八丈島のくさやはマイルドだった。くさやがあんまり得意じゃないばばも、「これなら食べられる」と、スーパーで買った八丈島くさやをちぴらと一緒にかじっている。それでもぴら奥さんは食べなかったけど・・・
くさやは伊豆諸島の島々で昔から作られているけれど(源為朝さんも絶賛したというから、少なくとも鎌倉時代にはあった?)、島によってかなり味が違う。一般的に、北(伊豆大島の方)のが匂いがきつくて、南(八丈島の方)のが食べやすいんだと言う。確かに、八丈島のくさやは大島のに比べると、「単なる干物?」と勘違いしてしまうほどソフトな香り。大島の激臭くさやに慣れてしまったぴらにあには、不味くはないけどちょっと物足りない感じ・・・。何でこんな違いが出るのか不思議だけど、新島のくさやも大島のに比べると匂いが少なかったし。くさやビギナーの方は、南の方から試してみてはいかがでしょ~?