RAKUGAKI

私の絵日記

こんな

2009年01月13日 | Weblog
本読みました。「こんなダンナが欲しかった?」アド・ハドラー著 見次郁子訳。著者アドは新聞記者上がりで、妻は新聞社社長!娘1人。本書中の主人公リンクは元造園業(今は休業中)で大病院経営首脳の妻、娘1人の家族構成。この辺から著者=主人公が濃く匂う。妻の栄転に伴い、自分の仕事を犠牲にして引越し。子守が見つからないまま、主婦ならぬ主夫になってしまう。そこには男であるが故のいろいろの困難や発見や生きがいやetc。リンクはチト変わったお母さんに育てられた為、普通の男性とは違った捕らえ方、見方が出来る人。それでもプライドや楽しみやいろんな物を相当差し出して、今の生活を支えている訳で。忍耐強さには脱帽。一方で「もっと良いやり方有るんでないかい?」と主婦業ン十年のBAは歯がゆい事も。とは言えアチラはアメリカの中流以上の若夫婦、こちらは日本の若いとはいえない庶民中庶、ま、いいか。手の空いた親を頼るって事は無いんだね。昔「パパ大好き」と言うアメリカンホームドラマ見てた。やもめのパパ、ティーンズの息子が3人。家政婦、いや主夫は無くなったママの父、舅(しゅうと)であり母方の祖父だった。何となく納得してたが。今も昔もめったな事で親を頼りにしないのね。リンクの母は結婚生活に絶望して逃避行中。夫(リンクの父)と居るの嫌だから、息子の家へ行って、孫の面倒、家事手伝って、なんて無いのね。まあ、開拓独立の国だったからね。以前は。凄く憧れ尊敬していたが。今は?ちょっと何だかなぁなのであります。なんて事まで考えちゃった。結構アメリカの主婦達の現在なんかも垣間見られた気分。料理レシピも載ってるし。ま、私は絶対作らない類の、ですけどね。読んで楽しむ分には、有る!と思います。
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