大好きな民謡のお話を・・・

今夜貰うた花嫁様に 花を咲かせて実をならせ
その実を撒いて育て上げ、大黒柱とするわいな・・・那須松坂

木の香り

2010年10月28日 | 日記
                               画像は参考です

                         「住んで良し 心豊かな 木の住まい」

材木屋さんのトラックによく書いてあるスローガンです。
先日、町で荷台に材木を載せたトラックを見かけました。 埼玉の実家を思い出しました。
今年、七回忌を迎える亡き父が起こした材木屋を今は兄が継いでいます。 生前、父は 「〇〇がしっかりやってるから、安心だ。」と病床で喜んでいました。 実家に帰って、 たくさんの材木を積んだ トラックを見ると嬉しくなります。 現在は、プレカットの場合が多いので、 構造材は工場から直接現場に運ばれることが多いようです。

実家では、製材も請け負っていますので、 製材の音、 おがくずの匂いも大好きです。 「ふるさとの香り」 です。
トラックの荷台に乗って配達に付いていったこと、 トラックの荷台の上で遊んでいて落ちて ’たんこぶ’を作ったこと、 木っ端で沸かした五右衛門風呂、 かまどで木っ端を燃やして炊いたお釜のご飯がすごく美味しかったこと、 母が長い木っ端を右足をチョット上げて割る姿が格好良く見えたこと、 製材ののこぎりの下の水溜りに大きな蛙がいたこと、 肩に細長い座布団みたいなものを乗せて、長い材木をヒョイと担ぐ父の姿、 事務所で大工さんとおしゃべりしたこと ・・・・

色々 思い出したら、 帰りたくなりました。 


29日 行ってきました     
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2 コメント

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Unknown (隠岐三味線)
2010-10-28 21:27:02
「ふるさとの香り」は自分が何歳になっても懐かしいものですよね。
私のふるさとは隠岐の島町の中でも、四方を山に囲まれた民家が30軒足らずの小さな集落です。

父は大工でした、子供の頃に父の現場に行って木っ端で色々なものを作って遊びました。
道具もありとあらゆるものがありましたので・・・
でも、我々兄弟3人は誰も親父のあとを継ぎませんでした(笑)
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隠岐三味線様・・・ (桜美人)
2010-10-28 22:59:37
建築中の家を見ると何だか嬉しくなるのは、DNAのなせる業でしょうか(笑)「ふるさとの香り」を守ってくれている兄には感謝しています。

「木っ端」って言葉、今の子供たちには分からないでしょうね・・・
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