ピアノ王国のピアニスト、今回はサムイル・フェインベルク
大胆な演奏解釈でロマンティックな表現が
特徴のピアニスト
Samuil Evgenyevich Feinberg
1890-1962 ロシア帝国(現:ウクライナ オデッサ出身)ーモスクワ没
フェインベルクが熱心に取り組んだのが、J.S.バッハ。
平均律クラヴィーア曲集を全曲録音し、
バッハのオルガン曲もピアノ用に編曲、録音した。
現在でも多くのピアニストがフェインベルクの
バッハの演奏の素晴らしさを語っています。
その他に、モーツァルト、ベートーヴェン、
ショパン、シューマン、リスト、チャイコフスキー、
スクリャービンを得意とし、中でもスクリャービンは
とりわけ得意としていました。
右端がフェインベルク、左から2番目はギレリス、
一番左はおそらくホロヴィッツ。
3人共ウクライナ出身です。
今回調べてみて、当時はロシア帝国でしたが
ウクライナ出身のピアニストが多く、驚いています。