３歳長男、「かーちゃん迷子になっちゃうよ」に弱い。

　３歳長男「ほっぺ」は外出すると、１人で勝手に動き回ることが多いです
　特に勝手知ったるスーパーなどでは、一言も残さずにお菓子コーナーに行ってしまったりします。
　１０ヶ月次男「がんた」を抱っこ、あるいはベビーカーを押している私は彼のフットワークについて行けず、しばしば叫んでいます。

「１人で勝手に行ったらアカン～！！」
「悪い人に連れて行かれるよ！」

　そんな時に、結構効果を示す言葉があります。
　恥ずかしいのであんまり多用したくないのですが。

「ほっぺがいなくなったら、かーちゃん迷子になっちゃうよ！」

　………

　普通逆ですよね。
「１人で行ったら迷子になっちゃうよ」と。
　でも、これでは効果が薄かったので、試しに言い換えてみたら…素直に帰ってきました
　そして得意げに案内してくれるのです。

　先日は、駐車場から店内へ、迷いようがない明快な道がありました。
　何も考えず、そのまま店内へ行こうとしたんですが、ほっぺが一言。

「かーちゃん、『入口がどこかわからないよー』って言って」
「はい？　いや、わかるよ。アレでしょ？」
「言って！！」
「…はい。『入り口がどこかわからないよー』……」
「もー、かーちゃんたら…。あそこでしょ？」
　指でさしてメチャメチャ得意げでした。
「わー、さすがお兄ちゃんやね！」

　ちょっとお兄ちゃんぶりたいお年頃なのかも知れませんが、……かーちゃん、大ウケでした……
　方向音痴の母は、道案内できる息子がいて嬉しいです

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