
今まで誤解があるといけないと思って、伊豆大島ネタで書かなかった話がある。今日は自分で決めたタブーを破って、長編日記を書いちゃおう。ドキドキ・・・(大袈裟か?)
それは『賞味期限切れ品』の販売のことだ。大島ではどこの店やスーパーでも、賞味期限切れの食品を売っている。インスタントラーメンやお菓子ならまだしも、お豆腐や竹輪、ハムや乳製品なんかも普通に売っているからビックリだ。だいたい生モノだと、期限を過ぎて2~3日たったのはまだ定価で、一週間もすると2割引くらいになる。半額なら10日~2週間程度アタリマエ。移住当初は「なんじゃこりゃ~!」とイチイチ驚いていたけど、一ヶ月もすると慣れしまって普通に期限切れ商品を買えるようになるから不思議。今じゃ、ちぴらも毎日のように期限切れモノを食べているし、大島で期限切れの食品を食べて、当たったという人の話も聞いた事が無いし・・・
考えてもみれば東京のスーパーなら、商品の売れ行きを細かく調べて、一日に何度もトラックで運べばムダにならない。でもここは海の真ん中の伊豆大島、ちょっと風が吹けば3日も船が欠航する。そうなった時、「今日はシケですから品物がありません・・・」じゃ商売にならないから、どうしても店は多めに仕入れをする。そうして売れ残っても問屋へ返品するのは不可能だから、半分痛もうが期限が切れようが、売れるまで陳列するしかないのが現実だ。ようするに、消費者が用途に応じて判断して買えばよいだけの話。冷や奴で食べるなら期限前の豆腐、加熱して食べるんだったら半額のお豆腐を、という感じ。知り合いの若者(ネイティブ島人)は、「豆腐は期限切れの方がうまいですよ!」とマジ顔で言っていたっけ。ホントかどうかはわからないけど・・・
「賞味期限切れを販売するなんてヒドイ!」と思う人もいるかもしれないけれど、これは陸続きじゃないという厳しさが、この辺によく表れていると思う。東京に住んでいる時は、いつでも新鮮な食品が必要なだけ手に入ったけど、それがどれだけ特別な事なのか、大島に来てホントによ~く解ったという話だ。
そんなぴらにあだけど、今でも時々ウルトラなディスカウント商品に遭遇する。ちぴらと某スーパーへデザートのゼリーを買いに行ったら、なんと3ヶ月も前に賞味期限が切れたのを売っていた。3個入りプラカップの中を見るとカビも生えてないし、フタも膨らんでないから、食べてもたぶん大丈夫だと思うけど。期限切れ前の(同じ商品)と比べて3割引、どっちを買ったのかはご想像にお任せします・・・
思わず、“そうそう!”と思いコメントさせていただきました。
国だと期限近い物が安値で売っていますよね。
期限切れの物なんて・・・
あたしもビックリしました。
でも、同じく慣れてきて安物買いをしています!
初めは菓子パンが期限を切れても定価なのに
びっくりしたけれど、今じゃ自己判断で色々買って
ます。娘には流石にちょっと新し目?のものを選んで
ますが・・・・・。
慣れてくると、腐ってもいない期限切れ商品を捨てる
ほうが「もったいないかも・・・・」って思えてくるから
人間の適応力ってすごい!?ですよね(笑)
なんていいつつ、今夜のおでんのさつま揚げも、しっかり期限切れ・・・
ぴらにあも期限切れの菓子パンを狙って、夜9時まで元気に営業中のスーパー(ちぴらも大好き)に出没してますよ。ぴら家から片道16Kmで遠いですけど。
この間、東京のスーパーでまだ期限切れじゃない商品を値引きしていて、ちょっと感動しました・・・