PEA ~10年先の海外留学~

名門BS留学を目指すブログ
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#156 言語能力の分類

2015年03月06日 | 教育
10年後の名門BS留学を目指す
親子のブログ。第156回


塾では(新)年長クラスが始まる。
年少クラスの終盤から通い始めた
国語・算数の基礎学習塾

息子の国算の学力は順調に伸びている


バイリンガル教育に関して
「親は母国語でない限り家庭内で英語を話すべきではない」
「一つの言語が定着する前に他の言語に触れさせると両方の言葉とも中途半端になってしまう」
といった意見を よく見聞きする。

私の意見は違う。

幼児期からの英語教育が原因で日本語も英語も中途半端になるという事はない。

言語能力は
読む・書く・聞く・話す の4つ
と言われることが多いが
実際の言語学習は
「見る&聞く」
「聞く&読む」
「読む&話す」
「話す&書く」
「書く&見る」
という5通りの組合せで進む。

幼児期においては「見る&聞く」が
とても重要だ。

目で見た映像と、耳で聞いた音が
合わさって言葉の意味を知るからだ。

例えば日本語をまったく知らない英語圏の外国人に『ひらがな』の読みだけを徹底的に教えたとする。その外国人がひらがなを見れば読めるようになったという段階で『くるま』という文字を見せる。
読むことはできても意味がわからない。
『くるま=Car』と説明して
初めて理解できる。

同じように日本語をまったく知らない英語圏の外国人に自動車の映像を見せて
「ku ru ma」という発音を聴かせる。
『Car= ku ru ma』と憶えてから
ひらがなの読みを教える。
「く+る+ま=くるま=Car」というように読むと同時に理解する。

読みの学習においては
意味を理解して読むことが前提になる

"I like apples"という文章を
「アイ エル アイ ケー イー …」
とアルファベットを順に読んでも意味がわからない。

語彙(ボキャブラリ)がないと
「読み」の能力は伸びない。

∴「見る&聞く」が重要となる。

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