本当に必要なお薬は・・・

　晩ご飯の後、ぴら奥さんの膝の上に、ちぴらが乗って遊んでいた。なんとも不安定な格好で、しかもテーブルのすぐ近く。案の定、ちぴらがバランスを崩してひっくり返って、ガツーン！と右耳のあたりをテーブルの角に強打した。「ピギャー！」と泣くちぴら、ぴら奥さん「大丈夫かな～？」とぴらにあに聞いてるヒマがあったら、ちぴらの頭でもちゃんと見てやりなよ・・・

　当のご本人、ぴら奥さんに抱きついて一泣きしたら、だいぶ落ち着いた。半ベソ（わざと泣き？）をかきながらトコトコ歩いていき、引き出しから何やら袋を取り出してきた。「何やってんの？」と思ったら、ぶつけたところに塗ってもらう薬を、自分で取ってきたらしい。べつにケガもないから、お薬なんか塗らなくてもよいけれど、「おくすりぬって～、あんよにもぬって～！」と、どさくさ紛れに甘えている。泣きながらセルフでお薬持ってくる２ちゃい児と、ただ座って見ている母親、いつもの事だけど、どうにかならんかぴら奥さん・・・。ちぴらく～ん、ママにつけるお薬も持ってきて～！（笑点風・・・）