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存在の不思議、無常の力

キャリアコンサルタント、田中道博のブログです。
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「在りたい自分」と「なりたい自分」

2016年03月20日 | キャリア
日々起こる出来事。成功!と思えることや楽しい!嬉しい!と思えることもあるが、それ以上にネガティブなことも起こる。

しかし、いかなるネガティブな経験をし、いかに落ち込んだとしても、人には必ず「在りたい自分」の姿がある。

一生ネガティブな経験に支配されて生きていきたいと思う人はいない。「在りたい自分」に向かい、結局は経験を「受け入れる」ことになる。

その力を見出すことが「キャリアカウンセリング」の真骨頂。人には自然的に自己実現へと向かう力が備わっていて、それを信じることが大前提である。

一方、稀に耳にする言葉に「なりたい自分」というものがある。確かに子どもの頃は「なりたい自分」というのがあった。

仮面ライダーになりたい。先生になりたい。野球選手になりたいなど。しかし一定の社会経験を経て、今更ドクターやパイロットになるというのは現実的ではない。

「在りたい」と「なりたい」には大きな違いがある。大人である私たちは「なりたい」ではなく「在りたい」自分を目指し自らを見つめる必要がある。

優しい人でありたい、勇気ある存在でありたい…こういったことを考えることが真の自己理解につながるのだろう。

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