*太陽の子歳事記*

てぃだぬふぁさいじき・・YOKOが愛する音楽、沖縄、日々の生活

顎変形症手術から半年。

2005-09-06 21:49:58 | 歯列矯正奮闘記
早いもので、顎変形症の手術を受けてからもう半年経った。
自分の場合『顔面非対称症』だったので、
手術前は左に下顎が捻れてズレていたらしいのだが、
今では普通に真っ直ぐの位置に治まっている。
人間の骨ってなんかプラモデルと変わらないんじゃないかと思う。
実際、自分の顎はチタンプレートとネジで留められてるわけだし。

今日は術後半年ということで、
久しぶりに口腔外科で診察を受けてきた。

「どう〜?何か変わったことない?」
「な〜んにも変わらずです。
 相変わらず痺れは残ってるし、顎も開かないし・・。」
「そうかぁ、痺れ取れないか・・。
 残念だけど、もうこのままかも知れない。」(サラッと。)

・・・(しばし沈黙。)

「・・・。え?え?今後ずっとってこと?」
「うん。良くなるなら普通は2、3ケ月で飛躍的に回復するからね。
 痺れてる範囲は徐々に狭まるだろうけど。1年か2〜3年後か。」
「そんなに時間掛かるんですか?」
「そうだねぇ。人によるけどね。」

っておいおい、先生。 あっしを見捨てるんですかい!?(←誰?)
うううぅ・・ 確かに自分でもそんな気はしてたよ。
でも、そんなはっきり言われるとショックじゃないか。
毎週、麻酔科に通ってるのは無駄な努力になっちゃうの?

開口は26mm。前回とほとんど変わらない。

「ゴムはめてるから余計に開かないのかもねえ。
 後、1cm開いて欲しいなぁ・・。」

何度やっても同じ。だって左の顎関節が痛いんだもん。
これ以上は開きませんよ。リハビリもやってないし。

「そろそろプレート除去しようか。いつがいい?」

プレート除去手術。これがまた、最近の憂鬱の種でもある。
せっかく引っ付いた傷口をまた切開してプレートを取るのだ。
術後はまた顔が腫れたりするわけだ。
主治医の柳下先生は、以前『親知らずを抜く処置と変わんないよ。』
とおっしゃったが、自分的にはそれが恐ろしいのだ。
日帰りで片方を取り除く。一週間後に抜糸して次はもう片方?

・・恐いんですよ!!それも意識あるってのが。
できるなら麻酔でコトンと眠らせてもらって、
知らんうちにちゃっちゃと終わってくれてる方がいい・・。
と言うことを、実は以前、麻酔科の石井先生に相談していた。
そういう方法もあるらしい。
全身麻酔ではなく、眠くなる薬で眠ってる間に両方除去してもらう。
日帰りか一日入院でいっぺんに済ますってこと。
ってなことを柳下先生にも話してみると、

「どっちでもいいよ。そうする?」

とのお返事が。

結局今日の帰りにレントゲンを撮って、
次回の診察時にその様子を見ながら、
石井先生と柳下先生と自分のスケジュールを合わせて
手術の日取りを決定することになった。
恐らく手術は10月になるだろう。
何か大袈裟だけど、自分としてはその方がまだマシだと思う。
ビビリと言われようが、恐いモノは恐いのだ!
はあぁー・・
矯正は順調にいってるのに、術後経過は前途多難。
やっぱり手術ってそれだけのリスクを伴うってことか。
判ってはいたけどツライです。

※誤解のないように書いておきますが、
 決して自分は後悔したり、先生や病院を非難している訳ではありません。
 術後のこの症状については、手術前に全て説明を受けていて、
 納得の上、承諾書にもサインしています。



 この記事はDental ID 治療日記にTBしています。