昨日は、立ち合いで何をしてくるか分からない阿覧を相手に、
頭を下げ過ぎず、相手をよく見て立ち合いました。
それでも、攻め込まれることなく、脇をしめ、腰を割って、
前へ前へと圧力をかけて、一方的に突き出したところは、
ここ数場所の成長が見られます。
昨日は、土俵下でもいつもの顔でしたね。
そうそう、そうでなくちゃ!
親方もきっと言ってますよ。
「俺のことなんか忘れて、土俵に集中しろ!」
ってね。
さあ、今日は前半戦の山です。
相手は、二大関を破って、心身ともに絶好調な豊ノ島。
中学時代からのライバルの琴奨菊が大関になり、
かなり気合を入れて福岡に乗り込んできました。
その思いはこの二日間の相撲に表れてます。
そのためにも稀勢の里は絶対に負けてはいけない相手。
お互いに次のステージを目指す負けられないもの同士の一番。
両者にとって、今場所のポイントになる一番かもしれません。
その一歩先を行く琴奨菊も、
新大関としては上出来な二日間ですね。
今場所も日本人力士たちが熱いです!
今場所は、何があっても、最後まで全面的に応援しますよ。
いつも以上に見るほうも気合の入る場所になりそうです。