ここ3カ月ほど月と金星が夕方の空で並んでいるのをよく見かけます。昨日は特に近くて、先日までの天気予報は雨でしたのであきらめていたのですが、うって変ってよい天気になりました。
夕方、西の空に月が見えてから、カメラをスタンバって、待ちました。
まずは、まだ薄明のころの写真です。200mmの望遠レンズをつかい3倍くらいに拡大しています。19時27分です。
時間を追うごとに、月と金星が近づいてきます。これからは、シグマの600mmF8のミラーレンズです。20時01分
20時48分
この頃になると、東南アジアでは、金星食のところもあるそうです。21時00分
露出時間を長くすると、地球照も見えています。
久しぶりに、望遠レンズを持ち出しました。天体望遠鏡も持っていたのですが、赤道儀が使っていないので、動かないのと、レンズもしばらく使っていないので、レンズだけ取り出しています。最近、天文雑誌を見ているとレンズの性能はすごく上がっているのに比例して値段も高くなっていて今では手の出せない値段になっています。
天体写真も、昔は、白黒フィルムを増感現像してやっていましたが、デジタルになってからは ISO感度を設定するだけで、カラーの写真が撮れますので嬉しいですね。NIKONのD3などは、増感現像でISO100,000くらいまで出来るそうです。もうただただびっくりです。ISO100、000の世界ってどんなものなんでしょうか。
来月も、15日にはまた月と金星が接近するそうです。