昨年末には決まっていましたが、ここに来て進展。
版権のある動画や音楽のデータダウンロードの違法化がほぼ決定したそうです。
来年の審議で可決されれば確定。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0810/24/news085.html
今までは、アップロードして不特定多数の人にダウンロード出来る様にするのはNG、ただダウンロードするのみはOKと言う図式でしたが、このダウンロードすることもNGと言う事で、根本的に変わることになります。
個人的には反対。
と、言うか時期尚早。
これの為す所って権利者の利益優先で視聴者の事情は置き去りな感じがします。
(地デジもしかり、HDDVDやBlu-Rayもしかり)
違法化する前にもっと企業努力するべきところはあるのではないでしょうか。
昔はTV放送とグッズ関係で利益を得ていたと思います。
でも、いまはDVDやネット配信で補填する率が高い。
以前のように二次産業に頼らないやり様に極力出来ないのでしょうか?
そもそもいけないことは確かだけど、なぜ違法と分かっていてもダウンロードするのか?
たぶん、それ相応の金銭的価値が見いだせず"高いから"、それと"視聴しづらい環境"だからだと思います。
価格的にいえば特にアニメなんかは顕著ですよね。
たぶん、出荷本数がケタ違いという理由もあるのでしょうけど、洋画は新作でも3,000円台で購入できるのに、アニメは4~6,000円台はする。
しかも、話数が多いから全部そろえようとすると10倍くらいの金額投資をしなくてはいけない。
それに洋画は旧作となると980円で売り出したり、2本でいくらとかキャンペーンをやるけどアニメはそういう事しないですね。
視聴しづらいと言う観点からは企業努力で再放送とか積極的に行うってことは出来ないのでしょうか。
ネット配信が出来て好きな時間に見れるようにはなりましたけど、これまた金額が高い。
レンタルDVDが350円くらいで3~4話観れるのに対して一話300円とかは高過ぎるよね。
地デジも悪の権化ですな。
誰が為の地デジ?
誰が望んだ地デジ?
地デジを見るために機器の買い替え等で出費を強要。
コピー制限ガチガチに固めて扱いづらいったりゃありゃしない。
こちらも権利者優先、視聴者の利便性置き去り。
どちらかを選択するのであれば自分は地デジより今のアナログの方を選びます。
それでSD解像度でもアプコン可能なプレイヤーで観ればそこそいいわけだし。(一部企業も伸び悩みでその方向の製品を出し始めていますね)
違法ダウンロードを肯定するわけではないけど、もっと企業努力をして欲しい物です。