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夏が来たっ!
というわけで、ミヤマクワガタ氏(以後M氏)にご登場いただきました。
ピジョンズ・パークの評価によれば、
カブトムシの有力対抗馬として、人気を二分する存在。
そして希少性は、滅多に出会わない点を考慮して、
どうもM氏のほうが一枚も二枚も上のように感じています。
仮にアンチカブトムシ派なる精神団体があるとすれば、
きっとその象徴としてシンボルマーク化され、
金糸銀糸の旗に堂々と染め抜かれたあげく、
入道雲がのぞく青空をゆうゆうと泳いでいるに違いないのです。
もちろん団体の活動の内容は、ずばりミヤマクワガタが
生まれながらに備え秀でたシルエットの啓蒙です。
しかも今回、撮影に協力いただいたM氏は、けっこうな大柄。
スガタの良さでは、“上物”です。
アゴ(ハサミ)の張りの良さもさることながら、
頭頂部に形成された冠(かんむり)の広がりぶりは、
飲んだ息を吐くのをしばらく忘れるほどの感動を覚えさせてくれるのです。
M氏のミヤマは、深山の字があてられます。
標高約1955mの剣山をはじめ、徳島県には2000mに近い森が少なくありません。
山国という恵まれた環境がふるさとであることを、
M氏もきっと誇りに思っているに違いないのです。
※撮影後、ミヤマクワガタは森に放してあげました。
▲ミヤマクワガタ。最近、あまり見かけることがなくなりました
▲飛翔準備完了! 何だか表情が緩んでいるようにも見えるのですが…
▲どうぞ長生きしてください
今回撮影に使用したのは、「FUJIFILM X20」。被写体~1cmくらいまで寄れるのだ。
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なぜだか、最近は小さい個体は、
山の中でクルマのライトに飛んできたりして
たまに見かけるのですが、
これだけ立派な容姿に恵まれたミヤマクワガタは
久しぶりでした。
地球の生物でないようにも見えて、
地球代表のカブトムシに対抗する
宇宙昆虫ミヤマクワガタの配置が
すぐに頭に浮かんできました。