ぷちパパの独り言

愛犬セントバーナード「ぷち」の飼い主が、
ぼそぼそと呟く
独り言のブログです。

お好み焼き

2006年02月25日 09時48分24秒 | 趣味&仕事
昨日は夜な夜な、お気に入りのお好み焼き屋「越田」に出撃
した。かれこれ15年以上通って居る。
裏路地にヒッソリと商売している。
ここの名物お婆ちゃんが昨年の夏に亡くなられた。

お婆ちゃんは40数年間、毎日毎日お好み焼きを焼いて居た。
出合った当初は、カウンターで6,7名ぐらいしか入れない店だった。
体調を崩されて、息子のお好み焼き修行が始まったと同時に、少しお店を
増築して15,6名が入れる店に成った。

店が小さい頃は、直ぐに一杯になってしまう。
夜1杯引っ掛けた後、夜中の1時過ぎにあ電話をして
「おばちゃん今から6名で行きたいのだけど?」
「ええよーええよ!店を空けとくけん!」
着くと、店のカーテンを閉めて貸切にしてくれた。

おばあちゃん、関東の「もんじゃ焼き」に興味をしめして、
「私食べた事が無い、是非食べたいから作って!」
同行したした人間が厨房に入り、作って上げた。
「なんじゃ?こんなベチャベチャしたの食えん」

店を増築したときは、
「こっちの席に座りんしゃい!あっちの鉄板は新しいから味が染み込むのに
10年掛かるわ!」
「私はこの長年使った鉄板が有れば何処でも生きていける」

思い起こせば懐かしい思い出だ。
テレビや雑誌の取材にも受けた事が無い店で有る。
味に煩い人だけが知っているお店と言っても過言では無い。

息子さんのお好み焼きも、母譲りで美味しい!
でも、あの味に追いつくにはもう少し時間が掛かりそうだ。

なんか?????
グルメ記者みたいな記事だな。