ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

今年も島のラッキョウを漬ける・・・

2006-05-20 21:57:18 | 伊豆大島の暮らし

 ゴールデンウィークのある日、空港近くの農産物販売所にラッキョウ(8Kg)を注文に行く。あんまり有名じゃないけれど伊豆大島はラッキョウの名産地、火山性の砂礫地がラッキョウに合うのかもしれない。「8キロなんて、まとめて入るかわからないよ。今年は遅れているみたいだし・・・」と売店のおばちゃん。そんな事を言いながら、毎年ちゃんと取っておいてくれる。ラッキョウというと鹿児島とか鳥取が有名だけど、やっぱり遠くから運んできたモノは多少痛む。そんなのをスーパー買ってきて漬けようとすると、パサパサに乾いていたり中の方が腐ってたり・・・。ラッキョウ好きのぴらにあにとって、地元で新鮮なラッキョウが手にはいるのはホントに嬉しい・・・

 ぴらにあのラッキョウ漬けはかなりいい加減だ。まず、泥ラッキョウを適当に洗って(多少、泥が付いていてもかまわない)大きめの樽に入れる。ラッキョウの15%の塩を加えて水をひたひたまで、そのまま常温で2週間ほど。3~4日で発酵(コレがないと美味くならない!)して泡が出てくるから、2日おきくらいにかきまわす。塩漬けラッキョウが完成したら、ラッキョウの上下を包丁で切って1時間ほど水さらし。この時にきれいに洗う。ぴらにあ特製の甘酢と一緒にビンに入れて冷蔵庫で保存、2~3ヶ月で出来上がり~!

 ラッキョウ漬けを簡単&美味しく作るポイント!!!(これ以外も小さいコツはあるけれど・・・)
1.塩は一番安い精製塩(いわゆる専売公社の食塩)を使う!!!
  『○○の甘塩』、『××の本塩』、『△島の天然塩』みたいなお値段の高い塩は、Ca(カルシウム)分やMg(マグネシウム)分が多いので、漬け物に使うと苦くてまずい。それと、粒が粗い塩(岩塩とか)も溶けにくいから×。
2.生のラッキョウを切らない!!!
  塩漬けにしてから切れば目が痛くないし、外側の汚れた薄皮も簡単に剥ける。これ、ラッキョウの量が多い時はかなり重要。
3.甘酢は薄めに作る!!!
  自家製ラッキョウはだいたい酸っぱすぎ。そのまま飲めるくらいの甘酢(駄菓子のスモモ漬け程度の酸味)で漬けて、冷蔵庫で保存する。

 そんな訳で、約2週間後に甘酢に漬けて、秋くらいになったら完成です。今年はどんな感じに仕上がるのか今から楽しみ~!、上手に出来たら農産物販売所のおばちゃんにプレゼントしよう。
コメント (2)
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