ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

向上寺三重塔

2016-11-20 17:10:49 | 国宝の建築

尾道からしまなみ海道に入り生口島へ!

国宝、向上寺三重塔へ向かいます。

国宝のある向上寺よりも手前にある耕三寺の方が

参拝客も多くて戸惑ってしまいますが、ナビ通りに進んで何とか到着!

↑国宝、向上寺三重塔!

室町時代の三重塔

塔だけ見ると素晴らしいんですが、周りが寂しすぎるぞ向上寺!

浄土寺の伽藍を見た後だけにポツンと遺されている三重塔に侘しさを感じてしまった・・・

 

こちら↑は向上寺のすぐ近くの耕三寺

昭和の実業家が造っただけあって豪華すぎる!

宝物館には各地から集められた文化財で一杯らしいのですが

時間もなく、高い拝観料を払う気にもなれず今回はパス!

次に向かいました・・・

と、しまなみ海道へ向かう途中でお堂を見つけました。

↑海沿いの岩の上に建てられたお堂

良いなぁ~と思って見に行こうとしたら

崩れかけてて立ち入り禁止になっていた!

中も空っぽのようで、残念!

先を急ごう!

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浄土寺 尾道 つづき

2016-11-19 23:41:09 | 国宝の建築

阿弥陀堂を見た後は

国宝!浄土寺多宝塔へ!

とは言っても

こちらの扉は締まったままなので外からの見学です。

さすがに美しい姿!

 

それにしても山門、本堂、阿弥陀堂に多宝塔の伽藍

鎌倉から室町時代にかけて造られたものが残っていて

彩色された状態での保存になっているので統一感があるのが良いですね!

足利尊氏が戦勝祈願した寺と謂われていて尊氏の供養塔があり、

足利家の家紋もそこら中にありました。

この後に宝物館も見学!

 

それにしても国宝の伽藍を始め、開祖と伝えられる聖徳太子の像や映画のロケ地など

見所いっぱいの浄土寺なのでした・・・

 

 

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浄土寺 尾道

2016-11-18 23:21:16 | 国宝の建築

久しぶりに四国での仕事が入り、

行けていなかった国宝のいくつかを巡ることにしました。

夜中のうちに家を出発!

PAで仮眠の後

朝八時に着いたのは尾道にある浄土寺!

学生時代に一度来たことはあるけれど

その頃はあんまりお寺に興味がなくて記憶も曖昧・・・

案内通りに境内に車を止めて

取り敢えず門の前へ

浄土寺の参道といえば線路下から続く、この階段!

室町時代の山門は重文指定

門前が階段だと門の全体像が見え辛くて残念に思うことが多いのですが

ここの階段だけは印象深くて別の思い・・・

尾道といえば

小津安二郎の『東京物語』や大林宣彦の尾道三部作などのロケ地

映画も好きな私には堪らないのです!

階段を上って門をくぐると

↑国宝!浄土寺本堂!

鎌倉時代の折衷様式

と!ここで本堂の御本尊が御開帳中であることを知る。

但し、朝は九時半から・・・

う~ん、まだ一時間ほど時間がある

早くも予定は狂うのですが、こんな機会もないので待つことにしました。

境内の周りをウロチョロして時間潰し

いよいよ国宝本堂の内部へ!

内部は密教建築らしく外陣と内陣が蔀戸で別けられています。

開帳中の御本尊は平安時代の十一面観音立像

金色に輝く素晴らしい像でした。

なんの予備知識もないとこのまま本堂を後にしてしまいそうなのですが

掛けられている曼荼羅もなかなかのもので必見ですよ!

本堂の後は厨子の裏から出て隣の阿弥陀堂へ

↑浄土寺阿弥陀堂

重文指定だけど外から観るといつ国宝になってもおかしくない様な感じ

もっとも浄土寺の境内が国宝に指定されているので

阿弥陀堂も国宝扱いなのかもしれません・・・

 

 

 

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厳島神社

2016-03-06 17:14:31 | 国宝の建築

不動院を参拝した後

車で走ること数十分!

船に乗りました。

そうです!

宮島に渡りました。

宮島に来るのは実に30年ぶり!

しかも、その時は厳島神社とは離れた場所に行ったので、厳島神社に行くのは今回が初めてなのです!

流石に厳島神社ともなると狛犬もデカく立派!

干潮時だったので大鳥居のところまで近寄ることが出来ました。

鳥居周辺の地面にはお賽銭の小銭だらけ

一見したところ一円玉ばかりのようでしたが、あれだけあるのですから、ちょっと掘れば古銭なんかも出てきそうな感じ・・・

そして国宝!厳島神社社殿!

本殿、拝殿、回廊などが国宝に指定されていますので、パッと見た建造物のほとんどが国宝ということになります。

正直、人も多いので一つ一つの建造物を観て回るのは大変!

それと、この日、私は風邪をひいていて、フラフラと歩くのがやっとといった感じで

せっかくの国宝!しかも世界遺産だ!というのに全くテンションが上がってこない残念な状態・・・

それでもなんとかあまり観光客が来ないような場所も観て回りました。

能舞台は国宝ではなくて重文指定

ちなみに先ほどの大鳥居も重文・・・そういえば国宝の門は多いですが鳥居ってありませんね・・・

 

厳島神社は台風などで何度も被害を受けているそうですが、平清盛が整備した当時の社殿はあまり被害を受けることがなく、

被害があるのは、たいていの場合、増築された新しい社殿なのだそうです。

海に面しているので、建て方というよりも絶妙な場所に造られているんでしょうね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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不動院金堂

2016-03-02 23:00:41 | 国宝の建築

本当に久しぶりの国宝巡りが出来ました!

最近、このブログの主旨がわからなくなってきていましたので、これで初心に戻ることが出来ます!

 

行ったのは広島にある不動院!

元は安芸の安国寺

戦国時代、有名な安国寺恵瓊のお寺です!

国宝もあるし、歴史的に考えても一見の価値のあるお寺だと思うのですが、あまり観光地化する気がないのか?私自身、広島にいるときは存在すら知らず、訪れるのは今回が初めて!

金堂しか予備知識がなかったのですが、さすがに門も立派で重文!

二重門ですねぇ・・・

そして

国宝!不動院金堂!

中世、禅宗様の最大の建造物とされるだけあって、さすがに大きい

元々は大内氏の建てた山口の凌雲寺にあったものを恵瓊が移築させたのだそうです。

凌雲寺というのは五重塔で有名な今の瑠璃光寺のことでして、当時の大内氏の権勢が偲ばれます。

そもそも毛利氏が大内氏に勝っていなければ、ここにこのお堂はなかっただろうし、恵瓊が東軍についていたら、また違っていたのかもしれませんねぇ…

 

鐘楼も重文!

梵鐘は恵瓊が朝鮮から持ち帰ったものなのだそうで・・・

まさに歴史の1ページですね・・・

 

また、原爆でも倒壊を免れた不動院は被害を受けた人たちの避難場所となり、負傷者で溢れかえったそうです。

 

お堂のすばらしさはもちろんですが、歴史の物語を感じさせてくれるお寺です。

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初詣は東大寺!

2016-01-08 22:38:56 | 国宝の建築

明けましておめでとうございます

2016年、初詣は檀家になっているお寺に行った後に、仕事で大晦日から泊まっていた奈良の東大寺に行ってきました。

大晦日から元旦にかけては夜通し電車が動いているのでホテルに車を置いて行くことにしました。

それにしてもホテルを出たのは夜中の二時!

未曽有の暖冬とはいっても、さすがに寒い・・・

なんと!

元日は中門の扉が開いているのですね!

知りませんでした!!

ここからでも大仏様のお顔がすでに見えています。

久しぶりの大仏様!

今年一年が平和でありますように・・・

午前三時!

水面に移る大仏殿は本当に綺麗でした!

ついでと言ってはなんですが、ここまで来たので眠い目をこすりながら春日大社へ!

この時間は若者の姿が目立ちますね・・・

この日は雨が降ったので、足元の悪いこと、悪いこと

帰ると靴もズボンの裾も泥だらけでした…

 

今年が良い年になりますように!

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岩国

2013-02-17 23:14:19 | 国宝の建築

山口県に行ってきました!

でも、いつもの通り、仕事だったので念願の山口県国宝巡りをすることは叶わず・・・

仕事の帰り、ホテルへ帰る前にちょっとだけ足を延ばして岩国へ!

実は岩国という場所は広島に住んでいる若者にとってはメジャーで身近なドライブデートの目的地!なのです!

かくいう私も広島に住んでいた時には何回か行ったことが・・・ww

その頃のことがちょっと懐かしくなって当時とおんなじ様な場所に行ってみました。

まずはその当時にはとても行けなかった、もしくは無かった日帰り温泉へ!

岩国国際ホテルの中にあります。

露天風呂からあの錦帯橋が見下ろせる絶好のシチュエーションというのが売りなのですが、見れるのは男湯女湯のうちの一方のみ!男湯女湯は日替わりで変わるので運が悪ければ絶好のシチュエーションを堪能することができません!

私はというと・・・残念無念!

こうなると1700円の入湯料が高く思える・・・下調べは大事です・・・

風呂上りには錦帯橋へ!

う~~ん・・・懐かしい・・・

渡るのはお金が必要!

保存目的なのでここはケチらずに・・・

そして岩国での食事と言えば・・・

山賊!!!

はじめて行った時にはビックリしましたが二十ウン年ぶりに訪れてもビックリでしたww

あの頃より一層派手になったような気がします!

まぁ、ここの雰囲気は一度は味わってみるべきだと思います・・・

私は定番の山賊うどんと山賊おにぎり、山賊焼きをいただきました!

敷地には神社まであります。

この夜は寒かったので室内席で一人寂しく食事をしましたが、冬の屋外席も若者には楽しそうでした・・・

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京都非公開文化財特別公開 妙法院庫裏

2012-11-03 22:06:08 | 国宝の建築

久しぶりに京都に行ってきました!

目的は特別公開中の妙法院庫裏の拝観!

車は混んでいるのが目に見えている・・・

電車では行きたくない・・・

寒い中をスクーターで行くことにする。

寄り道することもなく目的地へ・・・

事故もなく着くには着いたのですが、思いのほか車も空いていたのでちょっとガッカリ・・・

八百円を支払いさっそく拝観開始!

以前、ブログに書いた様に外観は何度か見ているのですが、中に入るのは今回が初めて!

デカいデカいというけれど中に入ってもそれほど大きさは感じない・・・

でも、想像していた通り、内部の作りはまるで城郭のようで荒々しかった。

写真が撮れなかったので紹介できないのが残念!

(庫裏の内部は写真に撮ってまずいようなものは何もないのに何ででしょう…?)

庫裏の奥には護摩堂などが続いていて、その中に収蔵庫があります。

収蔵庫の展示は数は少ないものの、国宝の『ポルトガル国印度副王信書』をはじめ、後白河法皇(平清盛ももうすぐ終わりですね)や豊臣秀吉などのゆかりの品が収められていて見どころ満載!

スバラシイ!!

ルソンの壺ならぬ私のツボにはまったので二周しましたww

↑大書院

世に言う「七卿落ち」はここから・・・

 

↑本堂 普賢堂

う~ん・・・

庫裏や書院が立派過ぎて本堂が寂し過ぎる…

 

妙法院は特別公開でしか拝観できず、拝観料も安くはありませんが、一度は行ってみる価値が十分あると思います!

 

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久能山東照宮

2012-08-12 00:07:43 | 国宝の建築

日本平からロープウェイに乗って向かった先・・・

う~~~ん・・・ロープウェイからは見えませんねぇ・・・

それでも着いたところにあったのは・・・

そうです!

久能山東照宮です!

つい、最近に国宝に指定されたと思っていたんですが、もう二年も前の事なんですねぇ…

このところ、東海地方に行くことが多かったので徳川家ゆかりの場所を何カ所か訪れましたが、この久能山東照宮こそが東海地方にある徳川家の遺産を代表するものなのです。

言い切りましたが、この時が初参拝だったので、どんなものがあるのか?まったく知らなかったんですけどねww

資料によると権現造りの社殿が国宝に指定されていて楼門、神廟、日枝神社、神庫、神楽殿、鼓楼、神厩等が重文指定となっていました。

まぁ、ほとんどの建物が国の文化財に指定されているということです。

この↑鼓楼ももちろん重文!

どうですか?

これぞ桃山文化ですねぇ~!

残念なのが山城跡に造られた神社なので境内が狭い傾斜地になっていて建造物の全貌が私のカメラでは撮れないこと・・・

↑神庫

↑唐門と玉垣(透塀)

↑楼門を裏から・・・

↑日枝神社

重文指定はこの位にしておいて、いよいよですよ!

正面の唐門は閉じられているので、この東門から入ります。

もう久しぶりの国宝にワクワクですww

さすがの桃山彫刻でしょ!

って境内が狭い・・・狭すぎる・・・

いい構図の写真が撮れません!

う~ん・・・どうしようか?と迷った挙句に小分けにしてみました。

↑国宝!久能山東照宮拝殿!

↑国宝!久能山東照宮石の間!

↑国宝!久能山東照宮本殿!

合わせて権現造りなので権現造り一棟でいいじゃないか?といつも思うのですが…

それにしてもさすがですね!

以前の六所神社では物足りなさを感じておりましたが流石に国宝は違いますね!

あまりきらびやかなものを好まない人も多いと思いますが個人的には権現造りも桃山彫刻も大好きです!

平安建築を東山とすると桃山建築は北山みたいで、どっちも一級品の良さがあると思います!

ここは東照宮ですから祭神は当然、東照大権現の家康です。

で、ここ久能山東照宮は家康の墓所ですから墓はどこか?というと・・・

本殿の横にその名も廟門とよばれる門があり・・・

↑廟門

門をくぐり、石階段を登っていくとありました。

↑神廟

応神の八幡宮、菅公の天満宮と家康の東照宮・・・

なんとなく違うように感じるのはなぜでしょう?

 

 

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飛騨安国寺

2011-07-05 23:26:29 | 国宝の建築

高岡から飛騨に向かったのは、ここに行くため!

飛騨安国寺です!

駐車場に車を止めて、お寺の方向を伺い見ると、小さな山門のすぐ奥に本堂らしきお堂が見える・・・

ここ飛騨安国寺も他の国の安国寺の例に漏れず今では小じんまりとしたお寺のようです・・・

事前の調べで、飛騨安国寺にある国宝の経蔵を拝観するには事前予約が必要となっていました。

今回の私は1000円高速の最後ということで急遽決めた日帰りの旅だったので予約はしていませんでした・・・でも、こういう日は多くの旅行客がいて、予約が無くても他の予約をしてきた参拝客に便乗できるのではと淡い希望を描いていたのです・・・

すると、どうでしょう!

駐車場に参拝客のものらしい車は一台もない!

あぁ、終わったな・・・

残念ではあるけれど、外から経蔵の外観写真だけを撮って帰ろう・・・

あきらめモード・・・

それが本堂に行くと入り口に『本日拝観できます!』との文字を発見!!

あ~良かった!来た甲斐があった!っと、早速、寺務所に申し込みに行きました!

拝観料を支払った後、まずは本堂にて飛騨安国寺の沿革の説明を受けます。

その後、国宝、経蔵へ!

経蔵は石段を上った場所にあり、普段は石段の手前までしか入れないのですが、この時のように参拝できる時は柵をあけて、中まで入らせてもらえます!

↑国宝!飛騨安国寺経蔵!

なるほど、今まで写真で見ていた通りの禅宗様の建造物です。

内部には日本最古の輪蔵・・・

う~~~ん?今まで見てきた輪蔵とは何かが違います!

なにが違うんだろう?と思っていたら、ここの輪蔵にはお経を収める棚に蓋もしくは引き出しが無くてお経が剥き出しになっているのです!

当初からこの形であったと考えられているそうで、この風通しの良さがお経の保存に役に立っているとのことです。

輪蔵に本当に一切経が収められているのか?ちょっと疑問に思っていたこともあったんですが、ここのは間違いなく収められていることが確認できましたww

ここで案内をしてくれた若いお坊さんにお願い!

「回していいですか?」

回るものを見ると回したくなる私の悪い癖を駄目もとで頼んでみましたww

するとあっけなくOKとの返事!

ただし、二人では重いかもしれないので頑張ってください!とのこと・・・

はい!頑張りますよ!っと

返事だけは良かったのですが、力を入れたのは初めだけ・・・

後半は若いお坊さんにほぼ任せましたww

回した感じはすごくスムーズ!

昔の技術はすごいです!

 

帰り際まで、この若いお坊さんと話していたので写真を少ししか撮っていない・・・

それだけが心残りです・・・

 

 

 

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