*太陽の子歳事記*

てぃだぬふぁさいじき・・YOKOが愛する音楽、沖縄、日々の生活

琉球フェスティバル'05

2005-09-26 19:34:21 | 琉球閑話
ハイサーイ!
昨日は日比谷野外音楽堂で『琉球フェスティバル'05』があった。
毎年開催されているコンサートで、
沖縄出身のアーティストがたくさん出演する。
自分が行くのは今年で3回目だ。

昨年は BEGIN とか 夏川りみ とか ORENGE RANGE とか
結構メジャーな人達が出ていたので観客も多かったが、
今年は意外と少なかった。
自分的にはこのくらいの人数の方がいいんだけど。

今年の出演者は、

登川誠仁、金城実、前川守賢、ディアマンテス、パーシャクラブ、
TINGARA、D-51、池田卓、琉球ディスコ、URU
等だった。

この中ではTINGARAや池田卓、琉球ディスコを初めて観たのだが、
特に琉球ディスコはカッコよかった。



テクノバンドで双子の兄弟、
音楽は沖縄民謡なんかをサンプリングしてて
すごく心地よい感じだった。

自分たちはステージに向かって左側の席だったのだが、
ステージ左横の階段が出演者たちの通路になっていて、
一緒に行ってたKちゃんと、琉球ディスコを追っかけて
上がったり下がったりしてしまった・・
いや、握手してもらいたくて。
でも気が弱いからなかなか声が掛けられないヘタレでした。
それでも一応一緒に写真撮ってもらった。
双子のどっちかなぁ?わからないけど。



そんなことしてたから、大好きなTINGARAをほとんど
見逃してしまったのは痛恨である。

それと、池田卓もかなりよかった。
「おばあちゃんの唄」とか聴いていると、
なんか鳩間島の青空荘のおばぁが浮かんできて
ちょっと泣きそうになった。

で、今回の自分のお目当てはもちろん
“せいぐぁー”こと登川誠仁だった。
誠小はだいたいいつもトリを飾る。
基本はうちなーぐちでMCするので、
何を言ってるのかほとんど解らないけど、
時々内地の言葉で話すと、なんかおもしろい。

「自分の持ち分は20分と言われているので、
 10分は調弦に使います。」

とか言って笑いをとり、司会のげんちゃん(前川守賢)に、

「先生、次何の曲やろうかって今考えてますでしょ?」

って突っ込まれたりもする。
もう演奏を終わろうとすると、またげんちゃんに、

「先生、後3分残ってますから。」
「・・・。あ、そう?」

と突っ込まれたりしていた。
ホントにとってもかわいいおじぃなのだ。
誠小は六線を弾くことが多い。
フェスではそんな派手なパフォーマンスはしないけど、
かなりすごい。出てくると鳥肌が立つ。
毎回せいぐぁーが観れてよかったぁーと家路に付くのだ。

今年のフェスも楽しかった。
観客の沖縄人(うちなんちゅ)とも仲よく踊ったし。
「いちゃりばちょーでー。」
一度会えばみんな兄弟でしょってコトバ。
来年もまた会いましょうって約束して別れたのだった。