『そういえばおかあさんたちをしばらく見かけなかったですにゃ』
…流石はりんちゃん、今頃気づいたのね
『一体全体どこのおデブさんかと思ったら
すんすんすんすん、
この匂いから察するに…
おかあさんですにゃん
まあおかあさんたら、
しばらく見ない間にすっかり変わり果ててしまいましたにゃ~』
りつこさん、
例によってお口にチャック縫い付けてもよろしくて
『おかあさんが居なかったから、らっちゃんたら毎日毎日
もかねえから怒られてばっかりでしたにゃ~よ。
らっちゃん、にゃんにも悪くないのににゃ~』
いや嘘だ、絶対嘘だ。
だったらその顔は何なんだね?
『もかこ、大変な被害にあってすっかり痩せてしまいましたにゃん。
このおバカらっちゃんをどうにかして欲しいですにゃ』
何故からってくん、もかちゃんがリバースしそうになるといち早く察知するんです。
今までは傍に待機してブツを狙っていたんですけれど
最近そんな時は追いかけまわして走らせるとてきめんにリバースするのに気が付いてしまい
積極的にアクションを起こすようになってしまったのです
今回も誰も居ないのをいいことにやらかしまくったに違いありません。
だって、もかちゃんは激やせでらってくんが激太りなんですもん
『ちのきち、夜になってもおかあさんがいないから一杯呼んだんですにゃ~よ。
おかあさん、おかあさん、おかあさん、おかあさん、
おかあさん、おかあさん
やっとおかあさんが帰ってきましたにゃん』
…
キミは本当に罪悪感を感じさせるのが上手ですよね
わたしの顔を見てにゃ~にゃ~鳴きまくったボーイズは
揃ってお水がぶ飲みでした
長男幸夫への成人のお祝いコメント、本当にありがとうございました。
12歳の幸夫くんが想像もしなかった20歳の長男幸夫(仮名)
未だに日々怒りの落雷を受けて過ごしております
1月22日
そんな幸夫に留守番を頼んで夫と二人で旅に出ました。
行先は…
グアムかな?ハワイかな?
それともマレーシア?シンガポール?
いえいえ、ここは
…
…
オーストラリア クイーンズランド州の都市ケアンズ
オーストラリアの中でも赤道に近いので気候は常夏、湿気むんむん、
おまけに紫外線の強さは危険レベルなのであります。
わたしの「やってみたいことリスト」に掲載されていたケアンズ訪問記。
少々長くなりそうなのですが
ご興味のある方はどうぞお付き合いくださいませ。
夫婦って
どちらかが不得意な事をもう一方が補っていることが多くありませんか?
英会話が「カナヅチ」であるわたしの夫たるもの、
当然多少の英語スキルを持っていてしかるべきなのだ‼
が、
何と夫はわたしを大きく下回る驚異のレベルで一切頼ることができないのです。
海外では全てをわたし一人が
ガッツとJTBのひとりあるきの会話集①
「ひとりあるきの英語自遊自在」で乗り切らねばならぬのです。
そこで我が家は海外旅行はそれなりに名の通った旅行会社を利用します。
いざピンチの時には現地オフィスに駆け込んで助けを乞える安心感に
勝るものはありませんからね。
でもね~、
大手旅行会社の催行とはいえオーストラリアはジェットスターが標準設定、
噂に聞いた成田の第三ターミナルには
噂通り天井板が無い。
倉庫じゃないですよ。コストコでもないですよ~。
受託手荷物の重量制限も厳しいのでカウンターにての
重量アウトだ超過料金は嫌だ、
荷物御開帳で持ち込み荷物に移動してどうだこれならセーフだ、
ってやり取りがとても多いそうな。
当然時間がかかり長蛇の列になっております。
実はこの前日、用事があって羽田の国際線ターミナルに行っていた我々、
あれはまさにキラキラ輝く夢の王国のようでした。
でも出発ロビーの天井は板装着。
あっさりさっぱりだけれどキレイではあります。
どうしてこんなに集合時間が早いんだろうね~、まだ2時間もあるよ、
なんて言いつつ呑気に写真を撮っておりましたら
なんと
アナウンスで名前を呼ばれてしまった
しかも全部で10人分くらい呼ばれた中で一番目立つトップで
しかも夫ではなくわたしの名前がトップで
実は22時10分発だと思っていた飛行機が一本前の20時10分だったのです
もう転げるようにこの階段を駆け下りましたよ
夫など、振り向きもせず見たことも無いような速さで
独りでとっとと走って行ってしまい
わたし、捨てられました
そういう男なのです
時間が有り余っていると思いながら近くに居たのは不幸中の幸いで
予定の飛行機に乗せてもらうことができました
(結局おトイレから出てこられなくなった方がいらして
出発が1時間近く遅れたので
我々の罪の意識も薄らぎ内心おトイレさんに感謝です)
LCCでは水以外の飲み物や機内食は有料ですが、
このツアーは食事付きでした。
ポークカツカレー的なものとライス
ジェットスターに因んでかニンジンがお星さまですね。
予想外に普通に美味しかったです。
デザートにはマンゴープリンもありました。
座席にはモニターがあって
映画やゲームを楽しみたいなら10ドルで使い放題です。
(言語は英語のみ)
無料の番組もいくつかあったようでした。
夜なので少しでも寝ないと…、
と思うけれどやっぱりよく眠れなくて夜の飛行機はホントに辛い
残りあと一時間で到着、という頃に軽食が出ます。
ポピーシードとバナナのパウンドケーキとオレンジジュース。
再び普通に美味しかったです。
出発から約7時間、ようやく到着しました~
わたしが窓側で夫が真ん中、
通路側にはアジア系の日本語も英語も通じないご婦人が座られていたので
すぐそこにあっても近くて遠いおトイレだった
搭乗前に済ませておこうと思いつつ
慌てて飛び乗ったから行けていなかったのに
入国審査では一つも質問無しでした。
多分無作為で探査犬のレーンに回されてスンスンされましたが
お仕事をするのはかわいいビーグルでしたよ。
徹夜で働いたのかかなりお疲れの様子でした。
ケアンズはグアムと同じ時差プラス一時間、サマータイムはありません。
一年中夏ですものね。
到着したお迎えバスに乗りホテルに向かいます。
この道はフェンスの向こうの川にワニが住んでいるので
歩くと危ないらしいです。
10分ほどで到着、
「リッジズ エスプラネードリゾート ケアンズ」
今回は到着後すぐにチェックインできます。
バスルーム
お部屋はこんな感じ。
神戸の時はカニ歩きで移動するほどの狭いホテルでしたので広々感じます
6時から9時まで旅行会社の専用会場で軽い朝ごはんが食べられます。
果物にジャム、コーヒー紅茶オレンジジュース
ミニクロワッサンと5種類くらいのデニッシュペストリー。
ライムギパンとブドウパンもありますよ。
ホテルのブレックファーストってワクワクしちゃって食べ過ぎてしまうので
この企画、大賛成です
しかもデニッシュが美味しくて
考えてみれば小麦も乳製品もお砂糖も採れるんですものね。
(ケアンズの主要農産物はサトウキビです)
午前中は寝ようかと思っていたのですが目が冴えてこのまま動けそうだったので
街に行ってみることにしました。
ホテルは中心部から離れているので中心部まで20~30分のお散歩になります。
蒸し暑いけれど関東の真夏を思えばなんのこれしき
アボット通り沿いに建つ立派な教会
この左にも教会があって、世界最大級のステンドグラスがあるんだそうです。
木の枝に何かがとまっています。
カラスくらいの大きさの
なんとなんと
コウモリ
にぎやかにさえずっているその声は、
うちのらっちゃんのうるさいクレームに似ているんですよ。
可愛らしい花
こっちの木には実がついています。
ケアンズは本当に植栽が素晴らしい街なのです
これはハワイでよく見かけるバニヤンツリー、菩提樹ですね。
ケアンズにも沢山ありました。
スーパーでお土産選びをしたらバーガーショップでお昼ごはん。
特に美味しいバーガーショップは無いって聞いたのですが
いえいえ、
あらびきのジューシーなパテとシャキシャキレタスでとっても美味しかったです。
可愛いナプキンの入れ物
お店のおじさんです。
撮っても良いですか?って聞いたら、一緒に撮ろうよって隣に座ってくれましたよ。
バーガーショップやカフェでは
ソーダ類は冷蔵庫から自分で取ってレジに持って行くシステムが
多いみたいでした。
このお店はソーダ一本につきいくらかを寄付するチャリティーをしているらしい。
3種類の箱があって好きなのに入れてねってキャップ型のチップを渡されました。
この後もお土産屋さんやスーパーをぶらぶら見て周り
夫が目をつけていたコーヒーショップで休憩。
ケアンズはコーヒーのレベルが高いらしく、
某大手コーヒーチェーンが撤退せざるを得なかった、な~んて話も
アイスラテ、とっても美味しかったそうです。
わたしはコーヒーが飲めないのでホットチョコレートにしました。
この後一度買い物の荷物を置きにホテルに戻りました。
買い物と言ってもスーパーで調達したお土産のお菓子が殆どです。
残念ながらケアンズは買い物をして楽しむ感じではありませんので
観光も買い物もしたいって方はシドニーかゴールドコーストへも行ける
ツアーを選ばれた方がいいと思います。
ギャラリアがありますがまれにみる小規模ぶりです。
でも無駄使いしなくて済むのでこれはこれでアリですね。
夕食まで半端に時間があったのでちょっとお昼寝。
やっぱり眠くてたちまち寝落ちでした。
続きます。
是非あきらめず、今からでも行ってみて頂きたい。
とってもいい所でしたよ。大好きになりました。
ちーのくんは物凄い夜泣きだったんだそうです。
あんまり鳴くので幸夫が抱っこしようとしても嫌がるし
「下がれ下っ端、おかあさんを出しやがれ」って事だったのかも知れません。
わたしの顔を見上げてはにゃ~ん、
はあいと返事をするとまたにゃ~ん、何度返事をしても
帰ってきたことを確かめるようにずーっと続けて…、
地獄の責めのようでした
それでも夜遅く帰ってきて、次の朝はみんにゃ通常運転でしたので
どうぞご心配なく
オアフ、マウイ、と行ったら次はおすすめ!って言われますよね。
食べたいものが食べられないのは嫌ですね~。
おかっぱさんは一体何をめしあがったんでしょう?
日本の写真付きのメニューってホントにすごいと思います。
わたしはオアフしか行ったことがありませんが
一度行った夫が日本語以外使わなかったというので
そういうものかと思っていたら、
とんでも無かったです。
夫は使わなかったのではなくて単純に使えなかったのだと思います。
オーストラリア、カンガルーとコアラですよね。
ダチョウも好きなのですがお会いできませんでした。
ケアンズはいわゆるオーストラリアのイメージからはちょっと違った感じで
なんだか不思議で面白かったです。
私が若い頃、夢にまで見たケアンズ!!!
2回計画を立て、2回とも行かれずじまい…の、ケアンズに行ってらしたんですね~☆
ぴんぽんくまさんとご主人の、何と言いますか…楽しい道中の記録、旅の記この先が楽しみですね~♪
長男幸夫さんはらっちゃんたちのためにお留守番だったんですね!
お疲れ様でした(^・^)
ちーのくん、おかあさん、おかあさん…ってたくさん呼んだのね…
泣いちゃいそうだわ…
確かに罪悪感に押しつぶされそうになりますね…^^;
お家では、幸夫さんが大活躍だったのでしょうね。
私は、むかーし1度だけ外国(ハワイ)に行きましたが、
通ぶって、ハワイ島の方へ行ってしまい、
思いのほか、日本語が通じず、オーダー違いの
食べ物ばかり食べてきました(笑)。
オーストラリアといえば、もうコアラとカンガルーしか、
思い付きませんので、ケアンズがどんなところなのか、
続きもますます楽しみです。