いろいろな意味で残念だったけど、もうそんなことは言ってられない。

戦前、儂が勝手に決めたこの試合の必須ミッションは「誰もケガをしないこと」、これだけだった。そしてもし可能ならば勝ち点を獲れればいいなと思ってた。
ところが、昨日の記事に書いたように、スタメン発表を見てびっくり。まさか今週末の大一番の前の試合でガチメンを揃えてくるとは思ってもいなかった。
このメンバーを見て、これだと勝ち点3も必須ミッションになるなと思った。キューウェル監督はやっぱり勝負師超一流の選手だっただけのことはあるなと思った。リーグ戦の緩んだ雰囲気をしっかりと締め直してリーグも本気だということを示し、その上でACLの決勝戦に臨むつもりなんだと思った。
で、結果はと言うと、最初の必須ミッションは見事に失敗。何があったのかを一応簡単に書いておくと、CBの上島と渡辺泰基がぶつかり、2人ともケガ。上島は頭部から出血こそしたけど、治療してなんとかピッチに戻った。でも、泰基は脳震盪でまったく起き上がれず、そのまま病院へ。
そして、このアクシデントが影響したかどうかはわからないけど、2つ目の必須ミッションも叶わず。
泰基はケガするまでは上々の出来だった。また鱈肝だけど、もし泰基があのまま出ていれば勝てたんじゃないかなと、どうしても思ってしまう。もっとも、泰基がいなくなったあの状態で負けなくて良かったとも言えるのかな。
泰基が少しでも軽症であることを心から祈る。上島も最後まで頑張ってくれたけど、ケガは大丈夫なのか? 最後の方は頭に巻いた包帯に血が滲んでた。ヘッディング勝負でことごとく勝ってから創が開いたんだと思うけど、開くほどの大きな創なんだろうな。
もちろん結果は残念ではあるけど、最低限の勝ち点1は獲って連敗を止められた。なにより、リーグ戦として久しぶりに選手の気持ちを感じた。ブラジル人トリオと交代で出て来た宮市、朝日、イノケンもあと一歩っていうところまで行った。勝ち点3は獲れなかったけど、今までだったらあのまま逆転されてたんじゃないだろうか。それを考えると、決勝戦に向け少なくとも気持ちの上では悪い結果ではなかったんじゃないかな。
今日のアクシデントで、無傷の本職のCBは實藤だけになったのか。畠中もエドゥも間に合わないのかな。現状でCBをやれるのは、喜田、松原、そして山村の3人だけか? そう言えば山村はMF登録だけど元々CBじゃん! うちのフロサポ(山村は去年まで川崎の選手)も「跳ね返すのだけはスゴイよ」って言ってるw。
それにしても、サッカーの神様は本当に本当に本当に厳しいなあ。まあ、試合後に監督も言ってたけど、あの時、2人が声を掛け合えば避けられたアクシデントだったかもしれない。それでも、ここまで試練を与えなくてもいいでしょ、と、一時は思った。そして、この程度の試練を乗り越えられなくてアジアのタイトルを獲ろうなんて100万年早い!ということなんだろうなと思い直した。そうだね、それだけ価値があることだよね。
ま、泣こうが喚こうが次はいよいよ大一番。
確かにCBが非常事態ではある。常識的に考えれば大ピンチ。でも、人間万事塞翁が馬。もしかしたらこれが元でいい方に転がることだってあり得ないわけじゃない。
こうなったら、何が何でもアジアを獲るしかない。
でね、これ、Xにポストされてたもの。儂、こういうの大好きw。
、、、 pic.twitter.com/LYVJqLSwJz
— ねと🇫🇷マリサポあつ森会 (@negitorico) May 17, 2024
あ、わかる人にはわかると思うけど、一応簡単に説明を追加。
上下写真のそれぞれ右下についてるのは、上がACLのロゴで下がJリーグのロゴ。あとはお判りいただけるかと思いますw。
今のウチのサポに必要なのは、こういうのを心の底から笑える余裕。
まあ、いずれこの子猫も大きくなる。もしかしたらヒョウやライオンにだって化けるかもしれないと思うよ。
あと、これも。
おめでとー\(^o^)/
ありがとうー\(^o^)/
#eJリーグ ファイナル!鹿島アントラーズとの激闘の延長戦の末、見事勝利し、優勝です!マリノスファミリーの皆さまと共に創り、共に戦い、大会の頂点に辿り着きました。熱い応援、ありがとうございました 🇫🇷🇫🇷#eJやろうぜ#eFootball#マリノスファミリー#fmarinos#獲るぞアジアの頂点を pic.twitter.com/jVBUgJdK8X
— 横浜F・マリノスeスポーツ (@fmarinosesports) May 18, 2024
準決勝の相手は町田だったみたい。アンデルソン・ロペスの得点とポープのスーパーセーブで勝ったみたい。スゴイスゴイ! クラブに¥500万もありがたいね!
-- 2024/5/20 9:45 A.M. 追記 --
一つ書き忘れた。
昨日の試合の終了間際の仲川のシュート、マジ危なかった。外れた瞬間、思わず「仲川サンキュー」って言っちゃった。
あれ、わざと外したっていうことは絶対にないだろう。でも、シュートまでに至る時間、そしてシュートを打つ瞬間、彼の頭の中では、本人にもわからないであろう無意識の意識が交錯してたんじゃないかな。これがまさに因縁果だなと、儂は思った。
-- 2024/5/20 7:05 P.M. 追記 --
もう一つ追加。
「チームの雰囲気含めてどういう風にACLに向かっていくのか?」という試合後の質問に対する喜田くんのコメント。
リーグに限って言えば何試合か勝てていないので、 周りから見たら苦しい状況だという風に捉えられるかもしれない。
そんな流れとか、うじうじ気にして乗り込むような地ではないし場所でもないので、もうそういう次元の話じゃないと思っている。
「そういう次元の話じゃない」
さすが我らがキャプテン、頼もしいよ!
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