母を・・・

８月の末から、姉の家に行きたいと言っていた母、
先日の連休中も、今日連れて行って欲しいと言う。
連休の前日も、今日行きたいと言うので、
連休は姉達は田舎に行くから無理、
連休が終わってからね。と言っていたのに、
すっかり忘れた様だ。
なので
「連れて行ってあげてもいいけど、誰も居ない家に置いて行けないでしょ？」と言うと、
「ホントはここに居たい」と母は言った。

この所ずっと、姉の家に電話して、
世話になりたいと言っていたようだし、
姉も、私に、今度は面倒をみると言ってくれていた。
私ももう、丸々４年介護生活を続け、
どこにも行けなかったので、
この辺で、気晴らしをしたい心境。

１０月で介護生活、５年目になる
それで、私もあずかって貰えれば嬉しいと言ってあったが、
姉の方から、いつ頃来て欲しいと言ってくれないので、
ずっと待ち続けていた。

このままだと、良いシーズンは終わってしまう
そう思った矢先、姉から電話があった。
なので、母を預ける話を切り出した。
姉は介護ベッドを借りるからと言ったが、
私が出かけたいのは９月なのだ。
ベッドの入るのを待っていたら９月は終わっちゃう。
それで、強引に今週の金曜日に連れて行くことにした。

その事を、母に伝えると、母は頷いて、
目に薄っすら涙を浮かべた。
母の気持ちは私も分かっている。
私のために・・・どこにも行けない私のために、
母はこの所ずっと、姉の家に行きたいと言ってくれていたのだと思うと、
可哀想になって、　１ヶ月で良いからね。
１ヶ月経ったら必ず迎えに行くからと約束した。

ところが、今朝、Ｋよんにその話をすると、
「お母さんずっと頑張ってきたんだもん、
２ヶ月預かって貰いなよ、」と言う。
そう言われると、そうだなっとたやすく思ってしまう私。

しかし、ここに居たいと言う母も可哀相

なんだか、揺れる私の気持ちです。