朝、目が覚めて、ずいぶん涼しくなったと思う。
秋だなぁ~、
もうすぐそこに、秋を感じる明け方の空気。
読書の秋、じゃないけど、この頃活字離れの私が
久し振りに本を読んだ。
私にとって本って、教養を高める物ではなくて、
娯楽なので、気軽に読めて、楽しい物でなくてはならない。
そうじゃないと、全く読めないんです
Kよんは学生時代、国文科だったので、色々本を読んでいて、
結婚前、身辺整理と称して100冊以上の本を売って行った。
その中に、今思えば読んでみたかった本もあった。
でも、ここ4、5年本を読む心の余裕がなかったので
敢えて貰わなかったけれど・・・
でも、この頃本を読みたい気持ちがわいてきた。
Kよんは近頃、本が増えるのも嫌だし、お金がもったいないと、
図書館通いをしている。そして、借りて来た本の中から、
「お母さんに向くよ」と薦められたのが、
これ、
『ウランバーナの森』(奥田英朗著 )
10日程私の手元にあるけれど、
始めの4ページほど読んで、そのまま中々時間の余裕が無いし
夜寝る前に読むと、全くの睡眠薬
そうこうしていると、「次の本を借りるから、
返して」と言う
「えっ
まだ読んでないよ~、返す日にちまだあるんでしょ?
私が、ギターに行く時ついでに図書館に返すから、貸しといて」
と言うことで、昨日まで殆ど読まずにほっぽってあったけれど、
明日はギターの日、今日の午後は少しはギターの練習したいし
読むのは昨日しか無かったので、必死で読みました。
『
ウランバーナの森』
『ノルウェーの森』じゃないです(笑)
不思議な話でした。ちょっとだけ あ・ら・す・じ
ポップスターのジョンは音楽活動を止めて、隠遁生活。
妻、ケイコの実家の別荘の在る軽井沢でひと夏を過ごす
そして、そこでジョンの心の深層に棲む過去の亡霊たちと出会う・・・
お盆の三日間の出来事がお盆の行事と引っ掛けて、
ユーモラスに温かく綴られていて、
優しい気持ちになる素敵な物語でした。
登場人物のジョンも、ケイコも実在の人物を連想する
架空の人物で全くのフィクションだとか・・・
(Just Like) Starting Over