わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから復帰中の父たまに娘が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

七七日

2022-04-28 18:14:18 | ウチの子たち
今日はぼあちゃんの七七日。
この日は泰山王という王が、死者の行先、つまり、六道のどこかに輪廻するのか、あるいは輪廻を脱して往生できるのかを決定する日、らしい。
もっとも、ここでもまだ決まらないなんていうこともあるらしいんだけど、もういいよって感じw。
で、この王の所に来るまでに、またもや難所があるんだって。「また川を渡るのかよー」と思ったら、今度は川ではなく、「闇鉄所」と言うトンネルのようなものらしい。
これ、1500~2000km位の長さで、もちろん真っ暗闇。かなり細くてまわりは鉄のトゲトゲだから、ちょっとでも触ると身体が裂けちゃう。ここを7日間かけて通り抜け、この王の前に辿り着くらしい。
あの子は、狭い所を通り抜けるのは得意だから大丈夫。でも、暗いと途中で寝ちゃうかもw。


しかしだ、1500~2000kmを7日間で走破するとなると、だいたい1日285km、時速にすると12km位で進まないと間に合わない計算になる(計算合ってる?)。しかもこれ、まったく寝ないで歩きっぱなしでの話。もしあの子のように12時間位寝るとしたら、その倍。
あの子は6mの廊下を6~7秒位で"タッタッタッター"してたから、時速にすると3.5km前後か。全然ダメじゃんw。

「えー、それは困るわー・・・」

でも、これまでも書いてきたように、あの子はここまで来ないから全然大丈夫。
「そうよね~、 良かったわ~」

ただ、あの子がすでにお浄土に生まれ変わっていても、ご供養だけはちゃんとしたい。それがあの子のためなのはもちろん、残された者のためにもなる。
だから今日は、七七日のご供養をしていただきに、葬儀をしていただいたお寺に行ってきた。
納骨するかどうかかなり悩んだんだけど、やっぱりあそこは冬がかなり寒いし、「ここに置いておけばいいんじゃない?」(byママ)という一言で、このまま我が家に置いておくことになった。最後まで決めるのはママw。
お骨は家に置いておき、お寺にはお位牌だけを、あの子がいつも寝る時にかけてたマントに包んで持って行った。
そしてそれをお寺の祭壇にお祀りしてご供養していただいたんだけど、祭壇や他のお位牌が大きくて、最初、どこに置いてあるのかわからなかったw。
今日、読誦していただいたメインのお経は、大悲心陀羅尼。この大悲心陀羅尼、実は、儂も読めるようになりたいなと思い、先々週位から読み始めたお経だったので、ちょっとびっくり。まあなんでもかんでも結びつけるのもなんだけどねw。

そして、また我が家に戻って来て、元のようにケージの中に安置。

ランプもヒーターも、もう点くことはないのかと思うと、やっぱり悲しいけど、やっと、これで一区切りかな。

と、思ったんだけど、正直、儂の気持ちはまだまだという感じ。一区切りどころか、むしろ、これからどうすればいいんだろうという思いの方が強い。
ま、儂の気持ちがどうであれ、中陰は今日まで(満中陰)なので、中陰シリーズは一旦ここでおしまい。
十王っていうくらいなので、冥途のおっかない王は全部で10人いるわけだけど、ここまで7人しか登場していない。残りの3人が登場するのは、百箇日、一周忌、そして三回忌。それについては、またその時々に書く、書こうと思う、多分書くだろう、書ければいいな。。。w

そして、

ここまで書くのに、中陰のことや十王のことなんかを少し勉強して、思ったことが一つ。
これまで、生前に悪いことをしていると7日毎のお裁きでそれが暴かれ、地獄に堕ちるみたいと書いてきた。
でも、多くの衆生は、少なくとも地獄には堕ちないんじゃないかな。
だって、中陰の王達の本地は、皆、如来や菩薩だもん。

審理十王本地
初七日秦広王不動明王
二七日初江王釈迦如来
三七日宋帝王文殊菩薩
四七日五官王普賢菩薩
五七日閻羅王地蔵菩薩
六七日変成王弥勒菩薩
七七日泰山王薬師如来

衆生は皆、程度の差こそあれ、間違いなく生前に悪いことをしてる。この王達は、それを反省させるために恐ろしい地獄を見せ、「ちゃんと懺悔して、次の生では決して悪いことはするなよ」と、慈悲の心で諭してるんだと思う。
だから、もし堕ちるとしても、せいぜい餓鬼道か畜生道じゃないのかなというのが、私の勝手な解釈。
でも、「じゃあ何やってもいいじゃん」なんて考えた途端に、仏さまのお慈悲はなくなると思う。それに、極悪非道を繰り返して懺悔もしないような衆生は、さすがに地獄に堕ちるんだろうと思うw。


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8 コメント

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Unknown (acologu)
2022-04-28 18:41:53
笑った感じのぼあちゃんお写真、可愛くて大好きです。幸せか気持ちになりますね〜(*๓´╰╯`๓)
ぼあちゃんのご供養は必要ですよ〜^^
お浄土に行ったらそれで終わりじゃなくて、お浄土でご修行に励まれるので、やはり、残った私たちはご供養する事で、ぼあちゃんのご修行の後押しをする事が出来るんですよ〜。

私も小豆のこと、まだ納骨出来てないです。まだお骨を埋める事が出来なくて、旦那は土に還すべきだと言うけれど、どうしても出来ない。。小豆もお浄土にいるけれど、唯一残ったそのお骨とまだ別れたく無いんですよね…
tristanさんも同じ気持ちなのかな。。まだまだ別れたく無いですよね…
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Unknown (sancha)
2022-04-28 18:57:51
パパさん、こんばんは!
わたしも、笑った感じのぼあちゃんの写真、
めちゃお気に入りです(^-^)

かわい~(^-^)プリチー💗


太陽光?下では、ぼあちゃんの体の色は
変わるのですか?

素人質問ごめんなさい。
いつもですけど。(^_^;)
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Unknown (mamesuama)
2022-04-28 22:36:37
鬼灯の冷徹という漫画がゆるい地獄のお話で、地獄の種類とか王のこともたくさん書いてありましたが覚えてはいなかったので、パパさんの地獄のお話で改めてお勉強できました!本地とやらはびっくりです!ちょっぴり安心🥺

たくさんのかわいいぼあちゃんの写真いいですね!ぼあちゃんには華がある😃

パパさんの心と体が生活をできているなら、むりに区切りをつけなくてもいいような気もしますが、難しい問題ですよね😞
私はぼあちゃんのお骨はパパさんのお側がいいです🙂
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Unknown (深海の住人)
2022-04-29 00:14:17
そんなに長くてトゲトゲのトンネルだなんて想像しただけで気絶しそうです(+_+) 無理ではなく自然な一区切りなら良いのですが、心配です(;_;)。  
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>アコさん (Tristan)
2022-04-29 08:34:28
ありがとうございます。
そうですよね、ご供養は必要なんですよね。
私がまだ子供だったこともあって、あのワンコにはご供養らしきものをほとんどしてあげられなかったので、今更ながら、申し訳ないことをしたと思いました。
あのワンコのお骨も家に置いておきたかったのですが、当時、亡くなった祖母にお骨は家に置いて置くもんじゃないと言われて、お寺に安置しました。
でも、今は、自分の気持ち通りにするのが一番なのかなと思っています。
ぼあちゃんのお骨を家い置いておくことにしたのは、「あそこ寒い」というのが一番の理由ですかね(;´∀`)
でも、いつでも自分の目の届く所に置いておきたいと気持ちも強いです。
アコさんは、小豆ちゃんのお骨をずっとお手元に置いておかれるのでしょうか?
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>sanchaさん (Tristan)
2022-04-29 08:40:51
ありがとうございます。

フトアゴは、日光浴なんかで色が変わる子が多いと思いますが、あの子は、それがかなり激しい方だったと思います。
本当に同じ個体か?と思うことが常でした。
だいたい、こんな感じでした。
紫外線にあたるときれいなイエロー。時に白っぽくなることも。
ちゃんと寝てる時はイエロー。
暗い所や気温が低いとこげ茶色~ほとんど黒色。
鳥なんかに襲われて逃げる時は、即、ほとんど黒色。
わかりやすいと言えばわかりやすかったです。
でも、これがいいことなのかはわかりません。
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>mamesuamaさん (Tristan)
2022-04-29 09:03:41
「鬼火の冷徹」って初めて聞きました。
昔は漫画やアニメ大好きだったんですけど、今はほとんど見ないので、当たり前なんですけどね。
鬼滅は久々です(^^;

私も、地獄や十王のことを始め、中陰のことについても、とっても勉強になりました!
まあ十王は本来の仏教の考え方ではなく、中国の民間信仰と結びついて生まれたもののようですが、それでも、人が“正しく”生きていくためには一つの良い教えだと思います。
それに、中陰のご供養は残された者のためにも大事だということを、あらためて勉強できたのは、私的には良かったです。

いつもかわいいと言っていただいてありがとうございます。
なにしろ、51年間区切りがついてないので、今回もこのまま死ぬまでズルズルということも十分あり得ますw。
あの子のお骨は当面はそばに置いておこうと思っていますが、いつまでかは、これからの気持ちの変化次第ですかね~。
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>深海の住人さん (Tristan)
2022-04-29 09:12:12
冥途って言う所は、ほとんど渡れないだろみたいな川は多いわ、こんなメチャクチャなトンネルみたいなものがあるわで、もうロクなとこじゃないですねw。

ご心配いただいてありがとうございます。
まあ時間はかかると思いますが、少しずつ折り合いをつけて行こうと思っています。
昨日も、ご供養していただいたお坊様に、
「49日しか経っていないで、まだまだ悲しみから抜けられてないと思いますが、亡くなった子は必ずご主人のことを見ていて、ご主人が元気に生きていけば安心します。そしてそれが一番のご供養になります。」と言われました。
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