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ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.543 秋のバター作り大会」に更新しました!

2012-10-20 08:00:43 | まいぺーじ写真館
 男のジャムは卒業したけど、今度は都会のバターの一味に勧誘された(意味不明)。なら、一応試作をしておきましょうか。「ナニ作るの?、アイス?」って若旦那、期待させて申し訳ありませんねぇ・・・

《手作りバターの材料》
○生クリーム(今回は純乳脂47%)・・・200ml
○塩(出来たバターの2~3%)・・・2~3g
○キレイなペットボトル(500ml)・・・1本
○氷水・・・適量

《生クリームについての注意点》
※生クリームは必ず動物性を使うこと、植物性のでは作れません。
※生クリームは安定剤や乳化剤が入っていると固まりません。
※生クリームは脂肪分の高い方が向いています。(たくさんできる)

《ペットボトルについての注意点》
※できるだけスルッとした形のボトルを使うこと。
 (容器にギザギザが多いとバターがへばりついてしまうため)
※ペットボトルは口をつけずに飲んだヤツを使うこと。
※使う前に台所用洗剤でよくシャブシャブして洗うこと。

《生クリームじゃなくて牛乳じゃできないの?》
 理論的には牛乳でもできますが、スーパー等で市販されている牛乳は「ホモジナイズ」という乳脂肪の粒を細かくする処理がされているので、いくら振っても疲れるだけでバターにはなりません。どうしても牛乳からバターを作りたい場合は「ノンホモジナイズ」という牛乳を入手してください。牧場の売店やインターネットで売っていますがお値段は高いです。
 なお、200mlの生クリームからだと約100g(理論値で)のバターができますが、牛乳からだと6~10gしかとれません。

《作りたてのバターは美味しくない?》
 バターは乳酸菌や酪酸菌の働きによって独特の風味が出るため、作りたてのバターにはいわゆる「バター臭さ」がありません。しばらく置くことによって風味は出てきますが、雑菌の混入によって長く置くと腐敗することも考えられますので、出来るだけ早めにお召し上がりください・・・


【まずは一滴もこぼさないように生クリームをペットボトルへ、「ワタシにはムリです~」とぴら奥さん・・・】


【生クリームが温まっていると固まりにくいので、しばらく氷水に浸けて冷やしておく・・・】


【とりあえず、200回毎を目安に数えながら振ってみましょう。バチャバチャと音がするように大きく振るのがコツ・・・】


【400回振った時の状態、ホイップクリームになっている。休んでいる間は氷水に浸けておきましょう・・・】


【もっともっともっと振る、手が滑ってすっ飛ばさないように気をつけて。天井に巨大なシミがつくと敷金が返ってきませんから・・・】


【600回振った時の状態、なんかカタマリになりかけてる・・・】


【さらに振って800回目の状態、小さい玉(ラムネ菓子)みたいな感じに・・・】


【1,000回目の状態、黄色いカタマリ(バター)と白い液体(バターミルク)が分離し始める・・・】


【1,200回目の状態、バターがスーパーボールみたいになった所で完成。ペットボトルの形状や振り方で完成までの回数は変わってきます・・・】


【大切な記録は自他共に認める悪筆で。小学生の頃(35年前)、漢字の書き取りをサボってA先生に怒られた時、「そんなのやらなくても将来漢字の書ける機械ができるからいいんだモン!」と屁理屈を言って、「バカ言ってないで勉強しろ!」とさらに怒られた。でも、漢字を書ける機械は出来たじゃん・・・】


【ペットボトルに水を入れて軽く振る・・・】


【白い水を捨てる、この作業を水が透明になるまで繰り返す・・・】


【生無塩バターのできあがり・・・】


【容器に出して水を切って重さを量る、今回は120gでした。「いったいどうやって出したの?」とぴら奥さん、ペットボトルをハサミで切っちゃえばいいのよ・・・】


【塩を入れて・・・】


【よく練ると水が出るので捨てる・・・】


【容器に入れて完成、塩の量はお好みで加減してください・・・】


【さっそくランチに食してみる。まぁ、スッキリとしたバターでうまいんですな・・・】

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