あきさんの旅写真

海外旅行をした記憶のために撮った写真を、出来事と一緒に残しました。

サランコットへ

2011年12月07日 | ネパール【2005年の旅】
2005年12月22日
24日に帰る。あと2日。


朝、食堂脇からダウラギリが見えた。
世界で14座ある8000m以上の山のうち第7番目になる。
標高は8167m。
子供の頃初登頂のニュースでこの東壁が印象に残っている。その頃からダウラギリはすごいという印象がこびりついて、この山を実際に見たことを記念したい。

フロントで新婚さんにあった。4時に起きたそうだ。撮った写真を自慢げに見せてくれ喜んでいた。
暗い中、雲が赤く染まった数カット。
「エクセレント、すごいじゃないか」
「お前も行け」
「今から行く」
「遅いわ!」

筏をわたるとき、朝の斜陽が湖面を照らす。まだ少しもやが懸かっており綺麗な朝だ。


タパはもう来ていた。
ここから20分くらい走っただろうか、途中ガソリンを入れ旧市街を抜けて山側に入って行く。
一般的なマルチスズキ。


曲がりくねった地道を昇って行く。サランコットへ向かう。

サランコットは上の写真の手前のくろい頂になる。

上る途中で軍隊と平行して進んだ。


この山中にはマオイストが出没する。
これは、正式名ネパール共産党毛沢東主義派という。彼らは、観光客から協力費と言う名目で山中でお金を集め、その領収書を発行する。
次に、軍隊に出会ったときその領収書を見せると捕まってしまうという。マオイストに協力した罪だ。
軍隊は一人ひとりの間隔を10mほど空けて進む。
政情が不安な中、兵隊には複雑な感情はないんだろーうな。
今の政権(国王)が倒れて、毛派に政権が行ったときどうなるのだろうか?。毛派と戦ってきた兵隊さんは。