坂東氏の最新コメント(記者のコメント含む)
YAHOOニュースより転載。
(直リンクしなかったのは、いずれ記事は消えてしまうとおもうので)
子供を残し、その子供が大人になって、また子供を残し、
遺伝子を残してゆくことは、生き物が本能的に望むことだと、わたしは思う。
子供が生まれても、その子供を人為的に殺されること。
産みの苦しみだけを味わうが、子供に乳をやることができない、
それは母親にとって、辛い状況だと、なぜわからないのだろう。
母親ではない私にすら想像がつくのに、
(本当に子供を失った人の悲しみは、私の想像なんか遠く及ばないだろう。苦しく、悲しく、辛い、地獄のような日々だろうと思う)
坂東氏は本当にわからないのだろうか。
産むことと育てることは別のことではなく、産み、育てることとして、
ひとつの事だと、私は思う。
子供ができないように生殖機能を人為的に除去されること。
実際、人間の勝手な都合であることも重々承知しているのに、
去勢という選択しかできなかった私。
私の顔は、「これこそ正義と、晴れ晴れした顔をしている」だろうか。
猫は、そのどちらにも異をとなえることが出来ない、拒むこともできない。
生き物の気持ちを推し量ることはむずかしいけれど、それでも間違いないと思えるのは、猫は去勢や避妊をされたくないだろうが、子供を殺されたいとも絶対に思っていない、ということだ。
いつも、私は物事を言い切らないように注意してきた。
色々な人がいて、色々な意見があるから、
私が自分の意見を「絶対に正しいと思いこんでいる」、と誤解されないために。
でも、これこれだけは言える。
猫に限らず「親」は「子供」を殺されてもいいなどと絶対に思わない。
育てたい、一緒に生きたいと思うことはあっても、逆はないはずだ。
思う可能性がある「親」は「人間」だけなんじゃないか
・・・私はそう思ってしまう。
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これはもう10年以上前のアメリカでおこった実際の話ですが、
(当時、雑誌でこのニュースを読みました)
自分の子供4匹を救うために3度、火事で燃えている家の中に戻った母猫の話です。
とある家に出産直後の野良猫の母猫とその4匹の子猫が
住み着いていたそうです。ある日、その家が火事になり、
床下に住み着いていた野良猫は、子猫を連れてそこから逃げ出しました。
でも、子供は4匹、1度に運べるのは1匹なので、
母猫は3度火の中に戻り、子猫全てを救出しました。
そのために母猫は全身大やけどを負ったんです。
人間に助けられて一命をとりとめ、子猫全てと共に里親に
引き取られた、というニュースでした。
この母猫を突き動かした物はいったい、なんなのか、
考えるまでもなく、母性ですよね。
(どうやら5匹らしいです。うろ覚えですみません。)
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と、いうわけで、またもや、坂東氏のコメントがでました。
なんというか、もう、私は呆れてしまって・・・。
でも、あきれている場合ではないですよね。
以前紹介した
坂東眞砂子氏に関するまとめサイトに、いろいろな作家のコメントものりました(かなり内容は更新されています)
この作家の人たちのコメントにも、共感または納得できる物はありませんでした。
(過去の経緯もこちらに全て乗っていると思います)
またきっこさんの日記でも取り上げられています。9/22日の日記です。
きっこの日記
この件に関しては、私自身のコメントを、ちゃんと
書きたいな、と思っています。今、まとめている最中なので、
でき次第・・・。
本当に、いろんな意見が世の中にはあります。
坂東氏に賛同する人がいるのも、そういう意味では不思議ではないです。
けれど、少しでもこの事実に違和感を覚えるのならば、
あなたのその気持ちを、言葉にして欲しいと、私は思うのです。
一般人のたわごと、とくくるジャーナリストや作家はいるかもしれません。
でも、なぜ声を上げたくなるのか、といえば、
この事件がそれほどに生き物の本能としての、
「親は子供を愛し、育てたい」と思っているはずだという
気持ちが、親に育てられた子供として、あるいは子供を育てた親として、
自然にわき起こるからじゃないか、と私は感じます。
*何事にも例外はあるかもしれませんが、今回は
そのあたりは察して頂ければ、と思います。すみません。
2005年9月23日のにゃんぽち
おとなしく、運ばれています。
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ぽっち。
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