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こうつの里で「おこうっつぁ~ん!」

2008年08月11日 | 徳島の暮らし・人
徳島県吉野川市山川町のランドマーク『高越山』(標高約1233m)。
多くの皆さんから「おこうっつぁん」の愛称で親しまれる秀峰です。

ほんの数年前まで、山の7合目あたりに『少年自然の家』があり、
県内の小中学生などが宿泊訓練など野外学習を行うのに利用され、
朝、体操とともに山に向かって「おこうっつぁ~ん!」と、
大声を張り上げる姿が見られたものでした。
※『徳島県立山川少年自然の家』は2005年末に閉鎖されています。

また頂上近くにある船窪つつじ公園では、
国の天然記念物に指定されているオンツツジの群落があり、
毎年5月中旬から月末にかけて山肌を真っ赤に染め、
シーズンには大勢の人出で賑わいます。

そんな高越山の中腹に、
大阪市勤労者憩いの村『徳島こうつの里』があります。
温泉、バンガロー、食堂、バーベキュー施設、
テニスコートなどを備えた宿泊施設です。

「今から50~60年前の昭和30年代、優れた鉱山として、
ここでは鉱石の採取が行われていました。
昭和40年代半ば、鉱山が閉山した跡地に建てられたのが当施設です」と、
こうつの里所長の松家宏人さん。

今は、安全のために閉じられている坑口から、
良質な鉱泉が湧いており、
近くの『ふいご温泉』と『徳島こうつの里』で、
温泉の源泉として利用しているそうです。

「サークルや研究会の合宿に、家族や友人とのご旅行に
利用していただいています」(松家さん)。

自然を満喫しながら、温泉でのんびりと過ごせる同施設は、
宿泊しなくても利用できます。
ピジョンズ・パークも、一度ゆっくりと泊まってみたいものだと思っています。

詳しくは『徳島こうつの里』(TEL.0883-42-5506)まで。


▲こうつの里所長の松家宏人さん(右)と毎年一週間ほど一人で泊まっているという少年


▲施設の部屋は、全室和室。ほかにバンガローもある


▲管理棟を見下ろすように建てられた小さなバンガロー。夜はのんびり星を眺めたくなりそうだ


▲管理棟横には、テニスコートを備えた広場がある


▲バンガロー前から伸びる小径。その先には…


▲その先には…。かつての坑口跡があった。わずかに開いた穴から良質の鉱泉がわき出している

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2 コメント

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懐かしいです (yurari-n)
2008-08-11 22:16:33
小中・高でもない学生時代に、少年自然の家に初めて行きました。(既に少年ではないですね)

山登りをしたり、担架訓練をしたり(笑)、献血で有名な某団体の7原則を覚えさせられて唱和したり・・・ハードな数日でしたが心地よい疲労感で山を後にしたことを覚えています。

街中では感じ取れないなにか、エネルギーに満ち溢れた自然の力ってすごいです^^

バンガローに泊まってみたくなりました。
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リンクありがとうございますっ! (chamuneko(管理人))
2008-08-12 09:04:18
yurari-n sama おはようございますっ!
まず、ハトの写真館へのリンクありがとう。
こちらからもリンクさせてください。

さてと、記事について、
青少年自然の家じゃなくて、
少年自然の家でしたね、^^;)。
さっそく修正しました。
なんで「青」がついてしまったのだろう?

ところで七原則って、何ですか?
「人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性」
のこと?某団体を調べてみましたが。
前5つは文字から意味が何となくわかりますが、
後の2つはもうちょっと調べないと分からない
状態です^^;)

なんだか、少年自然の家の話になって
しまいましたが、同所は閉鎖されてしまいました。
中学の折、一度行った切りで忘れていましたが、
もう稼働していないと聞くと、淋しくなります。

さて、稼働している、
こうつの里のパンフレットを見ると
バンガロー(一泊二食付き)は、
5,250円で利用できるそうですよ。
自然の中で、何もありませんが、
何かすることを見つける楽しみがありそうです。
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