ハイドシェック先生の指示はとても具体的です。
指示は、マスターコースを二週間立ち会っているて、
いくつかの定まったパターンが見受けられることが
分かってきました。そんなひとつをご紹介したく思います。
ハイドシェック先生は、
生徒の鳴らすピアノの音が、時に響きの足りない
口ごもったような音であるとき、即座に
「鍵盤の手前で弾きなさい」
と指示します。
これは、生徒の指を見ながら注意するときもあれば、
驚くべきは、生徒を見ていないで、音だけを聴いていて
「鍵盤の奥で弾くな~!」と注意するとき、
生徒の指の位置は蓋の近く・奥であることが発覚するのが
幾度もあったことです!
出す音と鍵盤の位置の関係は、
私の想像を大きく超えるものでした。
このからくりをハイドシェックは
合理的な理由で裏付けします。それは
「梃子(てこ)の原理」。
鍵盤も一種の梃子であって、
鍵盤の奥(蓋の近く)は支点の近くであって、動力は鈍い。
逆に鍵盤の手前は支点から遠い場所であって、
動き、力、重さ、速さにおいても大きな動力を得られることから、
ピアノの響きある音を出すには、当然この「梃子の原理」を活かし、
鍵盤の手前で弾くのがよい、というのです。
草津アカデミー期間中は練習をする場所も時間も限られているため、
今家へ帰って練習にこの奏法を試みてみると・・・なんとびっくり!!
今までどうにも響きの乏しかった音が
なんと活き活きと鳴り響くではありませんか!!
特に右手高音部ソプラノにおける大事な音が、
コーーーン・・・
と澄んだ美しいピアノの音となるよう・・・
これはピアノを弾く上での
とっておきの技かもしれません!!
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いくつかの定まったパターンが見受けられることが
分かってきました。そんなひとつをご紹介したく思います。
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生徒の鳴らすピアノの音が、時に響きの足りない
口ごもったような音であるとき、即座に
「鍵盤の手前で弾きなさい」
と指示します。
これは、生徒の指を見ながら注意するときもあれば、
驚くべきは、生徒を見ていないで、音だけを聴いていて
「鍵盤の奥で弾くな~!」と注意するとき、
生徒の指の位置は蓋の近く・奥であることが発覚するのが
幾度もあったことです!
出す音と鍵盤の位置の関係は、
私の想像を大きく超えるものでした。
このからくりをハイドシェックは
合理的な理由で裏付けします。それは
「梃子(てこ)の原理」。
鍵盤も一種の梃子であって、
鍵盤の奥(蓋の近く)は支点の近くであって、動力は鈍い。
逆に鍵盤の手前は支点から遠い場所であって、
動き、力、重さ、速さにおいても大きな動力を得られることから、
ピアノの響きある音を出すには、当然この「梃子の原理」を活かし、
鍵盤の手前で弾くのがよい、というのです。
草津アカデミー期間中は練習をする場所も時間も限られているため、
今家へ帰って練習にこの奏法を試みてみると・・・なんとびっくり!!
今までどうにも響きの乏しかった音が
なんと活き活きと鳴り響くではありませんか!!
特に右手高音部ソプラノにおける大事な音が、
コーーーン・・・
と澄んだ美しいピアノの音となるよう・・・
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