ「のどの風邪でしょう」とお医者さん。抗生物質と解熱剤を処方してもらって飲ませたけど、な～んか薬の効きが悪い。いつもは死んでもゴハンだけは食べる彼女なのに口の中に入れると嫌がって（魚肉ソーセージとトウモロコシは食う）、熱もあんまり下がらず、これってもしかして・・・

　そのうち、ちぴらまで「お口の中が痛い・・・」って始まった。今度はヤツも一緒に病院に行くと、やっぱり「手足口病です！」ってお医者さん。ちぴ子も口の中にヘルペスが出ているので、たぶん同じでしょうとのこと。どうりで、熱が高い割に元気だと思った。で、熱もないのに大好きなハンバーグが食べられない手足口病の人（２回目）ために、前から欲しがっていたハッピーフ○イトのＤＶＤを買っきて家で見る。クライマックスは台風真っ直中の羽田ＲＷＹ３４Ｒへの着陸シーン、オートブレーキをＭＡＸに設定して、グラグラ揺れながら風上に頭を振ってタッチダウンするＢ７４７－４００、悲鳴と歓声が上がる機内。「大島空港なんていつもあんなじゃん！」ってニコニコしてるヤツ、ちぴ子も静かに寝てるから熱が下がってきたみたい。あぁ、久しぶりに第２ターミナルから乗りたくなってきちゃったなぁ・・・