Kよんが残していったUFOキャッチャーのぬいぐるみ達
明け方から

雨が降り出した。
雨音を聞きながら、昨日、Kよんはたった1日だけの

一人住まい体験。この雨もKよんの窓辺を濡らしているのかな?きっとまだ眠って居るのだろう

と思いを馳せた。
朝、雨音を聞きながら○△年間育ててきたKよんは、本当に行ってしまったのだなぁ~と思い寂しくなった。
母によく一卵性親子などと言われながら、何処でも一緒に行ったKよんだった・・・仲良し親子だった。
明け方寝床の中で、母から「ぴも子はこんな親思いの優しい娘がいて幸せ者だ」と羨ましがられていた事を思い出して、しんみりしていた。
午前中は、Kよんから電話が来たり、メールの応酬。
今日家具が届いたのでそれを

写メしてもらったり、雨降りでやることが無いので働いていると言っていた。雨なのに洗濯しているとか・・・そう言えばKよん達は中野時代から部屋干しカップルだったっけ。やっぱり同じことをしているんだな

などと思ったり、
私も暇だからKよんの真似をして、このところバタバタしていておろそかになってしまった家事をこなしたりして過ごした。
午後もKよんから電話があった。
もうほとんど片付いて、何もやることがないとぼやいていた。
こっちは雨も上がったが、Kよんの方はまだ降っているらしい。
気晴らしに出かけるお店も遠いし、もうやることもなくなってしまったみたい
Kよんも、誰もいない1日は寂しいのだろう。
でも、今日からK君は新居の方に帰ってくるとか。
Kよんのたった1日だけの一人暮らしも終わる。
Kよんが家を出てやっぱり寂しいが、ボンの時とどこか違う
寂しさの質は同じだが、ボンの時は恋人を失ったような喪失感があった。
しかし、Kよんには喪失感は無い。
まだ、Kよんと一卵性親子を続けている気持ちは変わっていない