![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/be/13e5a383a2ac5cfb0afafa281cdbb4f8.jpg)
毎年、初詣は家が檀家になっているお寺に紅白が終わる頃から出かけていますので、初詣ではないのですが、宝塚の中山寺に行ってきました。
以前は阪急宝塚沿線に住んでいたので、かなり行き易い場所だったのですが、今回が初めての参拝です。なぜなら安産祈願で有名な寺なので、私にはあまり縁の無いお寺だったのです。今回は西国三十三ヶ所の御朱印を貰うためと、ここの奥の院が面白そうだったので、行ってみる事にしました。
電車で行こうかとも思ったのですが、帰りに買い物にも行きたかったので、車で行く事にしました。中山寺に駐車場はありませんが、駅の周辺にいくつかの参拝客用の駐車場がありました。駅から写真の門までは歩いてもすぐ近くです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/be/13e5a383a2ac5cfb0afafa281cdbb4f8.jpg)
中山寺の山門は大きな二層の仁王門です。徳川家光によって再建されたそうです。山門の前に真っ直ぐ参道が無いので見えにくいのが残念です。堂々としていい門なのになぁ・・・
成人式のこの日は初詣客や子供のお宮参り、成人式帰りの親子などで、混雑していました。
門をくぐると真っ直ぐと参道が延び、左右に塔頭が並んでいて、それぞれが十二支の守り本尊を奉られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/21/783ff1f2fe96d9c974eea29433d22278.jpg)
↑参道を登った場所から、山門を見下ろしたところです。
ここのお寺はすごくて、本堂に行くまでに階段が二つあるのですが、横にエスカレーターがあり、バリアフリー化が進んでいます。お寺の雰囲気は大切ですが、こういった近代化には賛成です!
ところで、参道には私の守り本尊の勢至菩薩がありません!何処だろうと探してみると、なぜか子年の千手観音と午年の勢至菩薩は一つ階段を登ったところにありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/44/d1e015f45ac32d7e3d523fb65096cd16.jpg)
寿老神と一緒でした・・・
近くには閻魔堂や鐘楼もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6c/d2c23b31c6063f74f7e24eab320766fe.jpg)
↑閻魔堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f8/df074ea3d25da1ca6b4d8802076c6876.jpg)
↑鐘楼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8a/a9ee237cb16191772ecc761f91f9da2c.jpg)
↑五百羅漢堂
五百羅漢堂は地下にも涅槃図などがあって近代的な建物です。
↓大黒堂の横になにやらあります・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/37/09afd2ab319e47a5d818a8758104f578.jpg)
↓中に入ってみるとやっぱり石棺がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/92/217acfa44191ca20b48f66f9e992463c.jpg)
この古墳は中山寺古墳と呼ばれていて、埋葬者は神功皇后に反逆したとされる忍熊王の母のオオナカツヒメノ命との伝承があるそうです。伝承とされているのは古墳自体は六世紀頃とされているので、オオナカツヒメノ命の時代と合わないそうです。
話を知らずに写真も撮っていないのですが、忍熊王のものとされる石棺も手水鉢としてあるそうです。
興味深いのは中山寺の縁起です。聖徳太子が山で修行をしているとオオナカツヒメノ命が出てきて息子(つまり忍熊王のこと)の無念を訴えたんだそうです。そこで聖徳太子が寺を造ったのが中山寺だそうで、今の奥の院だという事です。この話というか聖徳太子が造ったというのが本当だとするとその頃にこの古墳も作られたことになるはずなのです・・・解かりませんねぇ・・・聖徳太子が寺を造った時に前からあった古墳をオオナカツヒメノ命の墓だと言い出したのなら話はわかるのですが、その頃に出来たばかりの他人の古墳をオオナカツヒメノ命のものだと言い出せるでしょうか?
そもそも忍熊王が死んだのも古事記では琵琶湖のはずなのに、なぜこんな場所に石棺が?
しかも権力争いに負けた忍熊王やその母のオオナカツヒメノ命のためになぜ寺まで造るのか?・・・
やっぱり古事記なんかを読むと頭が変になってきますねぇ・・・
脱線しましたが、元に戻します。
本堂はもう一つ階段を上ったところにあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b6/f3eaf8afc611965cbd6222e141b0df83.jpg)
なかなかの混雑です・・・
本堂の横に護摩堂があります。
↓護摩堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a8/828b665d6b5949189227625f88374c99.jpg)
本堂や護摩堂などの主要な建物は片桐且元によるものです。
護摩堂の横の階段を上ると大師堂があります。
↓大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/b999e654fe56f606ce8b74140fd320f3.jpg)
安産だけかと思っていたら、子も授けてくれるそうです・・・
↓子授け地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b8/fc6fa1816189e65d20334ceb27508935.jpg)
新しい多宝塔が見えたので行ってみると大願塔というのだそうで、ちょっと私にはどういうものなのかわかりませんでした・・・地下は納骨堂になっているのかなぁ?・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5f/3b6113f1d024d574cdfc5a65d8e4473b.jpg)
↑大願塔
ちなみにこの塔は中山寺のライブカメラでいつでも見れます。
鎮守社もこのあたりにありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cc/64aef314cb57adb9e45de089cbe30882.jpg)
奥の院は真っ直ぐ登っていけばいいのだろうと思っていましたが、真っ直ぐ登ったところは星の広場という公園になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d7/e080cb858ba11e1798ea790dcb869dfd.jpg)
↑星の広場、梅林があるそうです。
戻って奥の院への道を聞くと西側のお墓のところから道があるということでした。
長くなったので今日はここまで・・・奥の院編は次回・・・
中山寺散策マップ
以前は阪急宝塚沿線に住んでいたので、かなり行き易い場所だったのですが、今回が初めての参拝です。なぜなら安産祈願で有名な寺なので、私にはあまり縁の無いお寺だったのです。今回は西国三十三ヶ所の御朱印を貰うためと、ここの奥の院が面白そうだったので、行ってみる事にしました。
電車で行こうかとも思ったのですが、帰りに買い物にも行きたかったので、車で行く事にしました。中山寺に駐車場はありませんが、駅の周辺にいくつかの参拝客用の駐車場がありました。駅から写真の門までは歩いてもすぐ近くです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/be/13e5a383a2ac5cfb0afafa281cdbb4f8.jpg)
中山寺の山門は大きな二層の仁王門です。徳川家光によって再建されたそうです。山門の前に真っ直ぐ参道が無いので見えにくいのが残念です。堂々としていい門なのになぁ・・・
成人式のこの日は初詣客や子供のお宮参り、成人式帰りの親子などで、混雑していました。
門をくぐると真っ直ぐと参道が延び、左右に塔頭が並んでいて、それぞれが十二支の守り本尊を奉られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/21/783ff1f2fe96d9c974eea29433d22278.jpg)
↑参道を登った場所から、山門を見下ろしたところです。
ここのお寺はすごくて、本堂に行くまでに階段が二つあるのですが、横にエスカレーターがあり、バリアフリー化が進んでいます。お寺の雰囲気は大切ですが、こういった近代化には賛成です!
ところで、参道には私の守り本尊の勢至菩薩がありません!何処だろうと探してみると、なぜか子年の千手観音と午年の勢至菩薩は一つ階段を登ったところにありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/44/d1e015f45ac32d7e3d523fb65096cd16.jpg)
寿老神と一緒でした・・・
近くには閻魔堂や鐘楼もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6c/d2c23b31c6063f74f7e24eab320766fe.jpg)
↑閻魔堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f8/df074ea3d25da1ca6b4d8802076c6876.jpg)
↑鐘楼
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8a/a9ee237cb16191772ecc761f91f9da2c.jpg)
↑五百羅漢堂
五百羅漢堂は地下にも涅槃図などがあって近代的な建物です。
↓大黒堂の横になにやらあります・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/37/09afd2ab319e47a5d818a8758104f578.jpg)
↓中に入ってみるとやっぱり石棺がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/92/217acfa44191ca20b48f66f9e992463c.jpg)
この古墳は中山寺古墳と呼ばれていて、埋葬者は神功皇后に反逆したとされる忍熊王の母のオオナカツヒメノ命との伝承があるそうです。伝承とされているのは古墳自体は六世紀頃とされているので、オオナカツヒメノ命の時代と合わないそうです。
話を知らずに写真も撮っていないのですが、忍熊王のものとされる石棺も手水鉢としてあるそうです。
興味深いのは中山寺の縁起です。聖徳太子が山で修行をしているとオオナカツヒメノ命が出てきて息子(つまり忍熊王のこと)の無念を訴えたんだそうです。そこで聖徳太子が寺を造ったのが中山寺だそうで、今の奥の院だという事です。この話というか聖徳太子が造ったというのが本当だとするとその頃にこの古墳も作られたことになるはずなのです・・・解かりませんねぇ・・・聖徳太子が寺を造った時に前からあった古墳をオオナカツヒメノ命の墓だと言い出したのなら話はわかるのですが、その頃に出来たばかりの他人の古墳をオオナカツヒメノ命のものだと言い出せるでしょうか?
そもそも忍熊王が死んだのも古事記では琵琶湖のはずなのに、なぜこんな場所に石棺が?
しかも権力争いに負けた忍熊王やその母のオオナカツヒメノ命のためになぜ寺まで造るのか?・・・
やっぱり古事記なんかを読むと頭が変になってきますねぇ・・・
脱線しましたが、元に戻します。
本堂はもう一つ階段を上ったところにあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/b6/f3eaf8afc611965cbd6222e141b0df83.jpg)
なかなかの混雑です・・・
本堂の横に護摩堂があります。
↓護摩堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/a8/828b665d6b5949189227625f88374c99.jpg)
本堂や護摩堂などの主要な建物は片桐且元によるものです。
護摩堂の横の階段を上ると大師堂があります。
↓大師堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/c8/b999e654fe56f606ce8b74140fd320f3.jpg)
安産だけかと思っていたら、子も授けてくれるそうです・・・
↓子授け地蔵
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b8/fc6fa1816189e65d20334ceb27508935.jpg)
新しい多宝塔が見えたので行ってみると大願塔というのだそうで、ちょっと私にはどういうものなのかわかりませんでした・・・地下は納骨堂になっているのかなぁ?・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5f/3b6113f1d024d574cdfc5a65d8e4473b.jpg)
↑大願塔
ちなみにこの塔は中山寺のライブカメラでいつでも見れます。
鎮守社もこのあたりにありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cc/64aef314cb57adb9e45de089cbe30882.jpg)
奥の院は真っ直ぐ登っていけばいいのだろうと思っていましたが、真っ直ぐ登ったところは星の広場という公園になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d7/e080cb858ba11e1798ea790dcb869dfd.jpg)
↑星の広場、梅林があるそうです。
戻って奥の院への道を聞くと西側のお墓のところから道があるということでした。
長くなったので今日はここまで・・・奥の院編は次回・・・
中山寺散策マップ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます