台風が通り過ぎたと思ったら、今度は秋の嵐がやって来た。昨日の夜から風がゴウゴウと吹いて、朝から雨も降り始めてどんどん強くなる。今日から島の高校生は修学旅行らしいけど、まことに残念ながらジェットフォイルも飛行機も全便欠航(大型船はお休み)してしまった。新幹線に乗ってコンビニやハンバーガー屋に行くのを楽しみにしていた高校生は可哀相だけど、こんな天気の時はどうしようもない。「新中央航空に頼んで、高校生をピストン輸送してもらえないのかな?」って誰かが言ってたけど、いくら新中央航空でもこんな天気じゃムリだ・・・
そして昼頃、職場の窓から外を眺めると、真っ黒くて低い雲から滝のような雨が落ちているのが見える。海も白波がザパザパ立って、週末の台風よりも悪い感じ・・・。と思ったら、グゥゥーンと低いエンジンの音がかすかに聞こえる。「まさか、そんな・・・」と耳を疑う職場一同、「ドルニエ(新中央航空の大型機で調布~新島・神津島便に使われている)が上を飛んでるんじゃないの?」と誰かが言うけど、音はもっと低い位置だし、あれは間違いなくアイランダーのエンジン音だ。窓の外を見つめる職場一同、そこに厚い雲の中から忽然と現れたアイランダー。ジャブジャブの雨の中をガタガタと翼揺らして滑走路へ下りていく、まるで幻でも見たようにため息をつく職場一同・・・
今日みたいな天気の日にアイランダーなんか絶対に乗りたくはないけれど、他の出島手段が断たれた時には心強い新中央航空。前総理大臣のお言葉をお借りすれば「風雨に耐えてよく飛んだ、感動した!!!」・・・(それにしても、ホントによく飛んだ)
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