櫓臍 ・・ ろべそ と 云います。 民謡で、 舟唄や船頭唄に使われます。
和船の動力は5~6mほどの1本の櫓です。 船の右後の縁に櫓臍 ( ろべそ ) と呼ぶ3cmほどの突起があり、櫓の中程に付けた櫓穴と呼ぶ穴を櫓臍の突起に合わせるのですが、その時にこすれて出る音を模して出す為の道具です。
私が使っているこの形が一番単純なのかと思いますが、 大きさも素材も色々あるようです。
私の櫓臍は 長さが40センチ、 真ん中の棒は 「 樫の木 」 だそうです。 「 樫の木 」 は固いので 櫓臍に向いているそうです。 乾いてしまうと音が出なくなってしまうので 使う前に灯油をつけるとよいのですが、使い方が悪かったのか、そのようにしても滑ってしまって 音が出なくなってしまったので、 先日 中央の棒を1センチほど切って ナイフで削って 紙やすりで削ってみたりして 入れなおして、どうにか 音が出るようになりました。
が・・・・・ノッキングしているようになってしまうこともシバシバ・・・道具が悪いのか? 使い方が悪いのか?
すべるように 船出が出来るようになるのでしょうか・・・
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